夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

確かに  枇杷

2013年06月18日 08時57分38秒 |  岬な日々


先日のマンゴーの日記の時にオランダに住む知人から、私の故郷のことを知っておられて、こちらでは枇杷を食していますなんてメールが来ておりましたけど、枇杷、私の故郷の特産です。
と思っておりましたら、房総も、房総ビワってブランドを持つくらいに産地なのでした。
お土産屋さんにならぶ綺麗なビワはもちろんですけど、どこの家の庭や、それこそその辺の林にも、枇杷の木があって、今、たわわに実らせています。
もちろん、こちらは何の手もかけてない野育ちのままなので、小振りだし、美人さんでもありませんけど、私にはちょうど合っているのかな。
なんて、、、それだって、手に入らない。(号泣)

今日のお目覚の第二弾 こちらは花 ヒルガオ

2013年06月18日 08時31分49秒 |  気になる詩、言葉


美夜自呂の砂丘に立てるかほが花
   な咲き出でそね こめて偲はむ 
         万葉集 14-3575
         作者未詳

美夜自呂=みやじろ
砂丘=すかへ
かほが花⇒ かほばな(容花、貌花、顔花)のことで、昼顔 もともとは可保我波奈

みやじろの砂丘に咲いている昼顔 
咲き誇らないでおくれ、ひっそりと偲びたいから

久しぶりの万葉集ですね。
昼顔の詩は万葉集にはいくつかあります。
大伴家持の詩は以前紹介したことがあるのじゃないかな。

美夜自呂は阿武隈川の中域の宮代だと言う説がありますが、それだとここの砂丘は川洲のことですね。
この詩の昼顔は浜昼顔でしょうか。


写真の昼顔はどちらでしょう。昼顔、浜昼顔、小昼顔?
岬は林の中とは言え、ちょっと行けば海岸で浜昼顔が群生していますからね。
華やかな色形のはずだけど、一輪咲いていると何となく寂しさを感じる花ですね。

今日のお目覚 花じゃないけど  カラスビシャク

2013年06月18日 08時16分24秒 |  あなたの鼓動、華


ウラシマソウやマムシグサが気持ち悪いって書いてますけど、
これはまた、、、まさかウラシマソウやマムシグサとは違いますよね。


カラスビシャクだって教えていただきました。