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大相撲初場所千秋楽で、朝青龍の優勝が決定した直後、
NHKテレビの北の富士と舞の海、両解説者が絶妙の掛け合い漫才をやって笑わしてくれた。
これまで散々「今場所の朝青龍は稽古不足なので、最悪引退だ!」といった予想をしていた両解説者にアナウンサーが感想を求めた。
北の富士:「うーん、困ったな。 舞の海さんからどうぞ」
舞の海:「いやいや、相手は横綱ですから、横綱経験者の北の富士さんからお先に」
北の富士:「うーん、まいったなの一言です」
まぁ、いさぎよく参ったと白旗を揚げた両解説者はご愛嬌だったが、横並び一斉に「引退勧告」をしていた自称相撲通の方々は見苦しかった。
朝青龍が初日に勝った時、やくみつる氏は「大番狂わせ」と横綱に対して、失礼な暴言を吐いていたし、12勝0敗で一人全勝街道を突っ走っていたときは、多少見直したようだがそれでも「優勝は絶対ない」と言い切っていた。
優勝後のコメントが聞きたいものだ。
同じ漫画家の黒鉄ヒロシ氏などは7連勝した時点でも、この後負け続けて7勝8敗もありうると、どうしても朝青龍に引退勧告をし続けていた。
何よりも面目を失ったのは横綱審議委員会。
相撲好きではあっても相撲の素人集団が天下の横綱の稽古内容まで、いちゃもんをつけられたら朝青龍激怒!も当然だろう。
それにしても相撲のプロであった、舞の海が最後に言った一言が印象的だった。
「稽古しなくとも優勝できるのですね!」
そう、その通り。
稽古にも質と量があって、やたらに量を多くすればよいって者ではない。
筋肉の質が短距離型の朝青龍にとっては他人の目には稽古不足に見える程度の稽古でも優勝できる。
これまでもそうだったし、今後もそうだろう。
稽古量に口出しして「既に引退しているようなもの」と言った内館女史、顔に似合わず?心臓が悪いようだが、悔しさの余りに病状を悪化させないように養生して欲しいものだ。
一番の養生は、自分が横審を引退するのが一番なので、これを機に引退をお勧めする。
おっと、今しがた、テレ朝のワイドショーで、やくみつる氏のコメントがあったが、朝青龍のビデオを見る度「血圧があがる」とのこと。
でも、優勝はしても「品格の点では許せない」と負け惜しみを言って、朝青龍に敵意を漲らしていた。
やくみつる氏によれば「礼儀作法の先生」が横綱になれば勝負はどうあれ納得できるのだろうか。
バカバカしい。
見苦しいぞ!やくみつる。
大相撲初場所:やっぱり朝青龍 チケットも視聴率も上昇
東京・両国国技館で25日に行われた大相撲初場所千秋楽。朝青龍が、白鵬との優勝決定戦の末に復活優勝を遂げた。3場所連続休場明けで場所前から動向に注目が集まり、チケット売り上げやテレビの視聴率も上昇。まさに「朝青龍場所」だった。
千秋楽の当日券339枚を求めて、国技館前には徹夜組を含む長蛇の列ができた。午前8時半には、今場所5度目の満員札止め。15日間のチケットの残りは1日平均1700枚余りで、初場所では、横綱・貴乃花の引退後の04年以降最高の売れ行きとなった。平均視聴率は、中入り後後半の午後5時台に絞れば、朝青龍が2場所出場停止明けだった昨年初場所を上回り続けた。特に中日(18日)は、最高の21.5%を記録した(ビデオリサーチ・関東地区調べ)。
日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)も「いろいろあるだろうが、存在の大きさは見ての通り」と、朝青龍の集客力を認めざるを得なかった。
しかし、角界の常識から外れた朝青龍の行動も相変わらず。休場中ながら、場所前に清涼飲料水のテレビCMに出演。場所中も、自身の名を冠し、国技館正面のビルに構えるちゃんこ料理店の開店準備に余念がなかった。「師匠は何も言わないのかね」「下品極まりない」と嘆く親方衆は少なくなかった。
横綱審議委員会の海老沢勝二委員長(元NHK会長)は「悪役も必要なんです。いろいろ役者がそろわないと」。朝青龍で始まり、朝青龍で終わった初場所だった。【武藤佳正】
◇
「ヤメロ大臣とヤメロ横綱」が土俵の上で握手を、さすがの当日記も想定できなかった。
もちろんここでいう「ヤメロ」は両者とも「ヤメロ!」とバッシングを受けている側。
⇒麻生ヤメロと朝青龍ヤメロマスコミが造り上げた「朝青龍ヤメロ」の「世論」は少なくとも国技館に通う本当の相撲ファンにとっては幻だったことがわかった。 それでも自説を「世論」と勘違いしているやくみつる氏はとんだ裸の王様だが。 マスコミは朝青龍優勝にあわせるように「麻生支持率20%を切る」との世論調査を発表して、相も変わらず「麻生ヤメロ」キャンペーンをしているが、「麻生ヤメロ」と「朝青龍ヤメロ」の共通点をマスコミは忘れている。 両者ともマスコミ誘導の強引な「世論」だということ。 マスコミはあげくの果てに重箱の隅をつついてこんなことまで「迷走」にしてしまう。 このようにして誘導された「世論」なんて一夜にしてひっくり返るもの。
両者が辞めるのは、バッシングや「マスコミ誘導の世論」ではなく、両者とも本人の最終決断だということ。 マスコミが何といおうが、横審が何と言おうが、 本人の決断以外に辞める理由はない。
【おまけ】 女性リポーターのインタビューににこやかに答えていた朝青龍、「今場所は本当のヒーローになりましたね」との問に、 「ん?ヒール?」とボケをかます余裕もあった。 やくみつるさん、このボケカマシも横綱の品格にそぐいませんかね。
本物の相撲ファンは朝青龍を必要としている。 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします |