読書三昧

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「史記」の世界

2013年12月24日 18時33分28秒 | ■読む
山口直樹写真・編、益満義裕文、河出書房新社刊 司馬遷が「史記」を著したということは知っており、例えば、中島敦の『李陵』などで、司馬遷の辿った運命を知っています。しかし、歴史的な意味や内容を余り知らないので本書を手に取りました。 「史記」の位置付けとその概要が本書によって分かります。そして、歴史家としての見識が随所に現れていることも説明しています。また、取り上げている内容は、司馬遷の価値観故の選択で . . . 本文を読む
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