北海道開拓の原点でもある北海道函館市には様々な歴史的な見どころがあります。
特に函館山の麓には、ハリストス正教会や外人墓地、立待岬などがあります。
函館空港近くの東部地区、湯の川温泉とは、まったく線質の異なる谷地頭温泉がある。
その谷地頭温泉から宝来町に繋がる坂道をロマンス坂と云います。
世界的にも珍しい坂で940mの長い坂道が左や左に曲がりながら続きます。
ここには路面電車が通っており、ロマンス坂の下り坂は電車の運転手さんも緊張するそうです。
このロマンス坂から函館山ロープウェイ乗り場を超え西側にハリストス正教会、公会堂などがあり、その坂道を函館湾方面に下って行くと大正時代の建造物が多く現存しています。
15年間の短い大正時代でしたが函館には、多くの大正ロマン溢れる建物が建ったようです。
明治時代は木造バラックが多かったようですが大正時代の建物は、軒先や外部意匠に大正ロマンを感じさせる細工を施しております。
外壁は羽目板(下から木板を重ねて張る)で薄いグレーのペンキで仕上げ、窓や出入り口、軒天などを少し濃いグレーでコントラストつけています。(写真)
いわゆる「ハイカラ」な建築物が多くあります。
ハイカラとは英語のhigh collarから来たようですが、西洋風の様式を云うようです。
明治後期から昭和初期まで使われた単語で、洒落た服装、建物などを「ハイカラ」と云ったとことから時代はまさに大正時代とフィットいたします。
設計企画やデザイン構成のヒントを得るには、この函館山の麓に広がる大正時代の街並みを見れば閃くものが出てきそうです。
この大正ロマンを見てから帰社し、さっそく断熱高機能ガラスの実験に入りました。
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