何気なく、プラタモリを見ておりましたら、信楽焼の説明をする学芸員さんが出て来ました。
あれっ、、、 Oさんではないですか。
懐かしいな~、 ほんと懐かしい、、、ってことで昔々を思い出しておりました。
フランスを中心にアールヌーボーの風が吹いていたころ、オランダでそれに影響された陶器を作るグループがありました。
アールヌーボーは 日本の美術に影響を受けた部分があり、またオランダの陶器には日本の陶器の影響が非常に強くあるもの。
日本にはほとんど紹介されていないこの動きを、ぜひぜひ紹介せんといかんばいってことで、毎日新聞を巻き込んで展覧会を企画いたしました。
その時に手助けをしていただいたのが、今日のプラタモリで出てきたOさんでした。
気になって当時のカタログを取り出してみましたら、展覧会の最初は1999年なんですね。
ということは、その準備にかかっていたのは1997~8年。
そのころに、監修をお願いした学芸の方とOさん、幹事社の方、写真家の方々とご一緒にオランダを訪ねたりしていたのですけど、、、
もう20数年も前のことなんですね~
最初にOさんにお会いした時に、ふと気がついて、だいぶ前に京都の出版社の方が見えて同じ苗字の方の黄檗宗の本を紹介されたんですけどって言いましたら、その学者さんがOさんのお父さんなんだそうで、、、へぇ~って、
出版社の方は、その学者さんをぜひ紹介したいし、萬福寺の普茶料理も差し上げたいし、、、なんていわれて、その気になっていたんですけど、宇治は遠いですよね~ 私にとってはオランダの方がはるかに近いので、、、、結局、実現しませんでした。
でも、長崎人の私にとっては普茶料理は、田舎に帰った時に市内のお寺に行けば食べられるし、東京でも、、、あまり美味しくはなかったけど、、、あるんですよね。
でも、今日、テレビで見ているとまだ陶芸の森美術館にお勤めなんだ。
ということは、当時はものすごく若かったんですね~
だって、今だってお若い感じだったし、、、