読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ウエンカムイの牙

2011年11月18日 20時39分01秒 | ■読む
熊谷達也著、集英社文庫刊 熊谷さんの作品で最初に読んだのは「邂逅の森」だったと記憶しています。他に「漂泊の牙」「相剋の森」も読みました。本編は、著者の世に出た最初の作品のようです。後書きは阿刀田高さんが書いていますが、阿刀田さんは、本書が受賞した第10回小説すばる新人賞の選考委員を務めたそうです。阿刀田さんによれば、小説の書き出しは非常に重要で、本作はその点で秀でており、その後の展開も(幾分疑問な . . . 本文を読む
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