マネーボール/劇場映画

大リーグのマリナーズのゼネラルマネージャー（ＧＭ）として働く主人公のビリー・ビーンは球団運営の資金の少なさから、有力選手の慰留やスカウトに苦労しています。アメリカ野球界の選手が非常に高額の年俸を得ていることは、野球音痴の私でも知っていることで、力のあるスタープレーヤーを戦力として保持出来る球団であれば、少しは楽な運営が出来るでしょうが。現実にはだかる様々な壁が主人公を苦しめます。
そんなある日、主人公の考え方を一変させる若者に出会います。イエール大学で経済学を専攻した若者で、野球の常識を覆す、統計による分析で選手を評価し、新しい戦い方をも提案します。チームの復活の為、主人公は、この方法に自分の存在の全てを掛けて挑みますが、現実は厳しく、チームは連敗を続けます。しかし・・・。
主人公役をブラッド・ピットが好演し、頭が良く冴えない容姿の青年役のジョナ・ヒルなど、登場人物のそれぞれが誠に素晴らしい演技をしており、脚本も素晴らしい。良い映画でした。
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ＵＲＬ => http://ja.wikipedia.org/wiki/ビリー・ビーン
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評価は５です。