中沢孝夫著、朝日新書刊。
下記のURLによれば、著者は高校卒業後郵便局勤務を経て組合本部勤務の後、45歳にして立教大学の法学部に入学。4年後に卒業し、やがて大学教授に就任したとのことです。著書には、人に対する深い関心が感じられました。おそらく著者の経歴がそうした視点を育んだのではないかと思います。当然といえば当然ですが、人の世は人によって成り立っていることを思えば、すべての分野で人に着目した考察が有効でしょう。
-----------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/中沢孝夫
-----------------------------------------------
さて、本書では、著者が取材した日本の中小企業の経営実態を平明に紹介しています。企業活動の向上のための仕組みにも立ち入った取材ですが、結局、仕組みを担い動かすのは人である。したがって、多忙で余裕のない中小企業がもっとも力を入れるべきは人材育成にあるのだということを繰り返し説明しています。また、業績が好調なときほど、新分野への進出や新製品の開発が重要である。なぜなら、好調なときは他社も好調なことが多く、同じ製品を作っていたのでは価格競争に巻き込まれてしまうから。とのことで「なーる」と納得でした。
評価は4です。
下記のURLによれば、著者は高校卒業後郵便局勤務を経て組合本部勤務の後、45歳にして立教大学の法学部に入学。4年後に卒業し、やがて大学教授に就任したとのことです。著書には、人に対する深い関心が感じられました。おそらく著者の経歴がそうした視点を育んだのではないかと思います。当然といえば当然ですが、人の世は人によって成り立っていることを思えば、すべての分野で人に着目した考察が有効でしょう。
-----------------------------------------------
URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/中沢孝夫
-----------------------------------------------
さて、本書では、著者が取材した日本の中小企業の経営実態を平明に紹介しています。企業活動の向上のための仕組みにも立ち入った取材ですが、結局、仕組みを担い動かすのは人である。したがって、多忙で余裕のない中小企業がもっとも力を入れるべきは人材育成にあるのだということを繰り返し説明しています。また、業績が好調なときほど、新分野への進出や新製品の開発が重要である。なぜなら、好調なときは他社も好調なことが多く、同じ製品を作っていたのでは価格競争に巻き込まれてしまうから。とのことで「なーる」と納得でした。
評価は4です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます