こんぶ土居さんとは、昨年のまんでい会でも親子料理教室からお付き合いさせて頂いています。
実際に使わせて頂いてから、その品質の良さに惚れています。また、若主人の純一さんの昆布に対する熱心な取り組みを見ていますと、こういう方とのお付き合いを通して自分ももっと理解を深めたいと思えるのです。今回は、恥ずかしながら今までけずりかつおしか使った事がなかったので、自分でかつおの節を削ることを憶えたいと思い、土居さんを訪問させて頂きました。
土居さんで扱っているかつお節は枕崎産で、しかもカビも噴きつけるのではなくてしっかりと自然のかびによってかび付けされたものだそうです。お話をお伺いしているとかつお節造りも酒造りも似たところがありまして、かびをつけると言うことは酒の麹米と同じ作用で、乾きのかつおの身のなかに入った菌が、水分を吸い上げて乾燥を助けたり、旨味を引き出す作用を目的としたようです。また、素材の良し悪しもさることながら作り手の技術が大きく反映されるところも同じですね。 削り節の練習の成果は秘密です。まあ、先生が優秀なので、それなりの成果があったということにしておきましょう。
練習後、しばし土居さんと談笑。土居さんご自身も毎年昆布の生産者さんを訪問して、いろいろと意見交換したりしているそうです。それをまた大阪の消費者にフィードバックしてこだわりの食を伝えているのですね。それは、先代のお父様の影響もあって、利益優先主義なら継いで無かったかもしれないとおっしゃってました。そんな、先代は生産現地の北海道の小学生と昆布を通じての交流も行ったそうです。そういえば、土居さんに食育の際にかつお節を削るところを見てもらったらどうですか、アドバイスしてくださった。早速、今度機会があれば試してみよう!!土居さん、今日はいろいろとありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。
土居さん訪問後、このブログを読んで下さっているという釜たけうどんさんへ。
この日はあいにくの小雨模様。この日はバイクの移動だったので、体が冷えてしまう。折角の讃岐うどんなので、生醤油うどんを食したいが、ここは妥協して温かいちく玉天ぶっかくうどん680円に。(トッピングに半熟玉子とちくわの天婦羅を乗せたもの。)実は、半熟玉子もちくわの天婦羅も私の好物、しかもこのお手ごろな値段もとても嬉しい。釜たけさんのうどんは通常のうどんよりもかなり太めでもちもち。本場の讃岐うどんがどのようなものか知らないのでなんとも言えませんが、喉越し重視の方には向かないかもしれませんが、もちもちした食感・風味が好きな方にはとても嬉しい・美味しいうどんではないでしょうか。そう、こういう個性のある料理にはとても好感が持てますね。(ちなみに、やはり冷たい生醤油うどんも食べたくなって追加。お腹一杯でとても幸せ。)
食事終了後、ご主人の木田さんと少しお話させて頂きました。いろいろと出汁のお話をさせて頂いたり、このブログの話をしたり。一番びっくりしたのは、このブログでも書いた今は亡き恩師と木田さんに面識があったことです。確かに恩師の方はこの業界での交流は広かったですが、木田さんがこのブログを読んで下さっていて、私が今日木田さんと出会えた事にも何かの縁を感じました。
私は脱サラ組みで料理の技術はありません、と木田さんはおっしゃいますが、一芸に秀でることはとても大切なことです。食べて頂いたお客様に喜んでもらうことが私達の一番の喜びであり、大切な事だと私は思っています。料理の腕は有る無しは、二の次。なので、その方の作った料理が心打つものであれば、フレンチだろうと寿司だろうと焼き鳥だろうと蕎麦だろうと私はその作り手を素直に心から尊敬します。また、いつまでも貪欲に新しいもの発見を追求する方を見ると、私もそうありたいと強く感じます。 木田様、お体を大切にされて、これからも美味しいうどんを食べさせてください。今後とも宜しくお願い致します。
mixiの足跡をたどってきました。
偶然ですが、最近野菜ソムリエ(ジュニア)の資格試験に合格したところです。
私もブログをやっています。
カテゴリーはアンチエイジングですが、
健康でなければ、キチンとした食生活でなければ、
アンチエイジングは成功しないと思っています。
関東在住なので、コチラで紹介されてるお店やお料理教室にいけないのが残念です!
素敵なブログですね。また遊びにきます。
書き込み有難うございます。
ブログ、拝読させて頂きました。
女性の方は、特に共感・参考になる
内容となっていますね。
つたない文章ではございますが、
読んで頂ければ私も励みになります。
また、是非遊びに来てください。