先日来の「灰を篩う」のシリーズもいよいよ佳境に入ってまいりまして、ここで大団円かと思いきや、最後の強盗返(がんどうがえしって読んでよ)が待っておりました。
ほんと、このブログの作者は読者サービス精神が旺盛なんだから。
ほとんど最終工程にあった灰1の中に10センチほどの百足が住み着いて、居心地よさげに眠っておりました。
ギャーっと叫んで、百足を必死に掴んで、トイレに流し、灰1はまた、水に晒す羽目に。
歌舞伎では、どんでんどんでんって太鼓がなるだけで舞台の進行は止まらないけど、こればかりは萎えてしまいましたね。
という次第で、灰1は、今、やっと乾かしの段階に入ってきました。
下の写真、、、なに、よくできた粕床だって?
違いまんがな、これが灰1の今のお姿ですねん。
乾かしていた灰2を使えば進行できたのですけど、しばらくお休み。
でも、この数日、岬は雨。雨、雨、雨、ということで「灰でもやるべか、他にすることもないし」になってきました。
灰2(トップの写真)を取り出してきました。
美味しそうでしょう、、、って、違うってば。
軽く摺って、最後の篩いにかけてあげましょう。
どうです、これがびしっと形を作られているのが目に見えるようでしょう?
ってか? 理想と現実は違うのは判っておりますよ。
ところで、灰1は乾いてきたら、お休みするしか予定がないのですよね。
ということで、灰3が待っております。
こちらも篩いにかけて、晒さなきゃ。
それに灰4、これも何とかできないかな、、、
まだ探せばでてくるかな~
青磁の火鉢の灰もあったし、、、
ボクちゃんの多情多恨の付けが回ってきているらしい。。。
いつになったらU20をお招きして、お茶が点てられるのだろう。
それよりもいつになったら、ボクちゃん、入門、小習いを卒業できるのだろう。
昨日もMixiで、組み合わせのことを聞いていたけど、だ~れも教えてくれないの。
こちらでもお聞きしておきますね。
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棚前に建水、茶碗、茶入を組み合わせるとき、茶碗の中に出し袱紗を入れたっけ?
入れなかったよね。
なんですけど~
それにコメントを下さった方の中で、裏では、、、って話があって、はたと考えましたけど、ボクちゃん表をやってるんだっけ????
未だにそれは疑問ですねん。
Mixiでの返事とはちょっと変えましたけど、
>
それにしても、あの、、、表、、、って?
たしかに子供のときに見ていたのや、師匠は表ですけど、何をやっているのかわかりませんですよ。
祖母は表でしたけど、母は裏から鎮信流に替わって、まごまごしていたし。
まごまごしていた母の所作がたぶんに原点にある、ということは結構裏っぽかったりして。
平戸のお殿様は、「お茶は心よ。細部に拘泥しないで」って言われて「細かいことは嫁さんに聞いてよ」になるけど、奥様は表でしたよね~
でも、松江のお茶を見て、まったく違和感を感じなかったのはなぜでしょうね?
「まずい流」(ジョークですよ)をどこかで仕込まれているのかもしれないけど、思い出せない。
でも、最悪は、師匠ですよ。
ブログでも書いていましたけど、去年、入門編で袱紗捌きをやりましょうねって、裏の捌きをたっぷり、おまけに逆勝手ではって、遠州さんのをやりだして、「どうしてたっけ? 判ります? お家元に聞いてもらえます」なんて平気で弟子に聞いてました。
こんなことをお家元に聞けるかって言うの。
お月謝返せ!
私のやっているのが100%表だって自信がないです。
たぶん、かなりごちゃ混ぜになっていると思いますよ。
私が表ですって公言したら、即、破門になっちゃう。
師匠だって、恥ずかしいから、私の弟子だとは誰にも言わないでって言っているし。。。
正座ができなくなったのが一番の理由ですけど、実はこのへんのごちゃごちゃもあって、人のお茶に行かなくなったんです。
入門、小習いのレベルでこのごちゃごちゃでは、先行き思いやられますね、面白いですね。
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なんですと。
それにしても、今粕漬けに挑戦しようと、酒粕を買ってきておいてあるんですけど、これがいい粕床になったら、、、似すぎている、間違えますよね~
粕漬け食べてみたら、灰漬けだったりして、、、