昨日は母の七回忌でした。
何かしてあげたいと思いましたが結局何もできませんでした。
母の好きだったものを手向けにしようと思いましたが何も思いつかず、ただ思いが宙でうろうろとしておりました。
母って、自分のできることは精一杯子供たちの望むことにやろうと、自分の好き嫌いはあまり表に出さない人でした。
芯の強い人でした。
私も我の強い人間、あちこちでぶつかることもありましたけど、私も母の気持ちが自分たちのためって思いだけだというのは子供心にも分かっていたと思います。一つ一つのことには反発することがあっても、自分の子供のために、必死で守り育てているっていう思いには、疑いをもったことがありません、というか母だからって思いでそれを当然としていたっていうのが近いのでしょうか。
心に母のことを思い出しそれだけが手向けになりました。