週刊文春編集部著、角川新書
山本夏彦さんのエッセイで「週刊誌は読まない。新聞や電車の中吊りの見出しを読めば良い。買ってもらうために知恵を絞って内容を表現しているのだから。」という趣旨の発言を読んで、なるほどと感心しました。だから昔にもまして週刊誌はほとんど読みません。
何度か経験したマスコミ取材の実態と報道で、マスコミを疑って掛かる習性が身に付いているためか、特定の報道の趣旨以外の見方にも目配りが欠かせないと思います。テレビでは類似の内容を面白おかしく報道しており、少し見て概略を知る程度にしています。
それにしても、昨今の週刊文春に端を発する騒動の多さに驚きます。いわゆるスクープを連発している状態で、正にノッテル状態なのでしょう。本書は、ネタを探し、ふるいに掛けて選び抜き、事実を追い求めて勝負をしている現場の方々の考え方が明瞭に浮かび上がっています。気になった週刊文春の立ち位置について、本書の中で何度か言及があります。また、ある記者が、記事にした以上、自分自身が同じことは絶対出来ないと感じている、という趣旨の発言には救いを感じました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/週刊文春
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
山本夏彦さんのエッセイで「週刊誌は読まない。新聞や電車の中吊りの見出しを読めば良い。買ってもらうために知恵を絞って内容を表現しているのだから。」という趣旨の発言を読んで、なるほどと感心しました。だから昔にもまして週刊誌はほとんど読みません。
何度か経験したマスコミ取材の実態と報道で、マスコミを疑って掛かる習性が身に付いているためか、特定の報道の趣旨以外の見方にも目配りが欠かせないと思います。テレビでは類似の内容を面白おかしく報道しており、少し見て概略を知る程度にしています。
それにしても、昨今の週刊文春に端を発する騒動の多さに驚きます。いわゆるスクープを連発している状態で、正にノッテル状態なのでしょう。本書は、ネタを探し、ふるいに掛けて選び抜き、事実を追い求めて勝負をしている現場の方々の考え方が明瞭に浮かび上がっています。気になった週刊文春の立ち位置について、本書の中で何度か言及があります。また、ある記者が、記事にした以上、自分自身が同じことは絶対出来ないと感じている、という趣旨の発言には救いを感じました。
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