狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

歴史の再検討と村山談話は別もの!

2009-01-01 08:48:24 | 県知事選

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明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

平成21年1月1日

狼魔人

 

                     ◇

昨年の元旦の初エントリー何だったかと、頁をめくって見たら、やはり、元日早々「集団自決」関わる裁判と教科書検定がテーマだった。

ちなみに冒頭を抜粋引用するとこうなる。

<去年はほぼ一年を通して沖縄のマスコミをにぎわせたのは、沖縄慶良間島の「集団自決」に絡む、高校歴史教科書検定問題、と「沖縄戦冤罪訴訟」だろう。

教科書問題と裁判問題は「集団自決」の「強制の有無」について左翼勢力が一貫して糾弾してしてきたのは「残虐非道な日本軍」 であり、天皇を中心とした「侵略国家日本」である。

このような左翼勢力の印象操作の結果、沖縄戦は日本対米国の戦いと言うより、「日本軍対沖縄住民の戦い」といったイメージの新聞見出しが何度も地元紙面のトップを飾った。>

 

何だ、そっくりそのまま今年のエントリーでも使えそうではないか。(苦笑)

昨年暮れは「田母神発言」でマスコミは引っ掻き回されたが、田母神論文は日本のマスコミが勝手に創り上げていたタブーに風穴を開けた。

当たり前のことが公然と発言できなかったことが、田母神論文で一変。 田母神氏は連日テレビに引っ張りだこで、自論を堂々と展開している。

憲法?

改正すべきだ。

集団的自衛権?

あって当然。

左翼陣営の狼狽振りが目に付く。

You cubeで見た「TVタックル」で、「文民統制を踏みにじった」と執拗に攻撃する森永卓郎氏は、田母神さんが「我々軍人は・・・」と言った途端「自衛隊は軍隊ではない」と咬み付いた。

今時「自衛隊が軍隊でない」と真顔で発言するバカがテレビコメンテーターとして生息する事実には驚いた。

すかさず田母神さんに「自衛隊が軍隊でなければ、文民統制を踏みにじるという理屈はおかしい」と切り返され目を白黒の間抜け面には爆笑した。

田母神さんの反論の意味も良く飲み込めないようで、鳩が豆鉄砲を食らったような顔を画面に晒していた。

議論をすればするほどタブーが崩れてくるの手に取るようにワカル。

だが、保守議員の中にも未だに村山談話の呪縛で身動きできない者が多いのには驚く。

それにしても石原伸晃氏の

「(田母神論文は)言論クーデター」には呆れ果てた。 田原総一郎のパクリではないか。

 

以下に引用する文は櫻井よしこ氏が元日の新聞に寄稿した論文の中から「田母神騒動」に関連する部分を抜粋したものである。

「植民地支配や侵略行為」を認めた戦後五十年決議は、衆院で議員が大量欠席したままだまし討ちのように採決され、参院は決議もしなかった。 
そこで当時の村山富一首相は「村山談話」を閣議決定したが、記者会見で具体的にどの部分の歴史を反省すべきかと問われ、答えに詰まった。
社会党時代は一貫して自衛隊を違憲とし、首相就任で一夜にして合憲に変わり、就任後またも違憲と主張した村山氏の談話を、金科玉条とし続けてよいのか。 日本の歴史を間違いも正しかったことも含め見つめることと、村山談話を聖域視することは同じではないと気付くべきだ。
>(2009年1月1日 沖縄タイムス)

元日早々櫻井よしこ氏の論文を沖縄タイムスで読むということが興味深い。

櫻井氏のいつもの明快な正論に、いまさら筆者が下手なコメントには及ばないと思うが、この文を元日に掲載した新聞は産経でもなければ読売でもなく、櫻井よしこを蛇蝎のように忌み嫌う沖縄タイムスだということが興味を引くのだ。

櫻井氏は沖縄のマスコミを「閉ざされた言語空間」であるとし、沖縄タイムスが発刊した『鉄の暴風』を「事実誤認が多くでたらめ」と断じている。

元旦の新聞はテレビ欄以外はほとんど読まないのが恒例だが、今年の沖縄タイムスは昨年創刊60周年を迎え、「公平な報道」のアリバイ作りのつもりなのか、

姜尚中と櫻井よしこ両氏に「サバイバル時代ー 日本の針路は?」という共通テーマで夫々紙面を割いている。

ちなみに櫻井氏の見出しは、

「制度の手本示す好機」「自衛力で本格論議を」となっている。

【追記】

櫻井よしこ氏の論文は明日当日記で全文紹介したい。

 

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