高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

7月28日のつれづれ。

2014-07-28 | インポート
7月28日のつれづれ。
気づけば7月も最終週。。大阪の祭り月もラストスパート。 暑い日が続きますが、どうぞ桜花で涼んで下さいませー。 今週もまだまだ皆様のお越しをお待ちしておりまーす。

先日のお休みは昼は子供文楽を鑑賞し、夜は天満のほうばさんの 10周年のパーティーに参加させて頂きました。

まずは子供文楽について。夏休みの子供向けの特別企画ということで早変わりあり、 煙幕あり、宙吊りありと賑やかな内容となっておりました。

3人使いの人形であそこまでスムーズに出来るのは、ほんと素晴らしいですね。 あと少し鑑賞自体にもなれてきて、徐々に人形の小さな動きが目に入ってくるようになってきのか、 所作が歌舞伎につながるところも多いなーと感じることも。

話の内容は西遊記など身近で分かりやすく、演出も賑やか、太夫さんの語りにも 今の流行が取り入れられて子供たちも大笑い。 大阪の小学校の特別授業にも取り入れたら、もっと良いのにな、、と思いました。

それとは反面、何か物足りないと感じることも。 たぶん、それはたぶんしっぽりとした人の情感を感じる山場が無かったからかな。

奥深い芸はいろいろな表情を見せてくれます。 入門的な分かり易さも大切ですが、はやり深い情感も大切だということでしょうか。

観劇後、思ったこと。 今の桜花はアラカルトのメニューもご用意しておりますので、もちろん月に何度か通って頂いても 楽しんでもらえると思います。 ただ、おまかせに関しては、、月ごとのおまかせをより深くすることで、 極端に言えば数度の食事よりより感慨深いものにしたいという思いで取り組んでいるのだと。。 理想を言えばもう一度食べたいと思って頂けるようになれば。。。

画像は次男の夏休みの宿題。文楽新聞だそうです。。

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