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2015.5.1 19:39更新
【普天間移設】
米・マケイン氏「移設は知事レベルの決定ではない」
米上院軍事委員会のマケイン委員長は1日までに、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に翁長雄志知事が反対していることについて「(辺野古への移設は)知事レベルの決定ではなく、日本政府が決定した」と翁長氏をけん制した。
共同通信のインタビューで語った。政府の決定が優先されるべきだとの認識を示す発言。
住宅地と隣接している普天間飛行場の使用が長引けば、沖縄県民の怒りはさらに高まると指摘し、海兵隊のグアム移転と辺野古移設の早期実現の必要性を強調。辺野古移設は「実現可能だし、不可欠だ」と語った。(共同)
翁長知事、米上院軍事委員長と会談 対話継続で一致
朝日新聞 2015年6月3日12時18分
訪米中の翁長雄志(おながたけし)・沖縄県知事は2日(日本時間2~3日)、ワシントンでジョン・マケイン上院議員(共和党)と会談した。マケイン氏は、米国の基地政策に大きな影響力を持つ上院軍事委員会の委員長。議論は平行線に終わったが、対話を継続することで一致したという。
会談には、ジャック・リード上院軍事副委員長(民主党)も同席。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画をめぐって約1時間、非公開で意見を交わした。
翁長氏によると、会談では日米の安保体制を理解していることを伝えた上で、辺野古移設阻止を掲げた県民大会について地元紙の記事を見せて説明。翁長氏から「辺野古の建設についての(反対の)民意は出ている」として、移設計画に反対する立場を伝えた。
マケイン氏は「沖縄の気持ちは聞かせてもらった」と述べるにとどめたが、今後も対話を継続していくことを確認したという。翁長氏は会談後、「継続して話をしてもらえるということで、大変有意義だった」と記者団に語った。
マケイン氏は会談後に声明を発表。翁長氏と対話を継続する意向を示しつつ、「会談では現行の米軍再編計画への支持を表明した。日本政府と協力し、日米同盟が強化されることを望む」と強調。辺野古移設を進めるべきだとの立場を改めて示した。(ワシントン=泗水康信)
QABテレビ 2015年6月3日 11時44分
【動画】知事 マケイン上院議員と面談し民意伝える
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訪米中の翁長知事は現地時間の2日、アメリカ議会の有力議員らと相次いで会談し、辺野古への基地建設に反対する沖縄の民意を伝えました。
翁長知事が最初に会談したのは上院の軍事委員長でオバマ政権にも影響力のあるジョン・マケイン上院議員。
知事は5月17日の県民大会の様子などを紹介しながら、辺野古への基地建設に反対する沖縄の民意を直接伝えました。
マケイン上院議員は会談後に「沖縄県民への感謝と現行案を支持する考えを伝えた」とコメントを発表、話し合いは平行線だったとみられています。
翁長知事は会談後に「きょうは委員長と副委員長とお話できたということ、また沖縄の気持ちを伝えられたというのが、大変意義があったんじゃないか」と話しました。
翁長知事は日本時間の今夜、国防総省、国務省の官僚との会談に臨みます。
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