吾亦紅
さし出て花の
つもりかな
小林一茶
花色をなんと表現するんだろうというときに、暗赤、赤茶、赤、、、、考えてしまいますよね。
高浜虚子は
吾も亦 紅なりと ひそやかに
って、私も赤なのよって言っていると述べてますけど、、、
この花を見ていると、トップの一茶の句が実に言いえて妙って感じがしません?
花じゃないでしょうって思っていると、私も花よって、、、
でも、「私も花よ」でいいのかな? 「これも花よ」のほうが正しいのでしょうか?
そうですよね、あの穂みたいなの、近づいてよくよく見ると小さな花の集まりなのですから。あれ、花って言ってもいいのかな? つまり、その、花弁ではなくて萼片の集まりなんです。
本当に、花なのか、色も何なのか、分からない花ですけど、でもこの花を見ているとふっと、高原の初秋の風を感じるのは私だけでしょうか?
なんて、いいながら、海辺のいすみの田んぼの畦にも生えていますよ。
なんだか疑問符だらけの日記ですね~
一抱え栽培の吾亦紅買ってきます
車の後ろに置いていると
ドライフラワーになっています
毎年買って帰る花です。
こだわらない私・・・花だと思っていますが
でも、一抱えの吾亦紅。
車の後ろにおいてドライフラワーにする。
なんと優雅な。