高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

8月2日のつれづれ。

2014-08-02 | インポート
8月2日のつれづれ。
8月最初の営業はとても賑やかな営業となりました。 本当に有難うございます。

今日からはまったり、席にもまだまだ余裕が御座いますので、ぜひお気軽に桜花にお立ち寄りくださいませ。

今日は朝から骨董屋さんの展示会に。 日本料理と器はとても密接な関係にあります。

日本料理は一皿に中にあまり多くの要素を取り入れません。 また季節を外れる食材などや飾りのためだけのものも好まないように思います。 なにがシテでなにがワキ、どれがツレなのか、明確に。 でも、これでは調理です。料理とはそこに作り手の思いがこもったもの。それを器やかいしきが風景となって補ってくれます。
画像のぐい呑みは大樋焼 大樋年郎氏 文化勲章の方の作品です。少し大ぶりの形に、飴釉のつやが何とも素敵だと思います。 器を良くしたからと言ってお酒の値段が上がるわけでも、料理の量が減るわけではありません。ただ、より良い料理、空間、おもてなし、器で、楽しい時間を過ごして頂きたいという意思表明、志の形です。
他にも少し器を買い足しましたので、しっかり頑張らないと女将さんにも大目玉です。。。

今月も皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております!!

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