豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

若いうちはカラダで覚える…函館市~北斗市

2019-08-08 16:19:26 | ファース本部

自分は、師匠に仕事は背中を見て覚えろと言われ続けてきました。
それは大工、左官などの職人仕事だけでなく、ファース本部で行っている温熱計算にも生かされております。
簡単な手法を教えると後は眼で見てカラダでやってみて覚えます。
それも若いからこそを出来る事なのでしょう。
「#ファースの家」は現場で出来た住宅システムです。
ファース本部で行う温熱計算は、若いスタッフが瞬時に終えてしまいます。

最初は、中卒の自分が計算できるように解き解すように計算方法を編み出して行きました。
断熱材の断熱力は簡単で、断熱材の厚さを熱伝導率で割り、出た数値の逆数がU値です。
この計算で家の断熱材の断熱性能は99%を弾き出す事ができます。

ところが残りの1%の断熱材の表面空気(空気熱伝達抵抗値)を計算するに相当の計算力がなければできません。当然ながら私には出来ませんし、むしろ無視する手法を選びます。
通常計算で算出したUA値より、0.001%プラスに作用するだけでしかありません。
つまりは費用対効果に会わない計算なのです。

今日、会議室に顔をだしたら若手スタッフだけが集まって意見交換や研究開発、推進業務の合理化をテーマに話し込んでいました。
扇専務が「#SDGs」の理念に沿って若手だけの会議を行うようにと命じられたそうです。

右手前が空調機材担当の冨田武美、温熱計算の田中海優、三次元熱計算の藤木幸太、左手前が東京事務所に配属されている、一番後輩でもっとも年配者の加治光輔です。
研究開発室の室長は村上一人ですが、その室長を教えるのにも見て遣って学ばせました。
今はその村上室長の指導法で難しい熱計算の殆どをこなすようになっております。

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コメント
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