読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

デジタル一眼交換レンズをはじめて使う本

2015年10月18日 12時09分39秒 | ■読む
石田徳幸、サカシタヤマト、須田琢磨、野村奈緒子、前田徳彦著、翔泳社刊
気が付けば、どっぷりとレンズ沼にはまってしまいました。新しいレンズで素晴らしい写真が撮れるのではないか、という錯覚が膨らんで止まらなくなってしまい、ほとんど妄想状態になってしまうのです。そして悪いことには、機材が良ければ、腕が上がったと勘違いするような写りがあることも否めません。なるべく重複しないように考えながら購入していますが、ズームレンズは「17-40mm」、「24-70mm」、「24-105mm」、「28-300mm」、「70-300mm」、単焦点は「35mm」、「50mm」、「50mm Macro」、「100mm Macro」。これらのレンズの内、「17-40mm」、「70-300mm」と「100mm Macro」は使用目的が明確ですが、その他のレンズは、迷います。勢い、1つのレンズを使い込むことなく、まんべんなく使っていますが、そもそもの考え方を知りたくて本書を手に取りました。
5人のプロの方々が実例を示して、ご自分の撮影スタイルと考え方を説明しています。分かり易く大変参考になりました。そして、結局、自分の好みの対象や撮影スタイルでトライ&エラーの積み重ねで、身体が覚えるまで使うことが大切だと言うことに気付きました。それは、私には野村奈緒子さんの作例が実にしっくり来て納得できるからです。びっくりするほどでした。クラブなどで正統派の撮影手法や感性を磨く方法が一番確実な王道なのでしょうが、私の流儀ではないので、同じような感性のプロに触れることができて良かったと思います。(技術や感性のレベルが全く違うことはいうまでもありませんが)
これからレンズ沼に入る方や、レンズ沼に入ってしまい身動きの取れなくなった方にもお勧めの一冊です。
評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ

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