本日25日付の八重山毎日新聞を紹介。

特徴としては読者投稿が3連発ってことですね。

①民主主義を学び、全国の模範となる取り組みを示そう!(山口喜七朗)
②「教科書問題」を教育の原点と法律的視点で考えるへのお誘い(新垣重雄)
 これは勉強会のお知らせみたいなものですが
③八重山アチコー考 平和の武器は丸腰が一番 軍隊の配備は自滅への道(後盛秀行)

 本日紹介するのは③です。「平和の武器は丸腰が一番」という見出しが印象的ですね。この見出しの意味するところは本文にあるので引用します。

【それにしても赤ちゃんのなんと無防備なこと。大人社会の抑止力など関係ありません。親(娘)の愛を信じてすべてをさらけ出しています。うんちやしっこ攻撃にあっても、親は満足そうな笑顔で対処します。(中略)そんな親子の光景を見ていると、大人もこうあるべきなのになあ、と大人社会の理不尽さにため息が出ます。】

 まずはお孫さんの誕生おめでとうございます。見出しの「平和の武器は丸腰が一番」と本文を重ねてみると、こうなった。
それにしても中国のなんと無防備なこと。交際社会の抑止力など関係ありません。親:日本(娘:中国)の愛を信じてすべてをさらけ出しています。領海侵犯や内政干渉攻撃にあっても、親(日本)は満足そうな笑顔で対処します。

 中国を赤ちゃんだと思っているのですね。主権国家に親も子もないと思いますが。何より日本と韓国の親父だと思っている中国に失礼なのでは。なぜ親子関係にならないといけないんですか。次は育鵬社に対する批判している個所を紹介。

【育鵬社の教科書では天皇陛下の写真が異常なほど多く見られ、執筆者や編集者の崇拝ぶりが感じられます。(中略)天皇陛下は「(*国旗国歌について)強制になるということでないことが望ましいですね」と軟らかい口調でたしなめました。これを今回の教科書問題に置き換えると、玉津石垣市教育長が「陛下、愛国心を重視している育鵬の教科書を八重山地区に採用することが私の仕事でございます」と言うと、きっと天皇陛下は「強引で強制的な採択でないことが望ましいですね」と答えるのではないでしょうか。玉津さん、大好きな天皇陛下を困らせてることはいけませんよ。】

 まず脱字を見つけたので補足しておきましょう。

「と軟らかい口調でたしなめました」を「と軟らかい口調でたしなめられました」に変更

 天皇陛下に対する礼儀ですよね。「天皇」について個人的な意見はあっても社会的な場では陛下に対して尊敬語を使うものなんですよ。この方の主義主張がうかがえます。また、「育鵬社の教科書では天皇陛下の写真が異常なほど多く見られ」るようですが、東京書籍の教科書では天皇陛下の写真が一枚もないですよね。「天皇」に関してどれだけページを割いて説明しているんでしょうか。たった数行でどう説明するのでしょう。また、イギリスの教科書では「国王」をどのぐらいのページを割いて説明しているのか気になりますね。
 竹富町の慶田盛教育長が「陛下、地球市民を重視しし、天皇の記述を薄めている東京書籍の教科書を八重山地区に採用することが私の仕事でございます」と言うと、陛下は・・・。と思ったが、東京書籍で育った人は反天皇なので、会うわけもないし敬語も使うわけないか。

 八重山毎日新聞はこんなことしていいのですか?この記事なんてネット掲示版から飛び出してきたような煽りかたと個人攻撃じゃないですか(写真はいい歳のおじちゃんなのに)。「平和の武器は丸腰が一番」という見出しも、ご時世を見誤ってます。せめて見出しではなく本文に隠すべきです。中高生がこの見出しを見ても「キレイゴトダナー」でおしまいですよ。

いい加減にしないと新聞の広告が減りますよ、ってかもう減っていますよね。そういう話聞きます。