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琉球新報と沖縄タイムスを読むと、朝日新聞が中立・公正に見える、といわれて久しい。
山城某がキャンプ・シュワブの侵入禁止ラインを超え、警察官に逮捕されたことを沖縄2紙は「不当逮捕」「不当拘束」などとデタラメ報道で警察官を批判した。
だが公開された動画によると、山城某は意図的に禁止ラインを超えており、何度も警察官を挑発していた。 さらに動画には沖縄2紙の記者やカメラマンも禁止ラインを侵入していることが映し出されていた。
それ以降、沖縄2紙の捏造体質が「論より証拠」として全国に知られるようになった。
翁長知事の訪米行脚の際は、シャーツ上院議員や米国務省が翁長知事との会談直後に声明を発表し、沖縄2紙の捏造報道に釘を刺した。
発言者の言葉尻を捕え、歪曲・捏造報道で読者を誤誘導するのが沖縄2紙の常套手段だと学習したからだ。
米政府は、政府関係者が沖縄県知事と面会するときには、直後に、声明文を発表し、沖縄紙の捏造報道に歯止めをかける術を身につけたようである。
今朝の沖縄タイムスからケネディ米大使と翁長知事の会談に関する見出しを紹介する。
■一面トップ
米大使へ反辺野古訴え
知事が初会談 具体的返答せず(※注:これは嘘です)
■二面トップ
ケネディ大使と会談
米、知事主張打ち消す
決着済みを印象付けか
■二面下部のベタ記事
辺野古移設推進
官房長官が強調
知事・米大使会談受け
「画期的な訪米」 名護市長が報告会
市民ら270人が参加
■オピニオン面
社説;翁長・ケネディ・会談
大使の考えが聞きたい
翁長沖縄知事、ケネディ大使と初会談 民意訴える
【東京】翁長雄志知事は19日午前、東京・赤坂の在日米国大使館でキャロライン・ケネディ大使と知事就任後初めて面談した。翁長知事は会談後、記者団の取材に応じ、「昨年の名護市長選や知事選、衆院選で県民の民意は出た。辺野古に新基地は造らせないと伝えた」と説明した。
ケネディ氏は今後も米国のプレゼンスは日米安全保障にとって重要だとし、「沖縄が今日まで日米安保に貢献いただいたのはありがたく思っている。これからも日米両国が力を合わせていきたい」と述べたという。翁長知事によると、「辺野古」や「普天間」への言及はなかった。
一方、米国大使館は会談後、ホームページに「キャンプ・シュワブへの飛行場建設は運用面、政治面、財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策であるとあらためて表明した」との会談内容を掲載した。
☆
>翁長知事によると、「辺野古」や「普天間」への言及はなかった。
翁長氏の発言や沖縄紙の報道を、どこまで信用してよいのか。
>米国大使館は会談後、ホームページに「キャンプ・シュワブへの飛行場建設は運用面、政治面、財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策であるとあらためて表明した」との会談内容を掲載した。
ケネディ米大使も捏造報道では悪名高い沖縄2紙への対抗策として会談後の「声明発表」をホームページでやったらしい。
では沖縄テレビと読売新聞は、どのように報じたか.
06/19 15:19
沖縄県の翁長知事は19日、アメリカのケネディ駐日大使と初めて会談し、普天間基地の辺野古への移設に反対する考えを伝え、計画を中止するよう訴えた。
翁長知事とケネディ大使の初めての会談は、東京のアメリカ大使館で、報道陣に非公開で行われた。
この中で、翁長知事は、ケネディ大使に、2014年の名護市長選挙や県知事選挙の結果をふまえ、「辺野古に基地はつくらせないというのが、沖縄の民意だ」として、普天間基地の移設計画を見直すよう訴えた。
翁長知事は、アメリカ政府への働きかけに際し、オバマ大統領ともつながりが強いとされる、ケネディ大使の協力を得たい考えだが、会談で、ケネディ大使は、日米同盟の観点から、在日アメリカ軍の重要性を強調したという。
翁長知事は「辺野古という言葉には、触れませんでしたけど、アメリカのプリンセスに対して、日米で一緒にやっていきたい」と述べた。
一方、会談後、アメリカ政府が発表した声明によると、ケネディ大使は、普天間基地の移設計画について、「運用面・政治面・財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策」だとする、アメリカ政府の従来の方針を伝えたという。 (沖縄テレビ)
>翁長知事は「辺野古という言葉には、触れませんでしたけど、
え? 本当に触れなかったの?
>会談後、アメリカ政府が発表した声明によると、ケネディ大使は、普天間基地の移設計画について、「運用面・政治面・財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策」だとする、アメリカ政府の従来の方針を伝えたという
ほらほら、やっぱり触れていたでしょうが。
翁長氏にケネディ大使「現行計画が唯一解決策」
沖縄県の翁長(おなが)雄志(たけし)知事は19日午前、東京の米国大使館でキャロライン・ケネディ駐日米大使と初めて会談し、基地問題について意見を交わした。
翁長氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画に反対の考えを伝えた。
会談は非公開で約40分。翁長氏は会談後、記者団に「日本の安全保障は日本国民全体で負担してほしい、沖縄の民意は辺野古に基地を造らせないということなので理解をいただきたい、と伝えた」と述べた。
同大使館は「ケネディ氏は、日米同盟に必要不可欠な貢献をしている沖縄に心から謝意を伝え、日米両政府が進める現行計画が唯一の解決策であると改めて表明した」としている。
このほか、ケネディ氏は23日に沖縄県で行われる沖縄全戦没者追悼式に、昨年に続いて参列する意向も明らかにしたという。
沖縄知事“移設中止” 米大使“唯一の解決策”
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一方、アメリカ大使館によりますと、ケネディ大使は移設計画は普天間基地の継続的な利用を避けることにつながり、運用面、政治面、財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策だという考えを示したということです。また、ケネディ大使は、沖縄戦から70年となる今月23日の「慰霊の日」に沖縄県が主催する戦没者追悼式に、ことしも出席する意向を示したということです。
会談のあと、翁長知事は記者団に対し、「一緒に物事を進めていきたいという姿勢は感じたが、用意されたメモを読んでいるような感じで、移設計画を進めるアメリカ政府と同じ印象を受けた」と述べました。
米大使館「現行の移設計画は唯一の解決策」
そのうえで、アメリカ軍普天間基地を名護市辺野古沖に移設する計画について「日米両政府は、移設計画に確固たる責任を共有している。普天間基地の継続使用を避けることにつながり、唯一の解決策であると改めて表明した」としています。
QAB「翁長知事とケネディ大使が初会談 2015年6月19日」
http://www.qab.co.jp/news/2015061967395.html
ケネディ大使の発言について記述無し。
新報「ケネディ大使、辺野古調査言及なく 翁長知事と初会談 2015年6月19日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-244518-storytopic-3.html
>翁長知事によると、ケネディ大使から辺野古移設に対する言及はなかった
>ケネディ大使は「在日米軍のプレゼンスを継続していく必要がある」などと述べるにとどめた。
>臨時制限区域への立ち入り調査について、大使から発言はなかった。
あっそ。予想通り。
タイムス「翁長沖縄知事、ケネディ大使と初会談 民意訴える 2015年6月19日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120559
>ケネディ氏は今後も米国のプレゼンスは日米安全保障にとって重要だとし、「沖縄が今日まで日米安保に貢献いただいたのはありがたく思っている。これからも日米両国が力を合わせていきたい」と述べたという。
>翁長知事によると、「辺野古」や「普天間」への言及はなかった。
やっぱり。
そして↓
>一方、米国大使館は会談後、ホームページに「キャンプ・シュワブへの飛行場建設は運用面、政治面、財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策であるとあらためて表明した」との会談内容を掲載した。
会談内容を翁長知事に歪曲されないよう、即座の会談内容表示。
自民党も、「慰霊の日」にこの手法をとるべし。
テレ朝「翁長知事ケネディ大使と会談 辺野古移設反対伝える 06/19 11:57」
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000052985.html
>ケネディ大使は「軍事的プレゼンスを日米で一緒に進めていきたい」と語り、日米合意に基づいて辺野古移設を進める考えを示したということです。
あらら、沖縄メディアは伝えなかったが、はっきり大使は、「日米合意に基づいて辺野古移設を進める考えを示した」んじゃん。
NHK「沖縄知事“移設中止” 米大使“唯一の解決策” 2015年6月19日」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150619/k10010120321000.html
>アメリカ大使館によりますと、ケネディ大使は移設計画は普天間基地の継続的な利用を避けることにつながり、運用面、政治面、財政面および戦略的な懸念に対する唯一の解決策だという考えを示したということです。
NHKでも、大使は「唯一の解決策」であると。
>翁長知事は記者団に対し、「一緒に物事を進めていきたいという姿勢は感じたが、用意されたメモを読んでいるような感じで、移設計画を進めるアメリカ政府と同じ印象を受けた」と述べました。
移設計画を進めるアメリカ政府と同じ印象を受けたwww
大使、ちゃんと政府の意向が翁長知事に伝わっていますよ。
ご安心ください。
>「日米両政府は、移設計画に確固たる責任を共有している。普天間基地の継続使用を避けることにつながり、唯一の解決策であると改めて表明した」としています。
オバマ大統領と親しいから、オバマ大統領を翻意させられると期待していた翁長知事だが、彼女は米政府の一員だということを忘れちゃいませんか~。
日本テレビ系「翁長知事、ケネディ大使に移設反対伝える 2015年6月19日」
http://gyao.yahoo.co.jp/news/player/20150619-00000027-nnn-soci/
>翁長知事「沖縄県の民意は辺野古に基地を造らせないということ。私もそう思うので、ご理解いただきたいと(伝えた)。時間の都合上(ケネディ大使から)コメントはありませんでした」
時間の都合上「言わない」ってwww
デジャブー。
■ついでに東子さんのコメントをもう一つ。
「平和宣言 移設中止求める 翁長知事、「慰霊の日」式典で 2015年6月19日」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=120487
>県は23日の沖縄全戦没者追悼式での翁長雄志知事の平和宣言で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を進める政府に、移設作業の中止を決断するよう求める文言を盛り込む
>平和宣言で知事は「政府においては、固定観念に縛られず、普天間基地を辺野古へ移設する作業の中止を決断され、沖縄の基地負担を軽減する政策を再度見直されることを強く求めます」と訴える
>追悼式は糸満市摩文仁の平和祈念公園で開かれ、安倍晋三首相ら政府関係者、キャロライン・ケネディ駐日米大使の参列を予定している。
翁長知事のアピールの場でもあるけれど、政府が辺野古移設のメリットを説明する絶好のチャンスでもある。
自民党沖縄県連あるいは政府スポークスマンは、式典後、直ぐに、
・辺野古は新基地でないこと
・「日米政府共に辺野古が唯一の解決策」と考えていること
・「今、辺野古移設を反対するのは、“早急な”普天間の危険除去を遠のかせる」こと
・「辺野古移設」で加速される「嘉手納以南の基地の統廃合」が進み、基地面積は縮小すること
・現在、普天間飛行場に課せられている3つの機能のうち、2つは移転実施、あるいは移転決定であること
・辺野古に移るのは残った一つの機能だ
と説明する資料を、記者諸君に渡すべきでしょう。
今年の慰霊式典は、大手メディアも(海外も?)注目しているのだから、「辺野古移設のメリット」を全国規模、全世界規模で知らせる良いチャンスになると思う。
米政府は、記事捏造、歪曲がされないよう、翁長知事の会見後即座に「声明」を配った、あれですよ。
官邸、各省庁へ意見
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
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