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伊波宜野湾市長にとって昨日のテレ朝「サンデーフロントライン」への生出演は、悪夢の一瞬であった。
普天間移設問題の当事者である宜野湾市長として、メインゲストとして出演するのだから発言時間もたっぷりあるはずだ。
コメンテーター達も持論の「国外撤去」を支援してくれるに違いない。
これは11月の知事選に向けた大きな宣伝にもなる。
こんな考えで、はるばる沖縄から張り切って上京したのだが。
事態は伊波市長の考えも及ばぬ方向に展開した。
番組は大谷昭宏氏の現地レポートを長々とVTRで報告し、もっぱら大谷氏がメインになって発言し、伊波市長の発言はわずか1分もあるかないかの短いもの。
しかも大谷氏は「世界一危険な基地」や「世界一危険な小学校」を強調したのだが「起こるべくして起きた事故」は絶対に許されるべきではないと熱弁を奮い、伊波市長に攻撃の矛先を向けた。
「起こるべき」と予想されるのなら事前に、予防策を打つべきだとして、隣の席の伊波市長を詰問したのだ。
「米軍基地撤去」では伊波市長と共闘できる大谷氏でも、
緊急避難的に小学校を移転したり、クリアゾーンと称する危険地帯に住む住居の移転をするのが先決ではないかというのだ。
そう、普天間基地の危険性を強調すればするほど次善の緊急策を考えるのが左右を問わず誰でも考えることであるある。
さすがの大谷氏もこの点では、伊波氏のように人命よりイデオロギーを(優先する考えにはついていけなかったのだろう。
それに対し伊波市長は「米国も、日本も間違っている。自分だけが正しい」(要旨)みたいな、わけのわからんことをまくし立てたが、発言はたったそれだけ。
なによりも、産経新聞にすっぱ抜かれた「普天間第二小学校の移転問題」が二度もプロ市民団体の反対で頓挫した事実をVTRで報道したのは伊波氏にとっては晴天の霹靂だったに違いない。
同じような感想を読者のタケ坊さんがコメントされているので引用します。
ある動画サイトで見ましたが、普天間第二小学校の移転問題に触れてたのは意外でした。
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/caf6f9a0f20bf3d24843afaff72d1610
まぁさすがに全国紙で書かれていたのですから触れずにはいられなかったと思うのですが、その話はそこそこに基地内にクリアゾーン(安全地帯)を設置して運用で滑走路を大幅に短くしろと主張、それに社民の照屋も伊波も同調するんですって。
おいおい、お前らそんな主張したら余計に固定化に繋がるんと違うんかい、ってモニターに突っ込んだのは言うまでもないです。
まぁ一連の流れ見てると狼魔人様のブログで勉強させていただいた様々な理由でそれを望んでるとしか思えないですね。
肝心の小学校移転でもそもそも普天間基地を移転するって姿勢は変えてないんだからそれこそムダだろうと。
偽善者伊波もわけのわからん主張しに東京くんだりまで
伊波市長としては地元二紙が黙殺し、全国紙も産経以外は報道していないので、よもやテレ朝の大谷氏がこの「不都合な事実」を持ちダシてくるとは夢想だにしなかったのだろう。
産経記事のときは、サヨク勢力の常套句で「産経は信用できない」の一言ですんだが、テレ朝が映像で当時の安次富市長の談話や、元PTA会長が実名で登場し「あの時、流れに押され結、局反対の結論を出したのは心が痛む」みたいな発言を放映し、皮肉にもテレ朝が産経のスクープ報道が正しかったことを証明したことになった。
産経記事と当時の経緯についてはタケ坊さんもリンクして下さっているが、次のエントリー詳しく述べてある。
伊波市長のイデオロギー優先の言動は、結果的に宜野湾市民を「世界一危険な基地」と自ら喧伝する普天間基地の固定化につながる・・・これは最近伊波支持者の仲からも出始めた疑念であり、伊波市長の不可解な言動に関しては、沖縄タイムスの「読者欄」でも活発な議論があった。
だが、保守、革新を抜きにしても伊波市長の矛盾に満ちた言動を論理的に説明できる論者は一人も居なかった。
理屈も無く狂信する人のむれをカルト集団と呼ぶなら、
昨日のテレ朝の番組を見てもなお伊波教を信じる人が居るなら、それをカルト集団と言われても仕方ないだろう。
常日頃、当日記に批判の標的にされているテレ朝や大谷氏だが、さすがに伊波市長を支援するカルト仲間にはなりきれなかったのであろう。
とりあえず「普天間第二小学校の移転問題」を取り上げ、その頓挫の真相を全国放送したことはGJと評価しておこう。
それにしても地元二紙が黙殺し、産経新聞に抜かれ、挙句の果てにお仲間であったはずのテレ朝が全国放送してしまった「普天間第二小学校の移転問題。
伊波市長はわざわざテレビの全国放送ろいう藪を突付いて「普天間第二小移転問題」という蛇を出してしまったことになる
沖縄タイムスも琉球新報も県民が知りたい実は「反戦平和」の免罪符で、平気で黙殺するという恥ずべき体質を全国に晒すことになった。
昨日の番組を見て当日記の読者は、伊波市長の「聞いていないよ」といった浮かないかを見て爆笑しただろうが、
伊波教信者のカルト集団と沖縄二紙は、地団太踏んで悲憤慷慨、今頃は、テレビ出演は知事選にとっては大きなマイナスだったと意気消沈しているだろう。
伊波宜野湾市長を先頭に「普天間移設」の県内移設を叫ぶ勢力が、住民の安全は二の次でイデオロギー闘争に明け暮れていることを、
全国に暴露したテレ朝に拍手を送りたい。
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