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岡本薫著、ちくま新書刊
本書末尾の「おわりに」で著者が、自分を価値的相対主義者であり、世の中のボケに対するツッコミの役を担っているとの自己分析を披露しています。なるほどなぁ、と感じました。私は、本書の示している視点をぼんやりと感じながら生きて来たので著者の主張のほとんどに納得しました。論理的かつニュートラルです。どうしてこれ程冷静な判断が出来るのかと感動しまいましたが、著者の経歴を見ると理系でありながら、理系と文系の中間分野である科学政策分野を経て文化庁、文科省の課長職を経験見しています。素地が理系なので論理的であるのでしょうが、対象から距離を置いて超然としているとも感じます。いずれにしても、これ程の見識に出会えたことはラッキーでした。多くの人に一読をお勧めしたい著作です。(好き嫌いがあるかもしれません)
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URL => http://www.genron-npo.net/society/archives/897.html
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評価は5です。
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本書末尾の「おわりに」で著者が、自分を価値的相対主義者であり、世の中のボケに対するツッコミの役を担っているとの自己分析を披露しています。なるほどなぁ、と感じました。私は、本書の示している視点をぼんやりと感じながら生きて来たので著者の主張のほとんどに納得しました。論理的かつニュートラルです。どうしてこれ程冷静な判断が出来るのかと感動しまいましたが、著者の経歴を見ると理系でありながら、理系と文系の中間分野である科学政策分野を経て文化庁、文科省の課長職を経験見しています。素地が理系なので論理的であるのでしょうが、対象から距離を置いて超然としているとも感じます。いずれにしても、これ程の見識に出会えたことはラッキーでした。多くの人に一読をお勧めしたい著作です。(好き嫌いがあるかもしれません)
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