夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

吾亦紅さし出て花のつもりかな  小林一茶

2009年09月01日 14時40分10秒 |  気になる詩、言葉


吾亦紅
 さし出て花の
   つもりかな
     小林一茶

花色をなんと表現するんだろうというときに、暗赤、赤茶、赤、、、、考えてしまいますよね。
高浜虚子は
吾も亦 紅なりと ひそやかに
って、私も赤なのよって言っていると述べてますけど、、、

この花を見ていると、トップの一茶の句が実に言いえて妙って感じがしません?
花じゃないでしょうって思っていると、私も花よって、、、

でも、「私も花よ」でいいのかな? 「これも花よ」のほうが正しいのでしょうか?

そうですよね、あの穂みたいなの、近づいてよくよく見ると小さな花の集まりなのですから。あれ、花って言ってもいいのかな? つまり、その、花弁ではなくて萼片の集まりなんです。

本当に、花なのか、色も何なのか、分からない花ですけど、でもこの花を見ているとふっと、高原の初秋の風を感じるのは私だけでしょうか?
なんて、いいながら、海辺のいすみの田んぼの畦にも生えていますよ。
なんだか疑問符だらけの日記ですね~






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2 コメント

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阿蘇にも (ゆり)
2009-09-04 22:32:51
秋の野草写真写しに出かけて
一抱え栽培の吾亦紅買ってきます

車の後ろに置いていると
ドライフラワーになっています

毎年買って帰る花です。

こだわらない私・・・花だと思っていますが
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そうですよね (赤い風車)
2009-09-04 22:44:52
花ですよね、、、きっと。

でも、一抱えの吾亦紅。
車の後ろにおいてドライフラワーにする。
なんと優雅な。
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