東京映像社制作
金沢の野村喜久美さんの驚異の手仕事の紹介です。私はつりを全く知らないので、毛針のことも知りませんでしたが、知人に何人か釣りを趣味とする人がおり、釣り竿を自分で作ったりしており、かなりの技量であったようです。また、ルアーフィッシングも見たことがありましたが、好きでないと出来ないなぁ、という感想でした。
今、開高健さんの「オーパ、オーパ!!」を読んでいますが、趣味の釣りには思い入れの要素が非常に強いように思います。だから、自然、道具にも深い思い入れが生じるのだと思います。
さて、本作では、加賀毛針を作る姿が延々と出てきますが、その仕事の実に精緻な様は驚異です。絹糸を何回も何回も巻き続けており、いったい何をしているのか不思議でしたが、それは、虫を模した形を作るため、つまり、胴に当たる部分の膨らみを作っているのでした。何しろ小さいことを実感させるのは、余りに小さいためか、カメラの焦点がよく合っていないということです。そして、色を染めた鳥の羽のごく一部を虫の羽や触覚に似せて作る過程が実に丹念です。様々な種類があり、野村さんは3,000種はあると言っていました。こうした工夫と知恵の作品を、最盛期には一日100位作っていたというのですから驚きです。誠に手仕事無限大、といった感じです。
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URL => http://www.meboso.co.jp/contz/pages/kebari.shtml
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評価は4です。
金沢の野村喜久美さんの驚異の手仕事の紹介です。私はつりを全く知らないので、毛針のことも知りませんでしたが、知人に何人か釣りを趣味とする人がおり、釣り竿を自分で作ったりしており、かなりの技量であったようです。また、ルアーフィッシングも見たことがありましたが、好きでないと出来ないなぁ、という感想でした。
今、開高健さんの「オーパ、オーパ!!」を読んでいますが、趣味の釣りには思い入れの要素が非常に強いように思います。だから、自然、道具にも深い思い入れが生じるのだと思います。
さて、本作では、加賀毛針を作る姿が延々と出てきますが、その仕事の実に精緻な様は驚異です。絹糸を何回も何回も巻き続けており、いったい何をしているのか不思議でしたが、それは、虫を模した形を作るため、つまり、胴に当たる部分の膨らみを作っているのでした。何しろ小さいことを実感させるのは、余りに小さいためか、カメラの焦点がよく合っていないということです。そして、色を染めた鳥の羽のごく一部を虫の羽や触覚に似せて作る過程が実に丹念です。様々な種類があり、野村さんは3,000種はあると言っていました。こうした工夫と知恵の作品を、最盛期には一日100位作っていたというのですから驚きです。誠に手仕事無限大、といった感じです。
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