「野菜のソムリエ」で知られている、ベジタブル&フルーツマイスター協会の理事長懇談会に参加。
協会の福井理事長が、有資格者を対象にした講演会です。福井理事長の目標の一つに次世代に農業を継承していくことと、食を楽しめる環境を大切にすることがあります。日本ほど、都市と農とのつながりが希薄なところは無くて、欧米では大都市でもファーマーズマーケットやマルシェというような消費者が生産者の交流を持てたり、また食材についていろいろと知識を得たりする機会があります。生産者と消費者が希薄さが、間違った情報や断片的な知識が広まってしまう下地になるのだと思います。その危惧から、今の協会を立ち上げたですから、決して流行だけにない何かを生み出すことが出来るかもしれません。
一年前に私も基本のジュニアの資格を取りました。その後いろいろなご縁があり、関西支部でのイベントで浪速伝統野菜を使った松花堂弁当を作ったり、料理講師を初めて経験させて頂いたりしました。その時の経験が、ささゆりの里の料理監修を行うきっかけになったり、オーガニック料理の講師などを務めるときにとても役立っています。
私自身が料理人として出来ることーただ美味しい料理を作るだけでなく、生産者と消費者の架け橋になること。私の子供達の時代に少しでも豊かな食文化を残すために、小さくても何か出来ることがあると私は信じてます。
六月の大有研の世話人会の議題は、機関紙の「土の声」や8月から行われる予定の「農塾」の内容などの確認。
「土の声」については、次回から私が有機クッキングという企画を担当して、一品その時の野菜を使った料理を紹介する事になりました。
農塾については、私が担当となっています。全部で4回の企画ですので、しっかりと組み立てていかないといけません。 前年の「農の本質を知る」から、今年は「農にふれあう」と いうテーマに、現状の有機農業の流れや就農のこと、 地域との繋がりを学んだ後に、実際に畑でのワークショップで 締めくくる予定です。
少しでも多くの方が参加して、関心を持ってもらうために頑張りたいし、自分自身も楽しみ・学びたいと思っています。また、詳しい内容が決まりましたら、このブログでも公開しますので、是非参加してみてくださいね。
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