狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄タイムスの妄想、黄色い戦艦が沖縄解放に来る!

2010-09-22 18:45:10 | 未分類

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前原外務大臣は国連での外交デビューに際し、中国要人との会談は予定されていないが、遭遇することがあれば握手をして事情を説明すると、余裕の態度を示している。

だが、中国の態度は日本の冷静な対応とは対照的に、日本側に非があると過激性を増すばかり。

日本人の夫婦が夫婦喧嘩の最中に客が来たら、急に喧嘩を止め客が帰ってから喧嘩を再開すするが、中国の夫婦は夫婦喧嘩を始めたら、表に飛び出して相手を罵倒し他人に自分が正しいと訴えるという。

世界が注目する「領土問題」では、日本人的冷静な態度も必要だが、前原外相一人に任せるのではなく、相手の非を非難する役割の人物も必要だ。

石原都知事がその役割を果たしてくれた。

石原節の炸裂は一服の清涼剤である。

石原知事 猛然中国批判「不愉快な国」訪問も取りやめ

 沖縄県尖閣諸島周辺の中国漁船衝突事件に絡み、東京都の石原慎太郎知事は21日、来月の中国訪問を「あんな不愉快な国には行かない」と取りやめる意向を示した。

 強硬な態度を取り続ける中国に、石原知事がとうとうブチ切れた。

 定例都議会終了後、都庁内で報道陣に囲まれた石原知事は中国を「不愉快な国」と一喝したほか、「中国のやっていることは理不尽で、やくざがやっていることと同じ」とまくし立てた。「私は尖閣に最初に灯台を建てた人間で、こんな中国に行くつもりはない」とエスカレート。さらに、中国側が閣僚級以上の交流停止を打ち出したことに関連し「私は閣僚以上だ」などと言い放った。

 10月12~13日の日程で北京市で開かれる同市主催の「都市問題」に関する国際フォーラムに招待されていた。(略)

  [ 2010年09月22日 ]

                    ◇

■中国の広報紙・沖縄タイムス■

那覇市議会が中国漁船が領海侵犯したことに、中国宛てに抗議決議をしたことを、高校生の喧嘩沙汰と同じレベルのベタ記事でしか報じない沖縄タイムス。

その一方で米軍へのプロ市民による抗議を針小棒大に報道し、あたかも沖縄全体が中国の艦船が「沖縄解放」に来るのを期待するような報道をした。

その点、琉球新報はプロ市民の米艦船寄港反対の記事を報じながらも、那覇市議会の議会決議は詳細に報道していた。

中国船衝突に抗議決議 那覇市議会(2010.9.22)

 尖閣諸島付近で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件を受け、那覇市議会(金城徹議長)は21日の9月定例本会議で、中国漁船の衝突行為に対する抗議決議、日本政府に毅然(きぜん)とした対応を求める意見書の両案を全会一致で可決した。同事件に対する抗議決議、意見書可決は県内初とみられる。
 
意見書は、1960年に中国政府が発行した「外国地名手冊」で尖閣諸島が日本領と記されていることを挙げ(1)尖閣諸島がわが国固有の領土であるという日本政府の毅然たる態度の堅持(2)中国政府への厳重抗議と再発防止策の要求(3)第11管区海上保安本部の監視・警備体制の強化(4)尖閣諸島海域での安全操業に向けた適切な措置―を求めている。
 
抗議決議は、中国政府に対し、同国漁船による領海侵犯と公務執行妨害に抗議し、再発防止を求めている。
 意見書のあて先は首相、外相、国交相など。抗議決議のあて先は中国国家主席、中国駐日特命全権大使。

                       ◇

沖縄タイムスの一連の報道を見ると、明治期の廃藩置県の際、琉球王国の一部の中国出身者が清の「黄色い軍艦」が救援に来るのを期待したことを髣髴させる。

去る4月、黄色い旗をシンボルに「米軍出て行け」を合言葉に「県民大会」が開かれたが、一般の無邪気な参加者はともかく、少なくとも扇動者の沖縄タイムスが黄色が中国のシンボルカラーであることを知らなかったとは言わせない。

過去に何度も引用したが沖縄タイムスの本質が垣間見れるコラムをしつこく引用する。

 ◆<2005年5月16日> 沖縄タイムス
[大弦小弦]

 黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった▼実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだった▼一八八六(明治十九)年に大迫貞清県知事が上申した「事変準備ノ件」が残る。清が軍艦を派遣するとの報に対し、政府派遣の知事は、対策十項目を提案。政府も北洋艦隊から戦艦九隻が派遣されると情報を得て、県に指示を出した▼日清戦争時にも清国の援軍は話題になった。それから百余年が経過し、あれほど待ちわびた援軍をも敵と間違うところに今の位置があるのか。林泉忠著『「辺境東アジア」のアイデンティティ・ポリティクス』は当時の言葉を紹介する▼「生きて日本国の属人と為るを願はす、死して日本国の属鬼と為るを願はす」。生きても死んでも日本とは一緒にならないという激しい決意。中国で死んだ幸地朝常が李鴻章へ送った書簡に残る言葉。歴史の反転は大きかったようだ▼百余年前はともかく、少なくとも最近の銃口や占領者を忘れてはいけない。境で揺れる島だからこそ、平和の選択肢を選び取る覚悟も必要だろう。(後田多敦)

                    ◇

中国の広報紙・沖縄タイムスに石原昌光さんが軽妙洒脱な批判の矢を放っておられるので、ご覧ください。

◆石原昌光さんのコメント

狼魔人さま、こんにちは
米軍の掃海艇ディフェンダー一部の親支マスコミの妨害を撥ね退けて宮古に寄港した模様ですね。
海保も海自も頼りにならぬ今、支那の侵略行為に明確にノーを突きつける米軍の行動は頼もしい限りです。
宮古島の普通の市民は安堵している事でしょう。
陸自も東支那海有事に備えて兵員を1万1千人増員する計画を立てているとか、
それについて支那タイムスは、陸自が組織の肥大化を意図しているなどと的外れな批判をしていますが、40年近く削減に続く削減を続けてきた陸自が少し増員してきたら組織の肥大化とは
馬鹿な事を書く連中です。
昔100キロあった人が減量して40キロまで激痩せし、健康に憂慮して体重を10キロ増やしたら
リバウンドで激太りと支那タイムスは書くのでしょう。
一方の支那の軍事費は過去20年、毎年2桁の伸びで、文字通り激太りの状態ですが、支那タイムスは減量しろよと書いた事ないですがね。

                 ◇

ちなみに沖縄タイムスは、宮古島全体で反対運動を起こしているように報じているが、

下地敏彦・宮古島市長は二度にわたる「平和団体」の参加要請を拒否し、市長自身はデモには参加していない。

 

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沖縄タイムスの売国報道!この時期に米軍出て行け!

2010-09-22 10:15:39 | 未分類

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尖閣問題、「毅然とした対応を」 那覇市議会が政府に意見書
2010.9.21 19:53
  沖縄県・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件を受け、那覇市議会は21日、中国政府に対する抗議決議と、日本政府に中国側への毅然とした対応を求める意見書をそれぞれ全会一致で可決した。

 決議と意見書は、ともに「尖閣諸島がわが国固有の領土であることは明白。由々しき事態だ」と強調した上で、決議では中国側に再発防止を強く要求。意見書は中国への厳重な抗議や、第11管区海上保安本部(那覇)による周辺海域の監視体制強化を日本政府に求めている。

                      ◇

ある期待を抱きつつ今朝の沖縄タイムスを見たが、期待は見事に裏切られた。

昨日産経が報じた中国に対する那覇市議会の議会決議を、一面トップトップで飾ると(期待していたのだが、

一面のほとんどを埋めたのはいずれも米軍に対する抗議の記事と、赤旗で拳を突き上げる「平和団体」の写真である。

さらに社会面トップも米軍への抗議の記事と一面と同じく赤旗を掲げる「平和団体」の写真。

試しに本日の沖縄タイムスから「米軍への抗議」に関連する見出しをザッと拾ってみた。

◆1面

嘉手納機 普天間を使用

滑走路改修 代替措置

米艦船が宮古初入港

自粛要請の中、強行

 

◆2面

嘉手納機 普天間を使用

危険性の増大不可避

 

米艦船入港

先島で実績、着々

台湾有事想定 米人避難に活用

 

◆30面

「沖縄犠牲の構図」

平和団体、抗議へ

「騒音倍増」と指摘

 

◆31面

欠陥基地 危険上積み

普天間周辺住民怒り

「どこまで仕打ちを」

米軍艦入港

厳重警備米兵市街へ

宮古島市民「利用許さぬ」

ざっと拾っただけでもこの有様なので、記事や「識者」の解説、それに関連写真を加えると、新聞全体から受ける印象は、まるで「島ぐるみ」で米軍へ抗議しているような印象である。

で、肝心の中国に対する那覇市議会の抗議決議はどこにも見当たらない・・・と思って、再度隅から隅まで目をサラのようにして調べたら・・・あった!

31面の下の方、「不良少年の喧嘩沙汰」の上に、「尖閣沖衝突事件 那覇市議会が抗議」の見出しのベタ記事を掲載していた。

沖縄タイムスの価値観でいえば、那覇市議会の中国への抗議決議は、不良少年の喧嘩沙と同じ程度なのであろうか。

「那覇市議会の抗議決議について、沖縄タイムスは9月17にに「尖閣衝突 抗議決議 那覇議会、県内で初」という記事を書いているが、文案の調整中ということで抗議の宛て先も中国宛てではなく、日本政府宛てにしている。

そこで当日記は抗議決議の宛先は直接中国にすべきだと「尖閣は日米安保の対象 米国が明言」で主張した。

那覇市会議員が当日記を読んだとは思わないが、実際の抗議決議の宛て先が中国になっていたことはGJである。

 

那覇市議会にはGJと拍手を送るが、それにし比べて沖縄タイムスの偏向報道はどうだ。

これまで沖縄タイムスを称して「中国の工作員といわれても仕方がない」と遠慮して書いてきたが、今日の記事を見る限り、沖縄タイムスは中国の工作員だと断定する。

ちなみに沖縄タイムスが扇動する)記事は米軍機と米艦船の來県に対する「プロ市民」の抗議だが、これらはいずれも日米安保条約に基づく適法な行為である。

米軍側にとっては、「プロ市民」の抗議こそ理不尽な行為と)言うことが出来る。

これについてはブログ「逆風ってすばらしい!」で、縁側さんが鋭く批判されているので、読んでください。

 

【おまけ】

沖縄タイムスの媚中コラムは何度も紹介したが、下記コラムでは沖縄では保守系議員でさえ

「中国と沖縄は兄弟のようなものだから攻めてはこないよ。今までの歴史があるから」と、

能テンキ発言するくらいだから、沖縄タイムスの洗脳効果は大成功と言えるだろう。

(沖縄タイムス 2010年02月02日 09:06)

 2004年に中国の原子力潜水艦が石垣島近海を領海侵犯する事案があったが、本紙の扱いはそれほど大きくはなかった▼当時、防衛庁担当の全国紙記者から「なぜもっと大きく取り上げないの。沖縄が一番危ないんだぞ」といらだちとも取れる忠告を受けた記憶がある▼この話をある保守系の政治家に向けると「中国と沖縄は兄弟のようなものだから攻めてはこないよ。今までの歴史があるから」。米軍基地問題にも通じる本土と沖縄の「温度差」を日中関係でも感じさせられた▼1日紙面掲載の日中両国の有識者による歴史共同研究の報告書が興味深い。琉球王国時代の沖縄について「日清両属」とする日本側と「清と冊封関係にある独立国家」とする中国側の見解が分かれたという▼昨年1年間にわたって本紙で連載された「御取合400年 琉球・沖縄歴史再考」を読むと、これまで従属的とされてきた薩摩藩支配下でも、巧みな戦略と外交力を用い、国としての独自性を失わなかった先人たちの奮闘ぶりがうかがえる▼報告書には「日本は琉球を横取りした」との中国側の認識もある。そこから将来的な「侵略」の意図を読み取るよりも、沖縄が日中の「津梁(しんりょう)」となり得る可能性を見いだしたい。大国のはざまでどう生きるか。数百年たっても変わらない沖縄の課題がある。(浜元克年)

 

◆講演会のお知らせ

第三回「正論」セミナー

日時 平成22年10月15日(金曜日) 午前11時半開場・午後2時終了

場所 沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ
    (那覇市前島3-25-1 電話0988-860-2111)

講師 宮本雅史・産経新聞那覇支局長 『沖縄リポート』

    阿比留瑠比・産経新聞政治部 『民主党政権と沖縄』

参加費 1500円(昼食費込み)

お問い合わせ 沖縄「正論」友の会 電話 098-861-6778

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