狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

炎上!勝手に名前を使用する左翼団体

2011-09-09 17:31:27 | 八重山教科書採択問題

 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

 

今回の育鵬社版教科書採択に対する異常な反対運動に勝手に名前を使用され迷惑を被った多くの団体がある。 「沖縄県高等学校PTA連合会」もその一つ。 左翼ブログに掲載された名前を削除するためコメント欄でブログ主と論争する「本島保護者」さんの奮闘を紹介します。先に高校PTA連が暴走!勝手に抗議声明を読むとわかりやすい。

              ★

沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会

8月15日に出された実現させる会のアピールです

中学校社会科教科書採択に関する緊急アピール
                         
              「9・29県民大会決議」を実現させる会
                  沖縄県老人クラブ連合会
                  沖縄県PTA連合会
                  沖縄県婦人連合会
                  沖縄戦を語り継ぐ女子学徒隊有志の会
                  沖縄県青年団協議会
                  沖縄県子ども会育成連絡協議会

 (アピールの内容は本題から外れるので省略します。-引用者

2011年8月15日
「9・29県民大会決議」を実現させる会

         ☆

【コメント欄】

[C82] 削除要請
8月29日、沖縄県高等学校PTA連合会に問い合わせたところ、このHPにあるような趣旨に賛同はしていないとの返答がありました。
教科書はその地域で静かに選ばせるべきです。
自分たちが気に入らない教科書が採択されたら使わないというのは、ルール違反であり、教育者が取るべき姿ではないでしょう。
管理者は県高等学校PTA連合会に確認を取り、この一覧から「沖縄県高等学校PTA連合会」の名前を即刻削除してください。
嘘を書くのが平和に繋がるのですか?
2011-08-29 沖縄本島保護者 URL 編集
[C83] 連絡先です。
管理者殿へ
沖縄県高等学校PTA連合会の連絡先です。
至急確認の上、HPを修正してください。
電話 098-866-6420
FAX 098-866-6429
担当者 兼島
2011-08-30 沖縄本島保護者 URL 編集

[C84] 確認させていただきます
実現させる会として出されたアピールで、なおかつ新聞にも報道された内容ですので掲載しております。
どのように確認されたのかをわかりませんが、実現させる会のみなさん、そして高PTAにも確認させていただきます。2011-08-30 すすめる会 URL 編集

[C85] その通りです。
私たちPTAは、このような問題に大して中立であるべきだと思っています。
会員に諮り、多数決ならしれはそれでいいと思いますが、いま竹富では多数決で決まったことさえ、納得せずひっくりかえそうとしています。
気に入らない結果がでたら従わなくていい、という姿勢は教育者としてあるまじき行為だと思います。
すすめる会の管理者さんにはぜひ、きちんとした対応を取っていただいて、ここで公表してください。
私たちはもう、この問題にウンザリしているんです。
騒げば騒ぐほど、子供たちのためにという理念からかけ離れていくんじゃないでしょうか。
2011-08-30 PTA役員 URL 編集

[C86] 運動で決定をひっくり返すの?
民主主義的な決定を運動でひっくり返せると思っておられるのでしょうか?
2011-08-30 とおりすがり URL 編集

[C87] 中立とは?
中立とは「おかしいと思っても物言わぬこと」ということですか?
PTAのなかにはいろんな意見の人がいると思いますが、自分の子どもが使う教科書について、保護者として意見するのは間違っていないと思います。
わたしは、高校のPTA連合会も八重山の中学生のことを心配してくれているのだと、嬉しく思いました。
2011-08-31 いち保護者 URL 編集

[C88] おかしと思うなら
おかしいと思うのなら、ぜひ個人で参加すべきでしょう。
組織と個人は全く違う。
「公」と「私」を混同させてはならない。
私は今、石垣の子供たちのことを考えると、とてもじゃないが嬉しいなんて言えない。
気に入らない教科書が採択されるのなら、受験に不利になると脅迫する教師がいる教育環境を考えると、胸が潰れそうだ。
いま騒いでいる方々は、ほんとうに子供のことを考えているのか。
親なら胸に手を当てて考えて欲しい。
2011-08-31 沖縄本島保護者 URL 編集

[C89] 嬉しい?
子供と親を不安にさせることに加担することを、嬉しいと思う考えが理解できません。
子供たちに、気に食わない結果が出ればルールを変えろと教えるつもりですか。
そんなのは教育者でも保護者でもありませんよ。
2011-09-01 PTA役員 URL 編集

[C90] 事実確認はどうなりましたか?
県高校PTAの電話番号がでていましたね。
きちんと事実確認はしたのですか?
やったのなら、ここで公表してください。
なぜ黙っているのですか?
2011-09-01 PTA役員 URL 編集

[C91] Re: 事実確認はどうなりましたか?
事実確認いたしました。
実現させる会、県高校PTAに確認いたしました。
実現させる会としてこのアピールを出したこと、その際に高校PTAに確認も了承したということです。
その上で、高校PTAの役員でも議論していただきました。その際ご意見が寄せられていることも話されたということです。
その結果、ネット等にPTAとしての団体名を出す事は控えたいということでした
以上ご報告いたします。
2011-09-01 すすめる会 URL 編集

[C92] すすめる会さんへ。
貴会が迅速に事実確認をされ、HPを訂正されたことを評価したいと思います。
ただ一言申し添えて頂きますと、県高Pが参加を見送ったという公文書を入手しております。
実現させる会が言っていることが事実であれば、高P連は会員に対し、虚偽の文書を作成し嘘を言ったことになります。
逆であれば、実現させる会は、自らのネームバリューを上げるために高P連の名を勝手に流用したことになり、組織としてやってはならないことをやってしまったことになります。
どちらかが間違いなく嘘をついていることが、これではっきりしました。
この点につきましては今後、事実関係を明らかにしていく所存です。
これからもぜひ、子供たちの健全育成のために力を合わせていきましょう。
2011-09-02 沖縄本島保護者 URL 編集

[C93] 再問い合わせ
すすめる会殿へ
貴殿の調査結果を会員へ回覧しました。
つまり、高P連はこのアピールに参加しているが、名前を出すことは控えて欲しいと言っているわけですね?
それは会員に虚偽の説明をしたという重大な問題となり、臨時総会の開催を求める事案となるとの考えで一致しました。
こちらも再度問い合わせしますが、貴殿の書かれた回答は正式な高P連の回答と受け取っても構わないですね。
魚拓はとりました。
ここでの回答は証拠となります。
もし表現の間違い等があれば、訂正されてもかまいません。
2011-09-02 沖縄本島保護者 URL 編集

[C94] Re: 再問い合わせ
問いあわせに対しコメントさせていただきます。
こちらに届いている話、正式な文書による回答ではありませんので、ここでの回答を証拠とされることはどうかと思いますので、実現させる会の議論内容、高校PTAの役員会の正式な確認をしていただきたいと思います。
前回のコメントをより正確に記述させていただきますので、こちらを使って下さい。
私たちの認識は高校PTAの役員会連合会として
「外に出る文書(要請文など)には組織名は出さない」
「実現させる会の構成団体には名を連ねる」
という点が正確な確認です。
今回のアピール・声明の際に、役員として具体的にどのような議論・合意があったのかまでは踏み込んでいません。
ですので「高P連はこのアピールに参加しているが、」という点については、大きな異論があったと聞いていません(あくまで15日のアピール発表の際について)。それで、前回のようなコメントをさせていただきました。
その点、正確を期すために再度コメントさせていただきます。
すすめる会と実現させる会は別組織でありますので、こちらが具体的な議論や合意について責任持った発言は出来かねることをご理解いただければと思います。
2011-09-02 すすめる会 URL 編集

[C96]
ここに竹富町教委が民主主義に反しているかのように書かれている部分があるので、それは、違うと言いたい。タイムスの世論調査で明らかなように民主主義に反しているのは、インチキな採決を行った協議会の方である。
2011-09-02 うちなーんちゅ URL 編集

[C97] 高校P連の件について
今回の論争を見ていると 議論が混乱しています。 8・15アピールが出された時にはまだ八重山地区の教育委員会間の採択の違いは具体化していませんでした。 その時点で 9・29県民大会決議に反する内容の教科書への懸念を表明するのは「県民大会決議を実現させる会」の構成団体としては当然のことだったはずです。 さらにあの
県民大会は高校P連はもちろん県議会や県内41の全市町村議会の抗議決議などを受けて開催されたもので その時の八重山地区の議会決議は
今も有効のはずですから そうした地域社会の意向を教育の場で熟知している現場教師による調査研究の結果を尊重するように求めることも 当然と思えます。 「実現させる会」の構成団体になることを組織決定していて このアピールに異論をあえてさしはさむ必要もなかったのでしょうから 取り立てて 問題になることがらとは思えません。
 8月末の八重山地区の情況を念頭に置いた 片方の側に味方する不公正なものであるかのような
意見の出し方こそ 議論のありかたとして公正さに疑問を感じさせます。  冷静な議論をしましょう。
2011-09-02 教科書問題を憂う者 URL 編集

[C98]
うちなーんちゅさんへ
「インチキな採決」である根拠はどこにあるのでしょうか?
 また、民主主義的な多数決による採決を、あとから圧力により変更できるとお考えなのなら、例えば今から昨年の県知事選の結果を不満として、仲井真知事から伊波洋一氏や金城タツロー氏に変えてもいい、とごねる事も可能になりますが。
本気でそんなことが出来ると思っていらっしゃるのでしょうか?出来ないでしょう?
もしタイムスの世論調査が民意だと本気でお考えなのなら、おめでたい事です。
 どのような新聞社でも、ある程度自分の誘導したい方向に結果が出やすいような聞き取り方をする、というのが常識ですから。(それがタイムスや新報などの県内紙であれ、朝日や毎日、はたまた産経のような全国紙であれ)
 私が民主的な決定、と書いたのは、文科省の教科書制度上、今回の決定方法は全く問題が無いということ、そして多数決で決まったことを指しています。むしろ、過去のように現場の教師が決定したことを追認することのほうが法的には問題がある、という指摘もありますよね?
 感情的な意見ではなく、法に照らしてのことです。
 むろん、決定と異なる意見を持っていて、それを表明することには何の問題もありませんが、決定には従うべきだということですよ。
 
2011-09-02 [86]のとおりすがり URL 編集

[C99] 混乱の原因は制度の矛盾では?
八重山の教科書問題を本土でも「産経新聞」が熱心に報道していて、私も毎日関心を持って記事をよんでいます。「産経」は育鵬社を応援している新聞ですが、竹富町の教育委員会の主張も法律に基づいているのでどちらも合法的という点で同じなのだと8月28日の記事で認めています。
 それによると、教育委員会の任務と権限を定めた「地方教育行政法」では、採択の権限はそれぞれの教育委員会にあるとしているのに、「教科書無償措置法」では、一つの採択地区内では同一の教科書を採択することにしてあるというチグハグな制度になっているためなのだそうです。
 このため 単純に多数決では決められないという面倒なことになっているようです。 3教育長の協議が物別れに終わった31日のことについても
「産経」は、竹富町の対応を非難したり、違法だというような書き方をしないで、ただ「育鵬社 期限内採択できず」と事実を淡々と、1日の紙面で伝えているだけです。
 このような矛盾した法律の規定をそのままにしてきたことが, 本来おかしいのではないでしょうか。
責任は八重山のどちらに在るのでもなく こんなおかしな制度を直さないでいる 政府と国会にこそ
責任があるのではないでしょうか。
 大事な制度であるだけに 何も修正をしてこなかったことの責任をこの機会に明確にしておくべきではないかと、思います。
 そのような制度改善をする場合、一度の代表者会議のようなところで 制度やルールの改善案の
提案と議決をしてしまうのは、乱暴すぎます。 一度は各団体に持ち帰ってそれぞれに議論した結果をもう一度代表たちがもち寄って 調整するのが最低限の手順だと思います。
 今回のアピールについても 高校P連がそのような手続きをとりあえずにしても、ともかくしていたのであれば、必ずしも不当とは言えないよいに思います。
 これとは逆に、今回の採択では6月27日の採択協議会でいきなり八重山地区の採択制度やルー
ルの大幅な改定案が提案され、その場で決めて
しまったということが、そもそもの騒ぎの始まりだったと、 沖縄の新聞にはあります。
 各団体や組織の了解を得たり、それらの意見を
聞くべきだという原則論に基づくのであれば、この
そもそものところに問題があるのだということになるはずです。 
 沖縄はこうした原則を大切にしてきた社会だと思いますので、順序の違う議論はとても残念です・
2011-09-02 本土のヤジウマ URL 編集

[C100] 子供たちのために何を為すべきか
すすめる会さんが、県高Pに対しきちんと確認をし、ここにその結果を書いて頂いたことで、いかにいい加減なプロセスで「県民大会決議を実現させる会」の構成団体として参加し、指摘されたとたん、詭弁を弄しそれを隠蔽しようとしていることが明らかになりました。
自らが資料を精査し調査を行い、会員に賛否を問うこともないまま、「頼まれたから」「市町村も参加していたから」という、お粗末な理由で参加したのが現実であり、これこそ平和を訴える方々が最も忌み嫌う「いつか来た道」を作り出したあの時代の大政翼賛会と同じことではないでしょうか。
沖縄のマスコミも総力を挙げて、特定の教科書を埋没させようとしているのを見ると、まさに戦前そのものの言論統制ではないかと危惧します。
皆が参加しているから、が理由になる?
なるはずがありません。
そもそも、検証もせず、民主的なプロセスを経ずに団体に参加したことには目をつぶり、参加しているからアピールにも参加してもよいと、参加の根拠にするところが矛盾していませんか?
PTAにしても、参加はしているが名前を載せないでくれとは、どうみても正常な思考ではないと思っています。
これこそ、会員である保護者に対しての裏切り行為でしょう。
だれが見ても不自然ですよ?
また、インチキという言葉が見受けられましたが、特定の教科書の名を挙げて、マスコミ総出でバッシングし、片側だけの意見しか掲載しないで県民を洗脳しようとする姿勢こそ、インチキ。
気に入らないからといって、ルールに従わないことを、子供はインチキっていうのですよ。
法律に定められた選定方法を遵守せず、実質的に教員が教科書を選んでいたことは違法ですが、これもインチキ。
沖縄の新聞が公平な報道をしていないことなんて、県民はとうに知っていますよ。
市民団体と書かれている連中が、活動家であることも。
なぜ、この島を、ここの人たちをかき回そうとするのですか?
未来ある子供たちと、それを育む親の不安を煽りたて、自らの道具としているのはどちらの方々なんでしょう?
私たちPTAという組織は、決して偏った考えを持つ団体に組することは決してあってはならない。
私たちが守らなければならないのは、子供たちです。
私は「すすめる会」さんが、きちんと高P連に事実確認をして頂いたことに感謝しています。
おかげで、その場逃れの言動で、事実を隠蔽しようとしていたことが、多くの方々の目に留まったのですから。
多くの保護者も、ここでのやりとりを見ています。
その方々が、今回の高P連の手法が適切であったかどうかを判断すると思います。
道は違えど、お互い子供の未来を憂う気持ちは共通したものがあるはずです。
ぜひ、これからも理性的な意見の交換が出来れば幸いかと存じます。
子供たちをこれ以上、大人のエゴで苦しめないようにしましょう。
2011-09-02 沖縄本島保護者 URL 編集

            ★

日本が法治国家である以上、

法を踏みにじる者が驕り、

法を遵守する者が虐げられるという理不尽が

許されるはずは無い。

驕れるもの久しからず、

天知る、地知る、ネット知る、

と思う方、クリック応援お願いします。

 よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

コメント (4)

ゴネ得は制度の崩壊、産経記事

2011-09-09 13:57:43 | 八重山教科書採択問題

   よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

今朝の沖縄2紙の大狂乱の報道を見たら、教科書問題は昨日で決着したものと誤認する人もいるだろう。

だが実際は何も解決しておらず、日本が法治国家である以上、無法者たちの仮面が引っ剥がされるのはこれからである。

沖縄タイムスは、左翼活動家の高嶋琉球大名誉教授を「識者評論」題するコラムに登場させ、次のようなコメントを掲載している。

・・・採択地区協議会会長のようなどんな権限と責任がある人でも不当な行為は許されないこと、民主主義とはこういうことだということを、社会化教科書の採択を通して、主権者である八重山の人が子どもたちに実行してみせた」と。

発言者の高嶋氏も掲載した沖縄タイムスも、本気で民主主義を考えているとしたらこ、これほどのブラックジョークを他に知らない。

民主主義を踏みにじった張本人が「民主主義とはこんなものだ」と自慢する姿は、屈強な男にボコボコにされやっと立ち上がり、「今日はこくらいで勘弁してやる」と強がりを言う池野めだかさんのギャグをつい連想してしまう。

民主主義だって?

勘弁してよ、高嶋さん。

今朝の新聞を見て怒り心頭の、県内PTA関係者と思われる「沖縄本島保護者」さんのコメントを紹介する。

 勝利宣言?  沖縄本島保護者さん

今朝の新聞は、まるでマスコミ挙げての勝利宣言のようです。
自分たちが気に入らない結果が出れば、勝つまでやりつづける。
何の効力も無い話し合いを、ここまで大きく取り上げ狂喜するなんて・・・
沖縄の民主主義は、この瞬間消えない汚点を残したと思います。
60%の県民が反対していると煽りもありましたが、そのうちどれだけの方々が、この教科書を実際手に取り読んだのでしょう。
おそらくほとんどいないと思います。
コメントした政党関係者のコメントも、この問題の重要性を考えていないのかがよく判ります。
なんとも情けない。
子供のことより、60%と書かれた虚偽の民意、つまり票を心配しているのでしょう
マスコミ報道だけを鵜呑みにし、それに便乗するように自らの欲望を成就させようとする教育庁、沖教組、そして慶田盛氏に、子供の為にと語る資格はありません。
この混乱を県のトップである仲井真知事はどう考えていたのでしょうか?
全く顔も見えませんでしたが、中国や韓国から観光客を呼び込むことだけに汲々としておられだったのでしょうか。
県教育庁の暴走を止めることをしなかった知事の責任は重いと考えます。
子供無視のイデオロギーが、この沖縄を暗雲のように覆いつくそうとしています。
これはまるでフアッショではないですか?

いくら勝利宣言で狂気乱舞しても、法的に教科書採択はまだ決着していない。

なぜなら、多数決で決めた結論に全会一致の合意を求めた全教委協が法的裏づけの無い親睦団体である事実。 その上に、全会一致が出来ず再度、多数決で決めた合意だから、である。

最終的には文科省の裁可を仰ぐことになる。

繰り返すが、ここで「政治主導」など発揮されて「普天間移設」とのバーター取引でもされることが一番の懸念である。

今時、八重山教科書問題の実態を知るため、狂気乱舞の沖縄2紙だけから情報を得ようとする人は、眉に唾して読むだろうが、それでも安全を期して洗脳されたくない人のために、産経新聞の的を射た記事3連発を紹介する。

産経新聞

八重山地区 育鵬社を逆転不採択 石垣・与那国は「無効」と反発
 沖縄県石垣市と与那国町、竹富町からなる「教科用図書八重山採択地区協議会」が選定した育鵬社の公民教科書を、竹富町教委のみが不採択とした問題で、3市町の教育委員全員による協議が8日、石垣市内で開かれた。県教委の指導で採択のやり直しとなり、賛成多数で育鵬社が逆転不採択とされた。適正な手続きを踏んだ協議会の決定が別の協議体により覆されたのは、昭和38年に現行の教科書制度が始まって以来、初めて。民主主義のルールに反する決定といえ、波紋を広げそうだ。
 石垣、与那国両市町側は「3市町間の合意を得ておらず無効」と強く反発。与那国町側は育鵬社採択を維持する意向で、さらなる混乱が予想される。

 3市町の教育委員13人全員が集まった八重山教育委員協会の臨時総会で、県教委はこの日の協議を新たな採択の場とするよう求めた。しかし、同協会は任意の親睦団体で、採択に関する法的権限はない。

 このため適正な手続きに基づく協議会の決定通りに育鵬社を採択した石垣市の玉津博克教育長と与那国町の崎原用能教育長が反発。協議が紛糾する中、採決による採択方法が提案され、玉津、崎原両教育長は拒否して退席。協議は約1時間にわたり中断した。

 協議では結局、採決で採択することが賛成多数で決定。採決では議長を除く賛成7人、反対4人で育鵬社が不採択とされた。崎原教育長は棄権した。代わりに、竹富町が採択していた東京書籍が採択された。

 

八重山教科書採択 “ゴネ得”は制度崩壊の危機
沖縄県教委はこれまでの八重山採択地区協議会とは別に、3市町の教育委員全員による新たな協議の場を設け、多数決で育鵬社を不採択にした。すでに石垣市と与那国町の両教委は協議会の結論を踏まえ、採択手続きを終えていた。県教委のやり方は法的にみても、疑問だらけだ。
 採択制度とは、党派的な圧力や政治的な糾弾、妨害などから教育委員を守り、彼らのめがねにかなった教科書を選び、子供に届けるという大切な制度だ。公教育を守るためにあるといえる。協議会は、地区内の教科書を同一にするという法律に基づいた組織で、すでに議決は終わっている。

 「不採択運動が激しい」「地元メディアの糾弾キャンペーンが収まらない」との理由で、いったん決まった特定教科書を狙い撃ちし、新たな協議の場を設けて議決を覆すのでは、一体、何のための採択制度なのか。

 守るべきは協議会の議決に基づく選択であり、指導すべきは違法状態を生んだ竹富町だったはずだ。こうした要求を通せば、“ゴネ得”が際限なくまかり通り、採択制度は崩壊する。

 県教委の「不当な採択介入」とともに、文部科学省の動きが鈍かったことも重大な問題だ。採択制度の崩壊は、民主主義に基づく教育委員会制度の危機でもある。協議会の決定を横暴に覆した県教委。制度の危機を黙認し、なすべき指導をしなかった文科省。両者の責任は厳しく問われそうだ。(安藤慶太)

◎産経新聞・

八重山教科書採択 県教委主導、議決覆す 反対運動と一体

「沖縄県教委は無法状態」。8日、石垣市と与那国町、竹富町からなる「教科用図書八重山採択地区協議会」で選定された育鵬社の教科書が一転、不採択とされた。識者からは県教委の“ご都合主義”の指導に「育鵬社反対運動と一体」と批判の声が上がった。
 「協議に戻らないと、地方教育行政法違反になりますよ」

 8日に開かれた3市町の教育委員全員による協議。県教委の関係者は石垣市教委の関係者にささやいた。

 採決による採択のやり直しを強引に求める県教委に対し、石垣市の玉津博克教育長は退席。約1時間にわたり“抵抗”を続けた。

 育鵬社を選定した8月の同協議会では、3市町の教育長を含む教育委員2人ずつと学識経験者、保護者代表(PTA)の8人による採決で、賛成5、反対3だった。しかし、教育委員全員の13人では竹富町の5人が全員反対のため、採決に持ち込まれれば不採択が目に見えていたからだ。

 同法は、教育長にすべての会議への出席を求めている。県教委の「指導」で、法律違反を恐れた玉津氏は協議に戻った。案の定、同協議会の決定は覆った。

 法律に基づき、玉津氏を指導した県教委だが、そもそも教育委員全員による8日の協議は、採択に関する法的権限のないものだった。竹富町側が育鵬社を2度にわたり拒否したため、県教委が打開策検討の場として開催を要請した。

 ところが前日に急遽(きゅうきょ)、採択やり直しの場として位置づけると決定。協議では県教委の担当課長が「協議には法的拘束力がある」と強調し、議論を進めた。文科省は「3市町の合意」を条件に協議を採択の場として認めたが、石垣、与那国両市町側が「合意はない」としており、今後、採択の有効性が焦点となる。その文科省は、これまで「県教委が事態を収拾すべきだ」という態度を崩していない。

 同協議会関係者は「まるで育鵬社を不採択とするためのような指導で、県教委は無法状態だ」と非難。ある教育委員経験者も「民主的に決まった議決を県教委が横暴に覆した。各地で同様の事態が起きた場合、採択制度に基づく議決が守れなくなる」と懸念を示す。

 ジャーナリストの櫻井よしこさんは「育鵬社の教科書は国の検定を合格したにもかかわらず、沖縄のメディアは連日、キャンペーンを張り、批判し続けた。県教委は本来、公正な採択を守る立場のはずなのに、批判に流され、加担してしまった」と批判する。

                   ◇

【用語解説】八重山地区の教科書採択問題

 沖縄県石垣市と与那国町、竹富町の3市町からなる八重山採択地区協議会は8月23日、来春から地区の21中学で使われる歴史教科書を帝国書院、公民教科書を育鵬社と決定した。石垣市と与那国町の両教委は協議会の議決通りに採択したが、竹富町は不採択と、「地区内同一」を定めた無償措置法に違反する状態になった。通常、協議会決定を軸に一本化が図られるが、県教委は教育委員全員による協議を提案し、採択のやり直しを求めた。協議への合意がないまま多数決となり、育鵬社は不採択で、東京書籍が採択された。

           ★

【おまけ】

当日記のコメント欄以外の個人メルアドに多くの発送済みの激励文や抗議文のコピーを送って下さる方がいます。

昨日の理不尽な「井戸端会議の決議」の後に送られた2件を紹介します、 いずれも「村八分」を避けるため名前を付します。

■抗議文

沖縄県教育委員会教育長 大城 浩殿

                         平成23年9月9日

 

私は、○○と申します。

本日、メール致しましたのは、昨日八重山教育委員協議会とやらで、法的根拠のない教科書採択を決議したというニュースを聞き及んだからです。

貴殿も熟知されておられるように、教科書採択は八重山地区教科書採択協議会において既に結論が出されているのであり、他の如何なる機関によってもこれを変える事は出来ず、これを行えば、法的根拠がないというばかりか、違法行為に他なりません。

 過去二度の採択を拒否している竹富町が、ルールを無視した行為を行っているのであり、貴殿が指導、助言しなければならないのは、他ならない慶田盛氏の方です。どうしても、東京書籍の公民教科書を使いたければ、竹富町のみ有料で行えば済むことです。

 ここ二か月間の県内紙の報道ぶりは、ミスリードそのものであり、はっきり申し上げて偏向報道以外の何物でもありません。これを承知しておられるはずの貴殿が、これを許して置くようなことがあれば、沖縄の青少年問題の改善は絶望的と言わなければなりません。

 県教育委員会のHPから貴殿の就任の挨拶を読ませて頂きました。

そこには、「新しい教育の流れを創るために確かな『実践力』が必要になります。そのために、次の『5つのC』を肝に銘じながら『組織力』『連携』をキーワードに日々の教育行政に携わっていきたいと考えています。」とあり、その5Cとは、ChallengeControlConsiderCommunicationCompliance(法令遵守)となっております。

私は義憤を抱きつつ、八重山教育委員協議会の方々と特に竹富町教育長慶田盛氏に法令を守らせるように、貴殿の適切な指導を強く要望致します。

 

■激励文

 石垣市教育委員会 教育長 玉津博克様
与那国町教育委員会 教育長 崎原用能様
その他の見識のある委員の皆様

今日は大変お疲れさまでした。法的権限のない会合で、反対意見をさんざん聞かされさぞお疲れだったでしょう。

それで多数決をして不採択が決まったですって?なんか沖縄タイムスとか琉球新報が先走った希望的情報を流しているようですけど、教育長におかれましてはまったく意に介することはありません。なぜなら、今度の会合は全く法的な権限がないからです。

「今回の決定は、あくまで権限のない会合で多数決をとってみたら、不採択にしたいと考えている方が多かった」と言うことに過ぎません。法的な権限がないのに「不採択が決まった」というような沖縄タイムスや琉球新報の報道など誤報もいいところです。

そんなことで不採択でしたら、私も勝手に内地八重山教科書委員会とかいう団体を作って、勝手に育鵬社の「歴史教科書」を採択してしまいます。法的権限のない人が何を言っても関係ありません。仮に個々の自治体の委員会と教育委員協会のメンバーがオーバーラップしていたって、権限がないものがいくら何を決めようが決定権はまったく存在しません。

例えば、国会議員が福岡ドームかどこかに集まって、衆議院委員会なんて名前のものを作って多数決をしたって、ちゃんとした法案は何も決められないでしょう。最終的にはちゃんと権限のある国会で手続きをふんで正式に決めない限り、何も決めることはできません。いくら福岡で多数をとっても、最終的に国会で多数を取らないと意味がないのです。

今回の会合など、構成員から判断すると多数決をすれば、育鵬社に対して否定的な結論が出ることなど、分かりきったことでした。だからこの場で多数決をしたって、分かりきったことがそのまま分かっただけにすぎません。そんなのは例えば左翼だけの会合で、自衛隊の可否の多数決をするようなものです。それにわざわざ出向いて行かれて本当にお疲れさまでした。

さて、今朝のメールでも書きましたが、教育長らが正式なプロセスを経て審議してお決めになったことは、すでに教育長ご自身でも覆すことはできません。だから今後におよんで、誰が何を決めようと、今更覆すことはできません。

しかし、もし今日の会議で教育長らが翻意して全会一致にでもなれば、違法状態のままことを進めるのが一層やりやすくなったことでしょう。つまり、協議会での採択決定とは異なっているので、いずれ違法なのだけど、教育長らが折れたのなら誰も文句をいわないだろうということで、違法なままことが進む可能性が高くなったでしょう。どだい違法なのですけど、だれも文句をいわんだろうということで、うやむやにごまかそうという作戦です。その点で教育長をはじめ5名の方が原則を貫かれたことは、心より敬服いたします。誠に素晴らしいことでした。

特に強調したいのは、先ほど述べましたように、多数決では不採択が多いことなど最初から分かっていたことでしたから大した意味はありません。今回の会合で向こう側にとって唯一意味が有る成果だったのは、教育長らが県やマスコミの圧力に屈して折れて、全会一致で、不採択に賛成するということでした。そうなると、違法状態を免れ得ぬものの、教育長らが折れたので文句ないだろうということで押し切りやすいということでした。しかし教育長らは折れなかった。道理を貫ぬかれた。したがって向こう側に取って今回の成果はゼロということです。本当に良かった。子供たちの未来を考えると左翼が支配する教育環境を一刻も早く改善してあげなくてはなりません。

教育長らがこの先なされることは、「八重山地区教育委員協会での多数の意見はとりあえず認識した。それらはひょっとすると次の採択時に参考にするかもしれない。しかし、今回はもう正当な手続きで結論をだしたことであるので、どうあっても覆すことはできない。石垣島と与那国町は粛々と、正規の手続きによって決定されたことを進めるのみである。」と主張されることです。決して退りぞかず、頑張ってほしいと思います。

なにより子供たちの未来のために、道理を貫いていただきたく思います。

若輩者の私がはるかに先輩の皆様に僭越な意見を申しまして誠に恐縮に思います。
皆様の益々の御健康と御発展、八重山の発展を祈念致します。

  よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

コメント (1)

本物の独裁者は県教育委だった!

2011-09-09 08:44:33 | 八重山教科書採択問題

  よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

何の法的権限もない井戸端会議(地区教委協)が、多数決で気に入らない教科書の採択を否決し、お気に入りの教科書を新たに採択した。

しかも違法性をチェックすべき審判役の県側が、これを法的に有効とみなすと、お墨付きを与えた。

2011年9月8日は、沖縄で民主主義と法の秩序が死んだ日である。

これは沖縄県民の恥辱として永遠に語り継ぐべき出来事である。

八重山教科書:地区教委協 育鵬社版採択せず

沖縄タイムス  2011年9月8日 19時38分 

 八重山地区の中学校公民教科書採択問題で、石垣、竹富、与那国の3市町の全教育委員でつくる地区教育委員協会(会長・仲本英立石垣市教育委員長)は8日、多数決で「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版を採択しないことを決めた。

          ☆

「発狂新聞」の面目躍如で、舞してこれを伝える沖縄タイムスの号外がこれ

>>電子号外育鵬版不採択 八重山3教委、多数決で

法的裏づけのない地区教委協で何を議決しようが、すでに八重山採択地区協議会で正式に決まったことは覆ることはない。

それが法治国家の教育行政である。

ところが沖縄タイムス記事の次のくだりに呆れ返った。

県教育庁は採択を「有効」とみなし、協議終了後、協議終了後、文部科学省へ報告した。≫

地元テレビが冒頭から紛糾する協議の模様を一部報じていた。

崎原与那国町教育長
「教科書採択が協議会の他にあるのはおかしい」

狩俣智義務教育課長
「あれは“協議会”でこれは“協会”でまったく別のも」

採択権限のある「協議会」とは別種類の「協会」なら採択権は無いと考えるのだが、協議終了後の崎原教育長の「町教委の採択と別の話し」という談話に対し、狩俣課長は「採択決議として受け止めている」とし、決議の有効性を強調。 違法性の指摘には「必要最小限度の『交通整理』」としている。(沖縄タイムス 9日)

いやはや驚いた。

県教育委が審判役として立ち会うことは、色眼鏡に中東の笛を持つ審判員など信用できないと書いた。

だが、沖縄タイムスの押さえ気味の報道でも、県教委が審判役どころかヒットラー顔負けの強権を発動し、会議を仕切り、井戸端会議の結論に「法的に有効」のお墨付きを与えたことがわかる。

沖縄タイムす、琉球新報の発狂した見出しや記事からは、読み取ることが難しい県教育委の横暴について、今朝の八重山日報はどのように報じているか。

■八重山日報 2011年9月9日

教科書攻防約6時間

県教委、会議を主導

「ごり押し」批判も

中学校公民教科書で育鵬社版の負採択と東京書籍版の採択を決めた8日の会議には、県教育委員会義務教育課の狩俣智課長ら・県教委から4人がオブザーバー出席。 たびたびた発言を求め、事実上、会議を主導した。教科書採択の法的根拠がないと指摘された会議が一転、「採択会議」になったのは、県教委の「お墨付き」が大きい。 こり押しを認めたとの批判も招きそうだ。 
県教委は7日に作成した文書で、教科書を採択する法的権限が無い3市長の教育委員全員の会議について、3市長教育委員会の了解のもと、採択権限のある会議に位置づけるーという見解を示した。
8日の会議で狩俣課長は「教育委員全員が参加している、この形が(採択には)最も望ましい。もし協議ができないと、県として召集しなければ」と言い切り、採択権限を公認する形になった。 
採択地区協議会が育鵬社版を選定する方針を出したことについては「答申はあくまで答申。各教育委員会を拘束しない。 答申と異なる教科書であっても、一本化していればいい」と強調。 「ここ」(会議)で決めたことには拘束力がある」と念を押した。 
玉津博克石垣市教育長が「協議会では、あらかじめルールを決めて教科書選定を協議する。この場で採択するなら、各教育委員会が合意しなくてはならない」とただすと「ここでルールを決めればいい。協議をしないという選択肢はない」と、この場での採択を強く要求。 「協議の方法は、この場で多数決で決めて欲しい」とも述べ、多数決での決着を決定付けた。 
玉津教育長が「私たちは協議会の答申に基づいて採択しているので、何ら違法性はない」と、なおも難色を示すと「事実誤認だ。採択が異なれば協議しなくてはいけない」と突っぱねた。 
八重山教育事務所の宮良学所長は、地区小、中学校長会とPTA連合会が調査員(教員)の意見を尊重することを求める要望書を出したことを挙げ「教育は保護者、学校、地域の信頼があって成り立つ。 校長会、PTAの主張を、各委員がどう判断したか聞きたい」と、育鵬社版の教科書採択に反対する考えを示唆した。

「文科省の判断仰ぐ」

決定無効主張する玉津教長

8日に開かれた3市町教育委員全員の会議で、育鵬社版公民教科書の不採択などが決定したが、石垣市教育委員会の玉津博克教育長は「このような協議のあり方については疑義がある」と、会議の決定を示した。 会議に先立ち、同日付で文科省に対し、県の指導は「不当介入であり、違法」と訴える要請書を送付しており、最終的には同省の判断を仰ぐ。 
玉津教育長は会議終了後「私たちは法に従って教科書を選定し、与那国町とともに採択した。すべての作業は完了し、何ら瑕疵(かし)は」ない」と」強調。 「私たちの決定を変えることをできるのは、私たちだけだ」と述べ、市教委で承認されていない育鵬社版の不採択や、東京書籍版の採択は無効だという見解を示した。 
会議で玉津教育長は、事態の打開策として竹富町に対し、育鵬社版を採択し、副読本として自費で東京書籍版を購入してはどうかと提案。文科省の見解でも認められているとしたが、慶田盛安三竹富町教育長は提案を一蹴した。 
会議が多数決を採用したことに抗議し、いったんは退席したが「地方教育行政方で教育長はすべての会議に出席を義務付けられている」と説得され、席に戻った。

          ☆

当日記は慶田盛竹富町教育長のことを「ヒトラーも顔負けの独裁者」と命名した。

だが、本物の独裁者は別にいることがわかった。

県教委である。

八重山日報によると、事実誤認の情報を根拠に玉津会長を「指導」していたというから、「民主主義」と「法の秩序」を真っ向から否定する本物の独裁者は「県教育委」ということになる。

慶田盛氏は、当初から県のお墨付きを得ながら無法者のような発言を繰り返していたということだ。

県の強権的「指導」の違法性を指摘された狩俣義務教育課長の「必要最小限度の『交通整理』」というコメントは、独裁者の面目躍如とも言え、例えていえば次のようになる。

交通規則を無視し交差点に暴走してきた「慶田盛・自動車」と、交通ルールを守って交差点に進入した「玉津・自動車」が衝突し、交通が混乱した。駆けつけた警官はルール無視の「慶田盛・車」に交通違反の切符を切るべきところを、交通の混乱を避けるための「交通整理」という名目で、あろうことか交通規則を守った「玉津・車」に違反の切符を切り、「慶田盛・車」の暴走には目をつぶった

当初から「審判役」としての県側が同席することに疑念を持ってはいたが、これほどあからさまな「ごり押し」を衆人監視のうちに堂々と行うとは、さすがに筆者にも想定外であった。

関係者の話によると「井戸端会議」は、プロ市民が押しかけ、まるで数を頼んだ「集団リンチ」のような様相だったという。 

協議会での採択時に「無記名投票」にしたのは、「記名投票」にすると、氏名が公表され狭い地域社会では「村八分」の恐れがあると書いた。 

ところが発狂新聞は、育鵬社に投票した委員の実名を公表するという卑劣手段に訴え、その結果、育鵬社に投票した委員の家にはプロ市民団体が夜討ち朝駆けで抗議の罵声を浴びせ、最終的に「井戸端会議」の衆人監視の多数決では翻意したと聞く。

 今回の「井戸端会議」の決議は、太平山さんが指摘するとおり、長年沖縄を支配してきた沖教組、沖縄タイムス、琉球新報そして県教委の四大悪党の共同謀議と考えざるを得ない。

最終的には文科省の裁可を仰ぐということになっているが、ここで問題なのは文科省は3代続く民主党内閣ということである。

仮に政府が「政治主導」などとバカなことを考え、教科書問題と基地問題の「バーター取引」に走ることを改めて危惧する。

昨日の「井戸端会議」で示した狩俣県義務教育課長の示した言動は、決して法律優先の小役人のする態度では無く、まさに「政治的発言」そのものだから、である。

 発狂新聞は「井戸端会議」の決議に県側がお墨付きを与えたことで、一件落着のつもりのようだが、最終的には文科省の判断であり、場合によっては訴訟の可能性だってある。

それよりなにより、

国民の目は節穴ではない。

日本は民主主義を国是とする法治国家であり、沖縄は日本国の一部である。

無理が通って道理が引っ込む世の中を県民が許すはずは無い。

天知る、地知る、ネット知る

ということを「四大悪党」(沖教組・沖縄タイムス。琉球新報・県教委)は胆に銘じるべきである。

 

★「パンドラの箱掲載拒否訴訟」第三回口頭弁論のご案内★

表現の自由と著作権の侵害を争点とした上原正稔氏の戦いは、沖縄の言論空間と歴史の偏向を糺す運動にも影響を与えるものとなっています。 三回目の口頭弁論と報告会を左記の如く行いますので、参加賜りますようご案内申し上げます。 尚。上原正稔公式サイトで検索頂ければ、裁判の経緯も順次掲載されます。

           記

■第三回口頭弁論

日時:9月13日(火) 午前10時

場所:那覇地方裁判所

■報告会

日時:同日  午前11時

会場:沖縄県護国神社内社務所会議室

                ★

★「パンドラの箱訴訟」の支援カンパ依頼

ゆうちょ銀行 総合口座(普通) 
記号 17010   番号 10347971
三善会(サンゼンカイ)

沖縄県宜野湾市真栄原1-11-1-702 

三善会の振込ですが、郵貯の口座を持っている方がカードで振り込む場合は、手数料がかかりません。全国どこからでも無料となります。しかし、それが無い場合は、最寄りの金融機関からとなり、手数が発生致します。

 

 

  よろしかったら人気blogランキングへ クリックお願いします

他の金融機関からの振込

【店名】 七〇八(読み ナナゼロハチ)

【店番】 708 

コメント (7)