よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします
米憲兵隊員がタクシー強盗・・・か!?
「取り締まる憲兵が・・・」タクシー強盗関与
米兵と名がつけばどんな事件でも大騒ぎの沖縄タイムスにとってこんなオイシイ事件はなかったはずだ。
だが昨日と今日の琉球新報朝刊を見る限り、又しても沖縄タイムスの「東スポ風」記事だった模様。
「東スポ風」記事については↓
爆笑!沖縄タイムスの「東スポ風記事」 |
もっとも今朝の沖縄タイムスは午前7時現在未確認なので、「米憲兵隊員逮捕、タクシー強盗容疑で」なんて 大見出しがタイムス一面を飾っていたら当エントリーこそ爆笑ものの「東スポ風」記事になってしまうのだが・・・。
「取り締まる憲兵が・・・」/タクシー強盗関与 地元首長、強い憤り 【沖縄タイムス】
【中部】またも米軍関係者か―。沖縄市で起きた米軍関係者によるタクシーを狙った強盗致傷事件は、嘉手納基地所属の憲兵隊員も犯行に関与していたことが浮上。犯罪を取り締まる憲兵隊員の関与は、米軍の「綱紀粛正」の中身のなさを露呈した。米軍関係者による事件が繰り返される本島中部の住民やタクシー業界関係者からは「米軍事件が日常になってしまった」と怒りと不安が渦巻いた。
沖縄市の東門美津子市長は事件に憲兵隊員が関与している可能性があることに「冗談じゃないでしょう」とあきれた様子。「取り締まる側が犯罪にかかわっていたなら、許せないし話にならない。米軍は一連の抗議行動をどう受け止めているのか」と強い憤りを示した。嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)会長の野国昌春北谷町長は「憲兵隊は規律を守り、指導すべき立場にある。関与の疑いがあること自体が米軍の規律の緩みの激しさを表し、大問題だ」と指摘した。
基地の中まで米軍人を送迎する「ベースタクシー」を運行する沖縄市内のタクシー会社は、防犯のため昨年の夏から、後部座席と運転席の間にプラスチックの板を設けるなど対策をとっている。同社の運行管理者(61)は「沖縄市での事件後、不審者は乗せず、身に危険を感じたらすぐ逃げるよう乗務員に注意を促した。タクシー運転手が何度も被害に遭って遺憾だ」と憤った。
◇
人権とは普遍的なもの。
人種、職業、宗教や男女等の違いでこれを差別したらそれこそ重大な人権問題のはずだ。
ところがチベットでの人権弾圧には声を潜めて、米兵絡みとなると些細な事件でも人権を無視したような報道をする沖縄マスコミ。
沖縄紙はこれまでにも米兵というだけで人権無視の記事を垂れ流してきた。
そもそも上記事件は発生当時は記事にもならない未成年の「窃盗事件」(強盗ではない)というボツネタから始まった。
一ヶ月前のボツネタの経緯を知るため過去エントリー米兵の子へ差別報道★チベット大虐殺証拠写真から以下に抜粋引用する。
◆
【再掲】
沖縄タイムス 2008年3月19日(水) 夕刊 5面
タクシー窃盗事件/容疑者は米兵の子
十六日夜に沖縄市内の路上で米国人少年二人がタクシーから現金箱を盗んだ事件で、逮捕された少年はいずれも米兵の息子であることが十九日分かった。住所不定無職の少年(15)は海兵隊員の息子で、同市八重島の男子高校生(16)は空軍兵の息子だった。無職少年は容疑を認め、高校生は否認しているという。
調べでは、二人は十六日午後十時十五分ごろ、同市桃原の路上で、乗っていたタクシーを停車させ、現金五千四百円入りの現金箱(千円相当)を盗んだ疑い。
沖縄署によると、二人は桃原付近で乗車した後、無職少年は助手席に、高校生は後部座席に座った。行き先をはっきり言わないなど不審な点があったため、乗務員が停車した際、外に出た無職少年が現金箱を取って逃走。後ろに乗っていた高校生も運転手のバッグを取ろうとしたが、運転手が取り返したという。
駆け付けた警察官が近くにいた高校生を見つけ、署に呼んで緊急逮捕。無職少年は基地外にいたとみられ、米軍捜査機関が身柄を確保し、同署に引き渡した。
◇
何より疑問に思うのは事件発生時(16日)には記事にならず、今頃になって報道される不思議。
それも未成年であるのに何故家族の職業を公表するのか。
マスコミは犯人が未成年の場合は親の職業を公表しない。
未成年者の更正のための配慮だと聞く。
しかも当初は些細な事件なのでボツネタにした可能性もある。
それが親が米兵と分かってタイムスの「東スポ魂」が突然頭をもたげ、改めて記事にし直したのか。
タイムスは少年の人種によって親の職業を」公表するのか、それとも親の職業の種類によって公表するのか。
これってタイムスが常日頃声高に叫ぶ「人種差別」「職業差別」ではないのか。
ちなみに琉球新報はこの「ボツネタ」をボツにしている。
この「ボツネタ」を放映したNHKに電凸した読者のTakashiさんの怒りのコメントを以下に引用します。
NHKのニュースを見て驚きました。
この事件の犯人は米兵の息子でした。
http://www.nhk.or.jp/okinawa/lnews/07.html
で、NHKに電凸しました。
犯人の親の職業を公表するのはおかしいのではないか?
最初に電話に出た方は対応出来なかったので、担当者から10分後に連絡が来る事になりました。
ちなみに、最初に電話に出た方は「個人的には」親の職業を発表するのはおかしいと認めました。
担当者の言い分は
最近、米兵の犯罪が多発していて、県民が関心を持っているということで、親の職業は「米軍」と発表したそうです。
警察庁の発表する米兵の犯罪件数は「分からない」が、増えているとの事。
これは個人を特定する事は出来ない「配慮」をしているので、差別・偏見には当たらないそうです。
巨額脱税の「李」容疑者を「あだ名で」放送した事は分からないとの事。
県民の少年犯罪に関しては「親」は悪くないので親の職業は発表しないそうです。
完全に差別です!
>完全に差別です!
全く同感です。
常日頃、差別を声高に叫ぶ勢力こそ最大の差別主義者であることは歴史が証明している。
【再掲終了】
◆
その米兵の犯罪を取りしまる立場の憲兵がタクシー強盗を・・・。
米兵の子息の事件というだけで連日大騒ぎするくらいだ。
米憲兵隊員のタクシー強盗なら一面トップを飾ってもおかしくはないはずだ。
東門沖縄市市長の次のコメントも今度だけは当然と思われた。
>取り締まる側が犯罪にかかわっていたなら、許せないし話にならない。
東門市長でなくとも「冗談じゃないでしょう」と言いたくもなる。
ところが6日、7日と地元紙朝刊かた続報が消える。
一面を飾る大スキャンダルに発展してもおかしくないネタなのに。
連日大騒ぎの沖縄タイムスもウェブ記事を見る限り姿を消してしまっている。
で、この「未成年の窃盗事件」というボツネタを何とか「東スポ風」記事にもっていこうとこれに密着した沖縄タイムスの執念(笑)の記事を見出しで追ってみよう。
米兵の息子2人が自供/タクシー強盗致傷 (タイムス4月4日朝刊)
タクシー窃盗/別の強盗致傷で再逮捕 (タイムス4日夕刊)
憲兵隊員 関与疑い/沖縄市タクシー強盗 (タイムス5日朝刊)
「取り締まる憲兵が・・・」/タクシー強盗関与 地元首長、強い憤り (タイムス5日夕刊)
タイムス記者が必死な気持ちなのはワカル。(笑)
だがここでこの記事はプツンと紙面から消える。
「関与」という便利な言葉を用いても米憲兵隊員がタクシー強盗をしたと「推認」するのは難しいと見たのだろう。
琉球新報は5日付けで次のような記事をけ掲載し、このネタからの撤退宣言?をしていた。
これ以上タイムスに付き合うのは勘弁して欲しいとでも思ったのだろうか。(笑)
<男は現在米軍の監視下にあり、沖縄署が任意での取り調べを続けており、県警幹部は「必ずしも逮捕する必要はない」と話している。書類送検する可能性も示唆した。>関与米兵は憲兵隊 タクシー強盗致傷(2008.4.5)
>県警幹部は「必ずしも逮捕する必要はない」と話している。
ん?
憲兵隊員がタクシー強盗に関与していて「逮捕の必要はない」ってか。
「関与」とは便利な言葉。
件の憲兵隊員が少年と顔見知りというだけでも「関与」ともいえる。
まさか犯人の顔見知りというだけで憲兵隊員を逮捕していたら刑務所は幾つあっても足りないだろう。
そもそも関与があったのだったら、「憲兵隊員の身柄引き渡しを要求する」を叫ぶ「県民大会」を開いてもおかしくはないはず。
こんな時こそ「地位協定」の改定を声高に叫んでも県民は誰も反対しないと思うよ、沖縄タイムスさん。
よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします