狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

胡錦濤の旧悪 琉球新報が暴露?

2008-04-13 12:24:25 | 未分類

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 おやおや、

今朝の新報コラムはあまりにもまとも過ぎて、

とても通常の新報のコラムとは思えない。

胡錦濤の旧悪を暴露するなんてね。

琉球新報 金口木舌 2008年4月13日

 中国の胡耀邦総書記(当時)は1980年にチベットの首都ラサを訪れた際、こう語った。「中国政府はこれまで大変な金をチベットに投下してきたが、どこに行ったのか。川に捨ててしまったのか」
▼胡氏は無責任な漢民族幹部の更迭とチベット人登用を約束した。歴史的な謝罪はしかし、政権内で反発を買い、89年の失脚につながる
一方、現在の胡錦濤総書記はチベット自治区の党書記だった89年、ラサの騒乱で党中央の指示を待たず、自ら装甲車に乗り、鎮圧の先頭に立った。■小平氏は「中国に必要なのはこんな人材だ」と絶賛し、後に最高指導部に抜てきした
▼「世界」5月号で東京新聞の清水美和氏がそう紹介している
。こんな経緯があるからか、チベットをめぐる中国政府の姿勢はあまりにかたくなだ
▼古都の面影を残していたラサは84年以降、一変する。当局は移住者を誘致し、古い家並みを取り壊した。今やチベット人の三倍の漢民族が住んでいる(ジャン―クリストフ・ヴィクトル著「地図で読む世界情勢」)。昨年は生き仏とされる高僧も中国政府の許可制にした
▼文化や伝統、宗教。それら人としての尊厳を奪われた民族の悲しみの深さは容易に想像がつく。穏健路線のダライ・ラマが健在なうちに共存へ向け対話しなければ、中国側のどんな努力も川に捨てるはめになる。

※注:■は「登」にオオザト

                    ◇

現在の胡錦濤総書記はチベット自治区の党書記だった89年、ラサの騒乱で党中央の指示を待たず、自ら装甲車に乗り、鎮圧の先頭に立った。■小平氏は「中国に必要なのはこんな人材だ」と絶賛し、後に最高指導部に抜てきした

誰もが知っている公然の秘密を新報がコラムに書いた。

一体何があったのか。

新報は4月7日に同じテーマでコラムを書いている。

だが、同じ新聞の同じコラムで僅か6日しか経っていないのにこうも論調が異なるのには驚く。

 金口木舌 2008年4月7日
 <▼そのラサで中国政府に対する「暴動」が発生した。半世紀以上にわたる中国とチベットの政治対立で、文化を破壊され抑圧されたチベット人の不満が爆発したとみる専門家もいる(5日付文化面)。「暴動」はチベット周辺に広がり、多くの僧侶が拘束された
▼今回の「暴動」は、北京五輪にも影を落としている。>

今回のチベット騒乱をカッコ付きながら「暴動」と捉え、

「文化を破壊され抑圧されたチベット人の不満が爆発した」ことを事実としては報道せず

「・・・とみる専門家もいる」と、他に責任転嫁して中国への気づかいかいを見せていた。


だが愛読する『世界』も胡錦濤の暴挙を認めているので、それに従ったというわけか。

だがコラムとコラムの間の時期に次のようなことが次々と報じられていた。

聖火リレー、妨害次々 ロンドン騒然

パリでの聖火リレーが打ち切り、激しい抗議活動受け写真付き記事ロイター) - 8日(火)9時24
聖火、米サンフランシスコでは異例の“隔離リレー”

臍下リレーへの抗議運動の渦は、

ロンドン、パリにサンフランシスコ。

これでは「・・・とみる専門家もいる」なんて、

悠長に構えておれなくなったのだろう。

最近の「チベット問題」や「映画『靖国問題」そして「反戦ビラ有罪問題」も、

琉球新報が従来のように硬直したサヨク丸出しの記事を書いている限り、

ネットに通じた読者からバカにされるのがオチ。

更にはテレビを見損なっても次のような動画を見た読者は、

新聞をバカにするだけでなく、新聞そのものを読まなくなる。

【動画】↓

 
 
 
沖縄の新聞も,
 
ネットの無かった時代が懐かしいだろうね。
 
 
【おまけ】
 
新報さん、今どきこんなイタイ社説を書くようじゃ読者は逃げますよ。
 
琉球新報・社説
 
 
【付記】4月13日 18時30分
 
聖火リレーについての中国人の「自作自演」について「キキ130」さんのコメントを引用させてもらいました。
 
自作自演 (キキ130)
2008-04-13 17:29:42
結局は自作自演だった事がバレちゃいました、


※中国人障害者女性ランナーからトーチを奪おうとするチベット人らしき男性。
 
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/img/m85086.jpg

※当該男性が中国旗を持つ大陸の留学生らと仲良く歩いている。
 チベット旗帽子を被る同男性のほか、チベット旗を体にまいている男性もいる。
 右側にいる白人男性にも注目。
 
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/img/m93403.jpg
 
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/img/m37785.jpg

※先ほどの白人男性が、北京当局支援者のチームに入っている。
 
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/img/m76754.jpg

※サンフランシスコで、Free Tibetバナーを持つチベット人らしき男性が、中国旗を持つ中国人
 留学生と取った写真。偽装「任務完成」後の記念写真か。
 
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/img/m14395.jpg

 
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コメント (4)

反戦ビラ配り有罪確定 被告ら「民主主義の危機」

2008-04-13 06:11:30 | 県知事選

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最高裁 戦ビラ配布処罰合憲 活動家の罰金刑確定
琉球新報 2008年4月11日

 自衛隊イラク派遣に反対するビラを配るため自衛隊宿舎に立ち入ったとして、住居侵入罪に問われた市民団体メンバー3被告の上告審判決で最高裁第2小法廷は11日、被告の上告を棄却した。罰金20万-10万円とした2審東京高裁の逆転有罪判決が確定する。

 政治的意見を記したビラの戸別配布について「居住者が平穏に生活する権利」の侵害を理由に処罰することが、憲法の保障する「表現の自由」に違反するかが争われたが、今井功裁判長は「管理権者の意思に反した立ち入りの処罰は違憲ではない」と指摘した。

 最高裁として初の判断とみられ、市民レベルでの政治的活動の在り方に影響を与えそうだ。(略)

                    ◇

上記共同配信の新報記事はともかく次に引用の朝日新聞記事は署名の須藤記者が地団太踏んで口惜しがっている様が見えて笑える。

映画「靖国」の上映自粛も「ビラ配り有罪」も根っこは同じだと叫んでいるが、

どちらも「言論・表現の自由」の弾圧・干渉とは無関係だと最高裁がお墨付きを与えたのですよ、朝日さん。

ビラ配り有罪確定へ 被告ら「民主主義の危機」

朝日新聞 2008年04月11日19時50分

 ビラを配っただけで「有罪」となった市民団体のメンバー3人は、最高裁の結論に憤った。75日間も勾留(こうりゅう)されたうえ、4年にわたった裁判の結末に「民主主義の危機だ」と訴えた。

 判決要旨の法廷での読み上げはわずか2分だった。閉廷後に会見した「立川自衛隊監視テント村」の大洞俊之被告(50)は「こんなことのために聞きに来たのか」と憤った。高田幸美被告(34)は「今まで当たり前だったビラ配りがある日突然、犯罪になる。そのことにゴーサインを出した。司法には失望した」。大西章寛被告(34)は「警察や政府が政治的意見を封じるために判決を利用することを恐れる」と語った。

 3人は今も、ビラの配布を続ける。集合住宅や一軒家で年に4、5回。多いときは1回で約2万枚を配る。「再逮捕されては元も子もない」ので、自衛隊官舎には近づかない。管理人のいるマンションの場合は、許可を受けるようにしているが、これまで断られたことはない。

 「テント村」は昨年、事件の舞台となった官舎に70通のアンケートを郵送した。返信は2通。いずれもビラ配りについて「犯罪だと思わない」。自衛官から、活動を支援したいとカンパもあった。「主義主張には全く賛同できないが、これは言論弾圧だ。放置すれば我々も対象になる」と右翼団体からも激励のメールが届いた。

 「憲法で表現の自由が保障されていても、行使する手段が制限されれば何の意味もない」と大洞被告は言う。右翼団体の抗議などを警戒してホテルが日教組の大会会場の予約をキャンセルしたり、映画「靖国」の上映を自主的に取りやめる動きが広がったり。「ビラ配りと根っこは同じだ」と感じているという。(須藤龍也)

                                                  ◇

 

>ビラを配っただけで「有罪」となった市民団体のメンバー3人は、最高裁の結論に憤った。75日間も勾留(こうりゅう)されたうえ、4年にわたった裁判の結末に「民主主義の危機だ」と訴えた。

朝日よ、嘘をつきなさんな。

ビラを配っただけで「有罪」になったり、拘留されたされたわけじゃないだろう。

もしそれが本当なら「民主主義の危機」どころか、民主主義の無い中国様と同じだろう。

問題を摩り替えちゃいけないよ。

自分の目的達成のために他人の迷惑を顧みないことが問題なんだよ。

判決要旨の法廷での読み上げはわずか2分だった

2審では既に次のような判決が出ている。

「他人が管理する場所に無断で立ち入ってまで政治的意見を発表する権利はない

最高裁は控訴を却下したわけだから判決の読み上げは2分もあれば充分だろう。

二審判決は妥当であり、控訴した方が無理筋。

昔から言うだろう。

無理が通れば道理引っ込むって。

「北京オリンピックは平和の祭典」という無理を、

通そうとしている国は中国だろう。

「今まで当たり前だったビラ配りがある日突然、犯罪になる。そのことにゴーサインを出した。

その通り!

今までサヨクが「当たり前」と思っていたビラ配りの殆どは犯罪だったのだよ。

以後気をつけましょう。

>憲法で表現の自由が保障されていても、行使する手段が制限されれば何の意味もない」

当たり前だ! 

いくら表現の自由でも無制限の自由は無いということは子供でも分かることだ。

判決でも「表現の自由は無制限ではなく、他人の権利を侵害する手段は許されない」といっているではないか。 

よく読みなよ。

3人の被告は「住居侵入罪で処罰することは、言論の自由を保障した憲法に違反する」などと主張していたが、

日本の憲法は言論の自由は保障しても、住居侵入の自由までは保障していないのが分からないのか。

ホテルが日教組の大会会場の予約をキャンセルしたり、映画「靖国」の上映を自主的に取りやめる動きが広がったり。「ビラ配りと根っこは同じだ」

何でもかんでも「表現の自由」に結びつければ通ると考えるのは大間違い、というのが分かっただろう。

「ビラ配りと根っこは同じ」と言うならば、

プリンス・ホテルの会場キャンセルも映画「靖国」自主的中止も「言論・表現の自由」の弾圧とは関係ないことを最高裁が示したわけだ。

 

朝日はよっぽど悔しかったのか早速こんな社説でぼやいている。

  • ビラ配り有罪―社会が縮こまっていいか
  • <(略)気がかりなのは、今回の最高裁判決で、ビラ配りなどがますますやりにくくなり、ひいては様々な考えを伝える手だてが狭まっていくのではないか、ということだ。これでは社会が縮こまってしまう。
     そうでなくても、このところ、言論や表現の自由をめぐって、息苦しさを覚えるようなことが相次いでいる。映画「靖国」が、トラブルを恐れる一部の映画館で上映中止になった。右翼の街宣活動を理由にホテルが日教組の集会を断った。
     
    だれもが自由に語り、自分の意見を自由に伝えることができてこそ、民主的な社会といえる。そこでは、自分とは異なる意見や価値観を認め合い、耳を傾けることも求められている。

     そんな寛容さや度量を社会として大切にしていきたい。

    おいおい、自分とは異なる意見の「新しい教科書」をプロ市民を煽って封殺しようとしたのはどこの誰だったっけ。

    これでは社会が縮こまってしまう。

    縮こまってしまうのは、

    社会ではなく「プロ市民」だけだろう。

    プロ市民が社会の全て、

    と思うのは朝日だけの常識だよ。

    社説の結びの部分を、

    そっくり朝日新聞にお返ししたいね。

    最高裁判決をGJと思う方、

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    【追記】4月13日 18:10

    一審判決の補足説明として読者の「戦後教育を悲しむ」さんのコメントを引用させて頂ました。

    反戦ビラはもともと違法 (戦後教育を悲しむ)
    2008-04-13 09:53:51
    立川の反戦ビラ裁判は、既に一審の段階で被告側に違法性はあるとの判断が出ています。即ち、

    第一審は、被告人らの行為は形式的には住居侵入罪に該当する(構成要件該当性がある)と判断したが、「法秩序全体の見地からして、刑事罰に処するに値する程度の違法性があるものとは認められない」として、住居侵入罪の成立を否定した(無罪とした)。被告人らの立入り行為の態様が「相当性の範囲を逸脱したものとはいえない」ことを理由に、処罰するほどの違法行為はなかった(可罰的違法性がない)と判断したものである。以上Wikipediaより

    この最後の部分が逆転しただけで、決して被告の行為が正当とされたことはないのです。朝日新聞の論説は滅茶滅茶と言うより外はありませんね。

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