夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

最低気温

2021年03月22日 09時21分52秒 |  あなたの鼓動、華

この時期になりますと、庭の染井吉野が咲くのが待ち遠しくなります。

ベランダまで枝を伸ばして花をつけてくれるので、見事な景色になるのもその理由の一つ。

そして、花の蜜を求めてやってくる小鳥たちを見られるのも嬉しい。

  この辺のヒヨドリは、まだ都会のように悪癖に染まっていないので、花をがくからついばんで蜜を吸うってことを知らないので、桜にはあまりやって来ないのもよいですね~

でも一番の理由はこの花が咲き、終わるころになると最低気温が10度を切らなくなること、そうすれば家の中に取り込んでいる花を外に出せるから。

我が家の一番多い花がデンドロビュームなんですけど、そのほとんどはもう花が終わりかけ。でも一部の種類は今がピークか、もうすぐ咲くって状態なんで、外に出すのはちょっと変ですけど、出窓を塞いでいる何十もの植木鉢が視界から消えてくれるのはなんかつかえがとれるような感じで、春になって心が外をむき始めた象徴として、、、みたいな感じになるんですよ。

本などを見るとデンドロを外に出すのは最低気温が15度を切らなくなってからって書いてありますけど、我が家では10度を切らなくなろと外に出しちゃいます。なに、我が家のほとんどのデンドロは何十年も前に買った一鉢から増やしたものだから、もう何世代もこのスパルタ教育に慣れてしまっているので全く問題なしなんです。

まあ、ベランダが狭くなりますけど、ただでさえ狭い家の中、それも十分に日の当たる場所は寝室だけなので寝室を占領しているこの子たちを外に出せるだけでも、嬉しいかな~ この子たちもけっこう喜んでいるようだし。