豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

真冬の温湿度計…北斗市・本社

2025-02-12 17:07:18 | Weblog
真冬の温湿度計…北斗市・本社
2月12日まさしく今は、北海道の真冬の頂点とされる時季なのでしょう。
今日からは、最高気温が氷点下になる日は殆どなくなると思われます。
真冬の北海道の湿度(相対湿度)は、90%を超える場合もありました。

90%と云えば驚きますが、湿気を抱える気温が低くなり、その割合は大きくなるからです。
春が近くなるとしだいに湿度も高くなりますが、湿気を抱える割合が小さくなります。
ファース本部の研究開発では、この温度と湿度の関連性に関する試験を行っています。

家屋内の気温を上げるには、断熱性能を高める事で成り立ちます。
しかしながら温める事で家屋内の気温を上げると湿度は、カラカラの乾燥状態となります。
気温を上げつつも湿度も下げない家づくりは、とても困難な技術が伴います。

機械的に加湿器を用いる方法があります。
水道水で加湿すると、カルキが飛散して家屋内に白い粉となって舞う場合があります。
水道水以外の水の確保は、コーラやジュースなどの飲料水と同額の高価になります。

私達が開発したファース工法は、一般的な日常生活(炊事洗濯など)で発生した水分を床下に敷設したシリカゲル(ファースシリカと云う吸放出するように特別に処方した専用部材)に約200リッターから300リッターを溜め込み、一年を通じて湿度を一定化させます。

今日は、そのファースシリカを活用した換気扇で、外部から導入する湿気を一定化させる装置の実証試験の分析作業を行いました。
建築基準法では、家屋内容積(気積)の0.5回以上の換気を行うよう定められています。

0.5回以上との規約には、上限がないため換気量を無限に行っても構わないことになります。
高温多湿の時や、真冬の乾燥した寒い空気は、エアコンでコントロール不能となるのです。
これらの問題を解決するため、ファース本部は「ファースシリカ」を開発しました。

実際に製造しているのは、シリカゲルメーカーの富士シリシア化学の研究チームの方々と情報交換を行いながら創り上げました。今でも常に経時変化をチェック(画像)しています。

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