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前原外務大臣は国連での外交デビューに際し、中国要人との会談は予定されていないが、遭遇することがあれば握手をして事情を説明すると、余裕の態度を示している。
だが、中国の態度は日本の冷静な対応とは対照的に、日本側に非があると過激性を増すばかり。
日本人の夫婦が夫婦喧嘩の最中に客が来たら、急に喧嘩を止め客が帰ってから喧嘩を再開すするが、中国の夫婦は夫婦喧嘩を始めたら、表に飛び出して相手を罵倒し他人に自分が正しいと訴えるという。
世界が注目する「領土問題」では、日本人的冷静な態度も必要だが、前原外相一人に任せるのではなく、相手の非を非難する役割の人物も必要だ。
石原都知事がその役割を果たしてくれた。
石原節の炸裂は一服の清涼剤である。
石原知事 猛然中国批判「不愉快な国」訪問も取りやめ
沖縄県尖閣諸島周辺の中国漁船衝突事件に絡み、東京都の石原慎太郎知事は21日、来月の中国訪問を「あんな不愉快な国には行かない」と取りやめる意向を示した。
強硬な態度を取り続ける中国に、石原知事がとうとうブチ切れた。
定例都議会終了後、都庁内で報道陣に囲まれた石原知事は中国を「不愉快な国」と一喝したほか、「中国のやっていることは理不尽で、やくざがやっていることと同じ」とまくし立てた。「私は尖閣に最初に灯台を建てた人間で、こんな中国に行くつもりはない」とエスカレート。さらに、中国側が閣僚級以上の交流停止を打ち出したことに関連し「私は閣僚以上だ」などと言い放った。
10月12~13日の日程で北京市で開かれる同市主催の「都市問題」に関する国際フォーラムに招待されていた。(略)
[ 2010年09月22日 ]
◇
■中国の広報紙・沖縄タイムス■
那覇市議会が中国漁船が領海侵犯したことに、中国宛てに抗議決議をしたことを、高校生の喧嘩沙汰と同じレベルのベタ記事でしか報じない沖縄タイムス。
その一方で米軍へのプロ市民による抗議を針小棒大に報道し、あたかも沖縄全体が中国の艦船が「沖縄解放」に来るのを期待するような報道をした。
その点、琉球新報はプロ市民の米艦船寄港反対の記事を報じながらも、那覇市議会の議会決議は詳細に報道していた。
中国船衝突に抗議決議 那覇市議会(2010.9.22)
尖閣諸島付近で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件を受け、那覇市議会(金城徹議長)は21日の9月定例本会議で、中国漁船の衝突行為に対する抗議決議、日本政府に毅然(きぜん)とした対応を求める意見書の両案を全会一致で可決した。同事件に対する抗議決議、意見書可決は県内初とみられる。
意見書は、1960年に中国政府が発行した「外国地名手冊」で尖閣諸島が日本領と記されていることを挙げ(1)尖閣諸島がわが国固有の領土であるという日本政府の毅然たる態度の堅持(2)中国政府への厳重抗議と再発防止策の要求(3)第11管区海上保安本部の監視・警備体制の強化(4)尖閣諸島海域での安全操業に向けた適切な措置―を求めている。
抗議決議は、中国政府に対し、同国漁船による領海侵犯と公務執行妨害に抗議し、再発防止を求めている。
意見書のあて先は首相、外相、国交相など。抗議決議のあて先は中国国家主席、中国駐日特命全権大使。
◇
沖縄タイムスの一連の報道を見ると、明治期の廃藩置県の際、琉球王国の一部の中国出身者が清の「黄色い軍艦」が救援に来るのを期待したことを髣髴させる。
去る4月、黄色い旗をシンボルに「米軍出て行け」を合言葉に「県民大会」が開かれたが、一般の無邪気な参加者はともかく、少なくとも扇動者の沖縄タイムスが黄色が中国のシンボルカラーであることを知らなかったとは言わせない。
過去に何度も引用したが沖縄タイムスの本質が垣間見れるコラムをしつこく引用する。
◆<2005年5月16日> 沖縄タイムス
[大弦小弦]
黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった▼実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだった▼一八八六(明治十九)年に大迫貞清県知事が上申した「事変準備ノ件」が残る。清が軍艦を派遣するとの報に対し、政府派遣の知事は、対策十項目を提案。政府も北洋艦隊から戦艦九隻が派遣されると情報を得て、県に指示を出した▼日清戦争時にも清国の援軍は話題になった。それから百余年が経過し、あれほど待ちわびた援軍をも敵と間違うところに今の位置があるのか。林泉忠著『「辺境東アジア」のアイデンティティ・ポリティクス』は当時の言葉を紹介する▼「生きて日本国の属人と為るを願はす、死して日本国の属鬼と為るを願はす」。生きても死んでも日本とは一緒にならないという激しい決意。中国で死んだ幸地朝常が李鴻章へ送った書簡に残る言葉。歴史の反転は大きかったようだ▼百余年前はともかく、少なくとも最近の銃口や占領者を忘れてはいけない。境で揺れる島だからこそ、平和の選択肢を選び取る覚悟も必要だろう。(後田多敦)
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中国の広報紙・沖縄タイムスに石原昌光さんが軽妙洒脱な批判の矢を放っておられるので、ご覧ください。
◆石原昌光さんのコメント
狼魔人さま、こんにちは
米軍の掃海艇ディフェンダー一部の親支マスコミの妨害を撥ね退けて宮古に寄港した模様ですね。
海保も海自も頼りにならぬ今、支那の侵略行為に明確にノーを突きつける米軍の行動は頼もしい限りです。
宮古島の普通の市民は安堵している事でしょう。
陸自も東支那海有事に備えて兵員を1万1千人増員する計画を立てているとか、
それについて支那タイムスは、陸自が組織の肥大化を意図しているなどと的外れな批判をしていますが、40年近く削減に続く削減を続けてきた陸自が少し増員してきたら組織の肥大化とは
馬鹿な事を書く連中です。
昔100キロあった人が減量して40キロまで激痩せし、健康に憂慮して体重を10キロ増やしたら
リバウンドで激太りと支那タイムスは書くのでしょう。
一方の支那の軍事費は過去20年、毎年2桁の伸びで、文字通り激太りの状態ですが、支那タイムスは減量しろよと書いた事ないですがね。
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ちなみに沖縄タイムスは、宮古島全体で反対運動を起こしているように報じているが、
下地敏彦・宮古島市長は二度にわたる「平和団体」の参加要請を拒否し、市長自身はデモには参加していない。
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