夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

いすみ市岬町の風景 070603

2007年06月04日 12時31分10秒 |  岬な日々
ところで、多摩川では周りのビルの写真密かに望んでいるブルーシートの夢の終の棲家木陰の仕事場などをアップして、すこしは状況の説明をしています。
でも岬の風景はほとんどアップしていないことに気が付きました。
せいぜい五月三日くらいにだした風景写真くらいだろうと思います。
(ところでこの時の撮影地点でアマサギをはじめてみて、この数十メートル下でゴイサギを見つけました)

それで岬の風景を載せておきます。
岬は本来は外房の海の町。家からも3,4キロも行けばもう太平洋なのです。

     (この向こうの木の2キロほど先がもう海です)

九十九里の海岸が始めて丘に出会うところ、この崖が灯台のある太東岬、今年初め打ち上げられたいるかを保護していたのもこの太東漁港ですね。
海岸の内側には入り江が複雑に入り込み、また夷隅川が海に流れ込む場所でもあります。
でも今のところ私の行動半径は房総半島の内陸から延びた丘陵の尽きるところ。ここに家があり、ここを拠点に動いています。
ですから、私の写真をご覧になるとむしろ山間の田舎町という感じを受けられるかもしれませんが、本来は岬町は、その名の通り海に面した町なのです。

本来は砂地で水の少ないところ、だから外房にはたくさんの用水用の池やクリークがみられます。
大き目のリサーバーから、


小さな貯水池まで


二日前にはこの下のクリークで念願のカワセミを再度みることができましたし、その先の渡しの木の上を林のほうから狸の夫婦がどたどたどたって私の足元めがけて走ってきて、そのまま走り去りました。
左手の林も誰の所有なのかわかりません。まるで原始林のような様相です。


手付かずに近い自然がたくさん残っています。




2日まで山田というところで蛍祭りがありました。2日が最終日でしたが、言ってみたら、道端を埋め尽くすような車の列、諦めて家に帰る途中、ちょっとしたクリークのそばを通りましたら、源氏蛍をたくさん見ることができました。
だるま庵のご主人にその話をしたら、だるま庵の下にも蛍がたくさん出るそうです。
田んぼが合鴨農法などで、有機栽培をやるようになってきて、蛍も復活してきているようです。


もちろん他の日記に載せているように鳥や虫などもたくさんいますしね。
自然も少しづつ生き返ってきているようです。







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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
原風景 (さち)
2007-06-04 20:31:59
この風景こそが日本にふさわしいような気がします。

たんぼ、野原、池、みんな大好きで、懐かしい様な気持ちにさせられますね。
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原風景 (赤い風車)
2007-06-04 20:37:18
そうですね。
山か海か、どちらかに近いところって探していましたけど、最終的に海傍が気候も温暖でいいだろうということになり、でも海からちょっと離れた森の中の家を手当てしました。

山際の、川の流れる平野に面した家というのが私の求める風景でしたけど、かなり満足のいく場所でした。

懐かしい、気持の落ち着く場所です。
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Unknown (ふかほり)
2007-06-15 18:52:32
実家が岬なのですが、確かに見たことありました。
今は、稲が伸びて、綺麗な緑色をしていますね。
懐かしい 気持ちの落ち着く場所ですね。
子供の頃を思い出します。
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懐かしい風景 (赤い風車)
2007-06-15 19:01:29
私も田舎育ち、岬に帰るとほっとします。
海も山もあり、田んぼが広がり、鳥や動物、花が当たり前に存在している。
やはり、こんなところが人間が住むところだと思えます。
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