夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

月見る月 今月の満月そして中秋の名月  ちょっと追加

2007年08月13日 18時41分47秒 | 日記
今月はまだ八月十五夜の月ではありませんけど、人に頼まれて月の写真を(もっとも注文は月にいる兎を撮って欲しいというものでしたけど)撮ろうと思っています。

今月の満月は8月28日。
いすみ市の崖の上から、月が昇り海に月光が反射しているのを撮りたいのですけど、この日は月の出が18時9分。方位が103度。
本当は方位は130度から150度くらいは欲しいのですけど。

望遠を使いますのであまり月が上に昇ったときには海が入らない。でも下にあるときにはまだ空が明るいでしょうね~

ちなみに今年の中秋の名月は9月27日(旧暦の8月15日は十三夜になります) 27日だと月の出は17時34分、方位87度。時間も方位も私が望むものとはちょっと違う。
なかなか上手くいきませんね。

ところで知人の月見る月のグループは月見をいつにセットされるのだろう。旧暦の8月15日の9月25日かそれとも満月の9月27日なのでしょうかね。

ちなみに次の十三夜は10月25日になるみたいです。くれぐれも片見にならないように。

写真は去年の9月(旧暦)十三夜のもの。


いかにぞや残りおほかるここちして
  雲にかくるる秋の夜の月
         (西行) 







今月の満月には皆既月食。でも天気予報ではどうも雲が多そう。

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2 コメント

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Unknown (はなあかり)
2007-08-18 11:42:14
 静岡市丸子(まりこ)に月の名所として有名な、お寺があります。名前は月を吐く峰の意味で、吐月峰犀屋寺(とげっぽうさいおくじ)と言いますが、確か連歌師、宗長の開かれたお寺だったと記憶しております。
 中秋の名月の夜は、お庭の小さな月見石に座って峰から吐き出されるように現れる月を待つのですが、私もその瞬間を他の方々とご一緒させていただいたことがありました。
 句会も催され、月にちなんだ俳句を短冊に書いてご披露しあう方々のお姿も見えました。
 市内からはやや離れた山間の小さなお寺ですが、家康公お手植えの槇もお庭に有り、方丈ほどの風流な茶室もありで、名刹です。
 赤い風車さまの月のお写真を拝見して、十数年前の風雅な一夜を思い出しました。
 
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吐月峰 (赤い風車)
2007-08-18 12:38:50
日本には数知れぬ月見の名所があります。
秋から冬の空が澄んでくるころには、それぞれの場所で、満月だけでなく、十三夜や、その他折々の月が人々の目と心を釘付けにするのだろうとおもいます。
春の花、夏の海辺や山はむしろ世界のどこにいても同じような風景があるのに、秋から冬にかけての紅葉や月には、似たようなものがある中国とも違う、何か日本独特の情感を感じます。


ところではなあかりさんのワデスドン マナーハウスのコメントを読ませて頂いていて、日本に帰国されているようなレスがありましたけど、もしそうなら記録的に暑い時期に帰られているのだと心配になりました。
天気が急激に変化していますのでお体を大切に。

それとこの記事を読ませて頂いて、私が立ち寄ったマナーハウスではないと確信しました。
建物はよく似ているし、場所もバイブリーからオックスフォードに向かってのどこかでしたので近くはあるのですが、もっとこじんまりした建物で、そのかわり、公道から建物までくるまで3,4分は優にかかりました。それ以上の広さの庭が建物の後ろに控えておりましたが、ここのような手の入った庭園ではなくもっと自然そのままだったような気がします。
でも、こじんまりしている分スタッフの優しい手当てがとても身近に感じられるいいホテルでした。

今の外房の家でも、自然の真っ只中で、満喫できるのですけど、炊事、洗濯、掃除、草刈から
生け垣の剪定まで全部こちらにかかってきます。
あそこなら、全部人の手に任せておけるのに、、、って、毎日の雑用に追われながら、懐かしく思い出しています。
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