私達の仕事である家づくりにおいて、手抜き施工で暴利を貪る業者も存在します。
そのような業者は、短期間のうちに地域社会から手痛い仕返しを受けでしょう。
「人徳」を積むという言葉があり、この「徳」を持った人のことのようです。
「徳」を持った優れた人格の工務店経営者が建築して引き渡した家は、寒くて住めないとか、あちこちに腐朽菌が発生するような家づくりなど行わないはずです。
性能の伴わない家を供給していたのであれば、その人徳や人格までも失してしまいます。
「徳」とは卓越性、有能性などを持つ人で、気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康である事などが伴います。
当然ながら「徳」を備えた人は、人から信頼や尊敬を得られるのでしょう。
「人徳」の他に「仁義」という言葉があります。
仁義とは、他人に欠かせない礼儀、義理、道徳上の守るべき道筋などのことです。
任侠道にも通じますが「一宿一飯義理人情」と、一晩泊めて貰い、いただいた一杯の飯の有難さをいつまでも忘れる事もなく、その恩に報いるために一心を尽くす事を云います。
特に私達経営者は、関わるヒトや自然に対する気遣い、心配り、優しさ、謙虚さなどで「徳」を積んでこそ大勢の人々の信頼を得られなければ務まりません。
一銭のお金を掛けなくとも人徳があれば、自分や他人の幸せに繋がるものです。
会社経営の「経」は、金のことですが、カネで営むのが会社経営です。
つまりは聖人君主で会社経営は出来ないと思われます。
「#ファースの家」も含め、良い家をつくることは、徳を積むことにも繋がるのでしょう。
写真は聖人君主と同意の「雲中白鶴」を象徴した画像です。
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