「目からウロコ」の例えがピッタリの愛読メルマガがある。
(国際派時事コラム「商社マンに技あり!」 http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/)
以下その最新号の引用。
≪世に言う「北朝鮮」のことをこの配信で「朝鮮国」と呼び続け
ているのは、長年の読者がご存知のとおり。
「南朝鮮」という概念が流布しているわけでもないのに、何の
「北朝鮮」か。
「朝鮮国」と「韓国」という2国が「朝鮮半島」に並存し、国連
に並列加盟しているという現状。
この2国分立状態を「異常事態」と見なすイデオロギーが、
「北朝鮮」という言い方にはぷんぷん臭うのですな。
朝鮮民主主義人民共和国と大韓民国を簡称するなら、北だ南だ
ということなく、「朝鮮国」「韓国」が素直でしょうよ。≫
なるほど! 朝鮮国にわざわざ北を付ける理由はどこにも無い。
その瞬間ウロコが一枚剥げ落ちた!
そういえばメディアがその「北朝鮮」と言う呼称さえ堂々と言えるようになったのはつい最近のこと。
少なくとも小泉首相の「朝鮮国」訪問までは、メディアは「北朝鮮 朝鮮民主主義共和国」と長ったらしい呼称を平気で垂れ流していた。
あえて略称を使う朝鮮国親派は「共和国」と言っていった。
ここでウロコをもう一枚。
何が共和国だ、何が民主主義だ。
金王朝じゃないか。
任期終了直前で小泉改革の功罪が連日テレビのネタになっている。
が、これまでタブーとされていた朝鮮国の神秘の扉をこじ開けて腕を突っ込んでかき回したこと。 これはどう見ても「功」だろう。
その結果少なくとも金正日に拉致の存在を認めさせたこと、
複数の家族が帰国できたこと。
その結果国内の朝鮮国関連団体に対する「不当な優遇策」にメスが入れられ始めたこと。
これだけを取り上げても小泉改革は歴史に残る。
今朝の産経も朝鮮国のタブーに挑戦した船橋市の英断を報じている。
先に「朝鮮総連」の固定資産税減免廃止を決定した横浜市役所や東京都庁などに今月18日、脅迫文が送りつけられておるとのこと。
それ以後で減免廃止を打ち出す自治体は初めてというから、・・・・。
東京都や横浜市もえらいが、強迫にも負けない船橋市はエライ!
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朝鮮総連施設の税免除を撤廃 船橋市方針 2006年8月27日 03:46
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)関連施設の固定資産税などの支払いを減免する措置を千葉県船橋市が廃止し、平成18年度分から徴税する方針を固めたことが26日、分かった。減免措置の廃止をめぐっては、廃止を表明した横浜市役所や東京都庁などに今月18日、脅迫文が送りつけられおり、それ以後で減免廃止を打ち出す自治体は初めて。
船橋市は総連千葉県西部支部(約160平方メートル)について、16年度から固定資産税と都市計画税を免除していた。免除額は年間数十万円とみられる。
総務省の調査に対し、これまで船橋市は「減免継続」と回答していたが、熊本朝鮮会館への熊本市の減免措置の取り消しを命じた今年2月の福岡高裁判決などを踏まえ、減免の前提となる公共性が総連施設に認められないとして、方針を転換することになった。
7月には、北朝鮮のミサイル発射を受けて横浜市が減免措置の取り消しを表明。一方で札幌市や長野県松本市が減免措置を続けるなど対応は分かれている。
<産経新聞>