人生の特等席/劇場映画

楽しみにしていた映画を見てきました。主演のクリント・イーストウッドが良かった。脚本は、アメリカらしい筋書きで感動する類いの物語ではなく、じんわりと心に染み込む感じです。甘いと言えば甘いのですが、過去の傷が癒えることなくしっくりいかない父娘の葛藤が真に迫っていて、その弱点をカバーしています。
悪人と善人の区別がはっきりしているのはアメリカ的ですが、出演者がそれぞれの役割を的確に果たしています。特に主人公の友人役のピート・クラインの渋くてしっかりした演技が良かった。音楽も良かったです。
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評価は４です。