「多摩川散歩」でも、「岬の風物」でも取上げる花や植物は野生のものと限っています。
あれっ、あれは園芸種だけど、、、
なんて思われる方もあるかもしれませんけど、こちらで取上げているのは園芸種であってもこぼれ種で田んぼの畦や野原に広がったもの。
決して、きちんと人の手で管理されたものではなく、あくまで自生したもの。
病気や虫食い、環境の悪さなどで完璧なものは殆どありませんが、それでもファインダーを通じて、その生きるエネルギーを貰っています。
こちらにアップするのは昨日のプチドライブの途中に撮った花々。
こちらは庭やアプローチに咲いていましたので他のものとは扱いを別にしました。
でも園芸農家が丹精したものではなく、この辺の農家の人が種や球根を買ってきて、その辺に植えた程度のもの。あまり手がかかっていないのは事実のようです。
この時期、日本のあちこちからチューリップ祭りへの参加を要請されていました。参加、協力を条件にこちらの希望する企画を入れてもらうことで、協力させてもらっていましたけど、あまりに同じ時期に重なってしまうので、全部に協力しようとすると持っているものが足りないのです。チューリップの代わりに百合で企画してくれないかって話をしたり、忙しいけど嬉しい時期でもありました。
これはムスカリ。
ヨーロッパのチューリップ農家や公園では、ムスカリや水仙をよく使います。
もともとは連作を嫌うチューリップの裏作だったみたいですけど、赤白黄色のチューリップのバックによく合うので、連作ができるようになっても出番が回ってきます。
こちらでも、間に入れて見ましょう。
いかがですか?
ところでアイリスの系統って、本当にわかりません。
菖蒲、杜若、アヤメ、アイリス、なんじゃらほんじゃら、、、
園芸植物の図鑑で毎回チェックするのですけど、次に見たときにはもうその区別を忘れている。別に歳をとったせいのボケということではなく、若いときからこうだったんです。生まれつき頭が悪いので、こんなときに苦労します。はい。
今、岬ではどこへ行っても、雪柳と連翹が競演しています。
どちらもそれほど好きな花ではなかったのですけど。陽射しを一杯に受けて、あの純白と黄色を輝かせているのを見ると、悪くないって思い始めています。
それにしても姥桜、じゃなかった、、、、、ごめんなさい、わざとじゃないんです。
芝桜もまた家の庭の縁取りで見事ですよ。 (まだ、おこっている)
これはちょっとだけ、、、失敗したから、大げさには出て来られない。
人生をびくびくしながら、こわごわと生きてきた人ですからね~
大パノラマ、ハイどうぞ。って胸を張って出せる心境じゃない。
しょぼくて、ごめんなさいね。
桜に隠れていますけど、これもまた今目を奪う花ではありますね。
お隣りの国では、ある日目が覚めたら、連翹とれんげツツジが一斉に咲いている。
それが春の始まりって友人が言っていました。
見てみたいものですね。
昔職場でイベントがあるとよくお客さんに配っていました。とても喜んでいただいたものです。最近はシブチンになっちゃいましたね。
家は最初からお金がなかったので、よそさんにやってもらうしかなかったから、それが当たり前で渋ちんなんて思いもしなかった。
企画料をふんだくってオランダの美術館や、作家に返してあげるってのも、ごく普通にやっていましたからね。
貧乏なところはしぶとく生き抜くんです。
風車さんはやっぱり清廉(清貧?)な人だったんですね。そうじゃなければ今頃ふんだくったお金の一部で、D-3どころかお家が一軒買えちゃってたかも。
それどころか、イベントの開催なんか土日が多く、東京以外でも殆ど自費で出ていましたね。
最後のほうになって上司が自分の時間、お金を使うことはないって言ってくれましたけど。
だって、展覧会なんか下手をすると何千万の貸し出し料だったりするんです。10%とっても今ごろは御殿がたっていますね。