夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

絶えて桜のなかりせば

2018年03月28日 12時03分31秒 |  あなたの鼓動、華


11月ごろからぽつりぽつりと咲き続けてきた河津桜はすっかり葉桜になって、
山桜も花を落として、
今は、庭の染井吉野が満開。
ほんのちょっと遅れて枝垂桜もそろそろ散り時を迎えています。

以前ならこの家を買うきっかけになったお風呂場の窓一面に咲いていた八重桜がこれから開花を迎えるころなのですが、
これをはじめとして3本あった玄関までの樹齢4~50年の八重桜は全て枯れてしまいました。
間にある、染井吉野は2本ともまだ花をつけているのですけど。

あの素晴らし桜の景色をもう一度とばかりに代わりにお風呂場に植えた薩摩なんたらとかいう濃いめのピンクの桜がこれから咲き始めます。
あと何年か経つと、最初にこのうちに一目惚れをしたような、風呂場の窓一面に桜の花ってシーンがまた訪れるかもしれません。
それを私が見れるかどうかは別な問題ですけど。

ほんと気持ちが落ち着かない。
やはり桜はこの世にないほうがいい?
なんか、失恋した後で二度と恋なんかしないって思い決めているのと似ておりますな~