今月の20日から夏の土用の入りです。
土用の丑の日はとても有名ですが、茶道のお稽古では「土用もち」がお茶菓子として用意されていました。
(恥ずかしいですが、私は初めて土用もちの存在を知りました。 )
茶道のお稽古はもちろんお手前を覚えることも大切ですが、私は日常(特に厨房に立った時)の立ち振る舞いを良くするためや歳時を通じてより日本の文化を知りたくて、またおもてなしとはどのようなものなのかを学んでいます。そのことを理解してお稽古を見てくださる先生にとても感謝しております。
土用もちー昔、宮中の公家の間ではカガ芋の葉を煮出しその汁で餅米の粉を練り丸くまるめ味噌 汁に入れ土用入りの日に食すると暑気あたりしないとされていました。江戸時代の中期より土用の 入りには餅を小豆あんに包んで食し夏季の悪病災難を退け除くとされています。
見た目には普通のあんころ餅(餡衣餅)ですが、歳時に少し通じていれば、それだけでとても季節感のある お菓子になります。 見た目だけでなくて、このような歳時に通じたもてなしや振る舞いを出来るようになりたいです。ほんと、まだまだ勉強が必要です。。。 (香港に行って、より自国の文化を知る事の大切さも感じました。)
お稽古の後に、イベントの打ち合わせに。打ち合わせといってもほぼ飲み会に・・。同世代の、同じ志を持つ人が集まると、ついつい盛り上がってしまいます。いやはや、少し飲みすぎました。飲んだ場所が以前に一緒に働いた事がある後輩のお店で、5年ぶりの再会だったことも手伝っているかも。元気のあるお店なので「とりあえず生ビール」の時には、どうぞ。
8月19日に兵庫県市島でorganic platform風雲さん主催の今年2回目となる「有機の里ツアー」を開催されます。今回の目玉は「奥丹波Blue Berry 農園」でのブルーベリー摘み体験。そのほかにも、「縁側カフェ」でゆったりしたり、畑仕事を手伝ったり、農家の方の話を聞いたり、採れたて有機野菜を使った料理を食べてもらったりします。 そして、今回は私が料理担当スタッフとして参加させてもらいます。
風雲代表のの谷口さんには今年の大有研の農塾の講師として参加してもらいますし、市島の生産者さんにはいろいろとお世話になっております。私は料理を通じて、恩返ししたいと思ってます。こうやって恩返し出来るって、ほんと料理人冥利につきますね。
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