今年は2月2日が12月15日にあたりますね。
東林気微白
寒鳥忽高翔
吾亦自茲去
北山帰草堂
杪冬正三五
日月遥相望
粛粛過潁上
朧朧辨夕陽
川冰生積雪
野火出枯桑
独往路難盡
窮陰人易傷
傷此無衣客
如何蒙雪霜
早発交崖山還太室作
崔曙
東林 気 微かに白く
寒鳥 忽(たちまち)高翔す
吾も亦 自茲(ここ)より去り
北山 草堂に帰らん
杪冬 正に三五
日月 遥かに相い望む
粛粛として潁上をよぎれば
朧朧として夕陽を弁ず
川冰(せんぴょう)は積雪より生じ
野火は枯桑より出ず
独往 路 盡(つ)き難く
窮陰 人 傷み易し
傷むらくは此の無衣の客
如何(いかんぞ)雪霜を蒙らん
東の林が白んできた
冬の鳥が空高く飛び立つ
わしもこっから出て
北山の草堂に帰ろう
時は、12月15日
太陽と月が相対する満月たい
馬を急がせて潁河に来れば
夕陽が沈むのが見られるじゃろ
雪が降って河の氷となって
枯れた桑はそこここの鬼火になっとる
一人旅はなかなかはかどらん
陰鬱な気は人の気持を暗くする
冬着も持たんわしは
雪や霜をどう防げばよかろうか
東林気微白
寒鳥忽高翔
吾亦自茲去
北山帰草堂
杪冬正三五
日月遥相望
粛粛過潁上
朧朧辨夕陽
川冰生積雪
野火出枯桑
独往路難盡
窮陰人易傷
傷此無衣客
如何蒙雪霜
早発交崖山還太室作
崔曙
東林 気 微かに白く
寒鳥 忽(たちまち)高翔す
吾も亦 自茲(ここ)より去り
北山 草堂に帰らん
杪冬 正に三五
日月 遥かに相い望む
粛粛として潁上をよぎれば
朧朧として夕陽を弁ず
川冰(せんぴょう)は積雪より生じ
野火は枯桑より出ず
独往 路 盡(つ)き難く
窮陰 人 傷み易し
傷むらくは此の無衣の客
如何(いかんぞ)雪霜を蒙らん
東の林が白んできた
冬の鳥が空高く飛び立つ
わしもこっから出て
北山の草堂に帰ろう
時は、12月15日
太陽と月が相対する満月たい
馬を急がせて潁河に来れば
夕陽が沈むのが見られるじゃろ
雪が降って河の氷となって
枯れた桑はそこここの鬼火になっとる
一人旅はなかなかはかどらん
陰鬱な気は人の気持を暗くする
冬着も持たんわしは
雪や霜をどう防げばよかろうか
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