夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

醤酢に蒜搗き合てて鯛願ふ  そして大原のトンカツ屋さん

2018年05月13日 09時52分45秒 |  気になる詩、言葉


醤酢に蒜搗き合てて鯛願ふ
  われにな見せそ 
    水葱の羹
      長意吉麻呂
      万葉集 16-3829

醤酢(ひしはす) 蒜(ひる) 水葱(なぎ)

野蒜を酢醤油で合えて、これに鯛があったら最高なんだけどなんて思っている私に 出されてくるのは水葱みたいなつまんないもの


大昔には野蒜ってけっこう美味しいものとして見られていたみたいですね。
もちろん、大昔にもグルメはいたんですよ。

ところで、昨日は懸案になっていたいすみ豚をだす大原のトンカツ屋さんに行ってまいりました。
家の近くのヤギのいるレストランのママが美味しいと言っていたお店。
ところが、同じ名前の別なお店が近くにあってそちらに行ってがっかりしたんです。
後で、別なお店だって分かりましたけど、自分の作るものにはあれだけしっかりした味を持っている人がなんでこんな料理を美味しいというのかって、それが分かるまでほんとに疑問だったんです。
そのお店のことがつい最近にも、料理が美味しいって思っているカフェのママから勧められました。
一度行ってみなきゃって思っていたんです。
ググっていると、ここは孤高のグルメにでてきたお店だと分かって、余計に興味をひいていたんですね。
ただ、お昼しかやっていないので、家からそんなに遠くないのに、なかなか行くチャンスがなかったんです。
味? たぶんメニューの選択を間違ったのかな、、、
辛口のコメントになりそうなのでやめておきます。