2017年製作のアメリカ映画です。舞台はアメリカの片田舎。小さな町町の外れに一人で過ごす老人は、目覚めるとタバコを喫しながらラジオをつけ、軽い体操をして牛乳を飲み身支度をしてから食堂に行き、クロスワードパスルをしながら、ゆっくりとコーヒーを飲む。帰宅後はお馴染みのテレビ番組を見ながらクロスワードパズルに取り掛かる。夕暮れになると、馴染みの酒場でブラッディ・マリーをゆっくりと飲む。毎日、全く同じパターンで生活している。
ところが或日、自宅で突然倒れてしまい、医者に行くと何処も悪くなく、加齢によるものだとの診断。これでな固で現実主義のこの男に変化が生じる。いつものように生活して、ふと足下を見ると、その先の地面が消え失せていた。そんな感じではないか。
主演を名優ハリー・ディーン・スタントンが演じている。(一作目の「エイリアン」で、最初に襲われるクルーを演じていたそうな)彼の遺作となったそうだが、制作年になくなっており、年齢も映画と同じ。演技力があるのだから、説得力もあろうというもの。仏頂面の主人公が、心を定めるきっかけを掴んだ場面と、その後の表情こそが本作の魅力と思います。人生の末期をどう生きるのか。穏やかで静かな映画ながら、奥深い真理の一端が窺えた気がします。
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URL => https://eiga.com/movie/87784/
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハリー・ディーン・スタントン
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評価は5です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
=> カメラまかせ 成り行きまかせ
=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2
ところが或日、自宅で突然倒れてしまい、医者に行くと何処も悪くなく、加齢によるものだとの診断。これでな固で現実主義のこの男に変化が生じる。いつものように生活して、ふと足下を見ると、その先の地面が消え失せていた。そんな感じではないか。
主演を名優ハリー・ディーン・スタントンが演じている。(一作目の「エイリアン」で、最初に襲われるクルーを演じていたそうな)彼の遺作となったそうだが、制作年になくなっており、年齢も映画と同じ。演技力があるのだから、説得力もあろうというもの。仏頂面の主人公が、心を定めるきっかけを掴んだ場面と、その後の表情こそが本作の魅力と思います。人生の末期をどう生きるのか。穏やかで静かな映画ながら、奥深い真理の一端が窺えた気がします。
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