庭に伸びてきているカクレミノ。
普段は、伐採して回っているけど、秋も深まった一日、黄葉した葉が柔らかい秋の日を受けて輝いているのはとても、心に沁みるような眺め。
寂しさと、冷たさと、温かさの混ぜ合わされたような色に気持ちが染まります。
庭では、カクレミノのほかに、ヤツデや、マンリョウなどが切っても切ってもまた生えてくる迷惑植物の一つになっています。
でも、ヤツデも今、花をつけているけど、とても奇麗。
昔の日本の家ではヤツデはよくトイレの後ろに眼隠しとして植えてありましたよね。
半日蔭でも育つ強い植物だということや、下が空間ができやすく、空気の流れを妨げないという理由もあったのでしょう。
それにもう一つ、ヤツデは漢方の去痰剤としてつかわれるのですけど、そのほかにヤツデなんらたという成分を持っていて、下手に使うと下痢などの症状を引き起こすのだそうです。この成分を利用するために、昔はヤツデを植えて、蛆を殺すのに使われたこともあるのだそうです。
マンリョウも鉢に戻して、花屋に売りに行けば、お小遣い稼ぎになるかな。鉢に戻したものを東京のベランダに持って行っているけど、高さが1メートル弱にまで育って、今、色をつけ始めています。それはみごと。
都会では、お金を出しても買いたいものが、ここでは有り余っています。
でもこのあたりでは売れません
眺めて楽しみなさいということなのでしょうね
引っこ抜くことはあっても、買ってきて植えようとは思わないでしょうね。
東京ではそうやってわざわざ植えた万両の実を鳥に食べられるというのが問題になっております。
岬では冬でも何かしら食べ物がありますから、万両にはあまり食欲がわかないようです。
所変われば、U20もいやになるほどいるところもあるのでしょうね、、、、、、