読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

銀翼のイカロス

2015年08月15日 19時51分21秒 | ■読む
池井戸潤著、ダイヤモンド社刊 シリーズ四作目です。戦う相手が巨大になり、筋書きがやや大まかな感じがします。ディテールが少し省かれて、いわば水戸黄門的になっているように感じます。池井戸さんの作品の登場人物は、類型的で在りながら、しっかり描かれており、仕事人として真っ当な在り方を探求しているため、憧れと共感を持って読めます。 政治的な動きなど、現実を下敷きにしており、しかもありがちな状況を作り上げてい . . . 本文を読む
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