五木寛之作、加賀美幸子朗読
五木寛之さんの「親鸞」の朗読を聞きました。描かれているのは、少年期から越後に配流されるまでの時期で、多分、原作の「青春篇」と思います。
下記リンクの一つ目で親鸞の足跡を見ると、本作は、重要な歴史的な事柄を土台として、大いに肉付けした作品のようです。
客観的な事実の羅列と異なり、小説は見てきたようにリアルな「物語」を通じて人となりを立体的に描いており、大きな山場が何度も出てきて、手に汗を握る展開でした。
加賀美さんの見事で加色のない朗読が作品の魅力を真っ直ぐに伝えていて、その点にも感動しました。
原作は「激動篇」「完結編」と続いているようなので、原作も読みたいと思います。
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○親鸞 ○五木寛之 ○五木寛之「親鸞」CDボックス ○加賀美幸子
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評価は5です。
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