狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

<米軍ヘリパッド>工事、焦るプロ市民!政府「余裕のヘリ空輸」

2016-09-12 07:13:34 | 高江ヘリパッド

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高江ヘリパッド工事を巡るプロ市民と県警の「騒動」を報じるとき、沖縄タイムスの紙面に「国の焦り」という見出しが目に付く。 プロ市民の妨害により工事が予定通り進まないことに国が焦っている、といいたいのだろう。

確かに工事に多少の遅れはあるかも知れない。

だが、工事は粛々と進んでいることは間違いない。

沖縄タイムスは「焦る」という文言がお好きなようだが、心理学的に言えば、連発する言葉は自分の心の写し鏡だという。

いくら抵抗しても止まることのない工事を見て、焦っているのはむしろプロ市民、いや、沖縄タイムスの記者の面々かも知れない。

伊集東村長は、工事を容認しており、高江住民は工事の補償金を自民党県連を通じて国に要請している。

伊集村長が、工事を妨害するプロ市民による交通渋滞を防ぐため、プロ市民の村道使用を拒否するのかと思いきや・・・。

なんと、工事業者や機動隊の村道利用をも拒否するという。

本末転倒もはなはだしい。

暴力団抗争で近隣の住民が迷惑した場合、暴力団の地区への立ち入り(公道使用)を禁止するのが当然であり、暴力団と取締りの警官がトラブルを起こすのは迷惑として、警官の立ち入りを拒否するバカな市長は、伊集東村長の他にいないはずだ。

伊集村長が村道の使用を拒否したため工事現場までの資材や重機搬入に支障⇒ヘリによる搬入をするとの情報が流れる⇒「自衛隊ヘリ投入」への反発・・・・このように新聞は、ヘリによる資材搬入に反対の記事を書くつもり、らしい。

沖縄タイムス+プラス ニュース

9秒でまるわかり!

  • 米軍ヘリパッド建設で、沖縄防衛局は民間ヘリで資機材を搬入した
  • 来春のノグチゲラなどの営巣期までに完工するため最終手段に出た
  • 自衛隊ヘリの使用は県民反発必至だが、「官邸がやるといえばやる」

 沖縄防衛局が9日、米軍北部訓練場へのヘリパッド建設に向け資機材を民間ヘリコプターで搬入した。防衛局が空輸という「最終手段」(防衛省関係者)に打って出たのは、住民の反対などで工事が遅々として進まないことへの焦りといら立ちがある。今後、自衛隊ヘリの投入も引き続き検討しており、来年1月の工事完了へ向け、防衛局は3地区の同時工事を強行する構えだ。(政経部・大野亨恭、東京報道部・上地一姫)

 

 「これ以上の遅れは許されない。反対する市民を避けて機材を運び込むには、この方法しかない」。防衛省関係者は、ヘリを使った理由をこう説明した。

 防衛側が強く懸念するのは、来年3月から6月までのノグチゲラなど希少種の営巣期間だ。2月末までにN1、H、Gの3地区の工事が完了できなければ3月以降は工事を中断しなければならず、大幅な遅れは必至だ。

 防衛局がことし7月に県へ提出した環境影響評価検討図書には、工事完了時期を「来年1月末」と明記。その目標に向け、3地区同時に工事を進める計画を記載しているが、住民の反対により現在はN1しか着手できていないのが現状だ。

 さらに、東村の伊集盛久村長がH、G地区につながる農道の使用を拒否。防衛省幹部は「ヘリパッド建設を容認してくれている村長を裏切るわけにはいかない」と、農道を使用しない方針を決めたが、同時に陸路での機材搬入のめどが立たなくなった。

 省内では「一番安全なのは既存道路の使用」という認識は広くあったものの、工事の遅れを取り戻すために「空路」の選択を余儀なくされた形だ。防衛省関係者は9日の搬入は「遅れを拡大させないためのぎりぎりのタイミング」だったと明かす。

 一方、防衛省はさらに重い大型機材の搬入に、自衛隊ヘリを使用することを検討している。

 自衛隊ヘリは、災害の復興支援などで重機を運ぶことがある。県幹部は「自衛隊ヘリが投入されれば『政府は何でもやるのか』と県民が反発するのは間違いない」と語る。

 防衛省内部にも、「米軍基地の建設は任務としてどうか」「自衛隊の配備も難しい沖縄で、さらに反発が起きないか」などの懸念の声があるのも事実だ。

 別の防衛省関係者は、民間ヘリで「事足りる」なら、自衛隊ヘリの投入は避けたい、との認識を示す。

 実際に、自衛隊ヘリを使用するのか最終判断はまだ出ていない。だが、省内手続きを進め、既に米側の了解も得ているという。

 北部訓練場の過半返還は政府にとって、沖縄の基地負担軽減の「目玉」だ。返還の条件である早期のヘリパッド建設は、安倍政権にとっての「最優先課題」とも言える。自衛隊ヘリの投入に関し、防衛省関係者はこうつぶやいた。

 「官邸がやるといえばやる

                    ☆

最終的には「自衛隊ヘリによる搬入」も覚悟の防衛局だが、実際は民間ヘリで「事足りた」模様。

>民間ヘリで「事足りる」なら、自衛隊ヘリの投入は避けたい、との認識を示す。

>「官邸がやるといえばやる」

工事が遅れたら多少は焦るだろうが、すべては想定内の出来事であり、官邸の対応を見る限り、国側には「焦り」というより「余裕綽々」という印象さえある。

 次のような記事を書かざるを得ないというのは、沖縄タイムスの方が焦っているのはだろう。

 東村高江区在住で子育て中の母親2人は9日、沖縄県議会米軍基地関係特別委員会の仲宗根悟委員長に、周辺で米軍ヘリパッド建設の進む高江区を訪れ、住民の話を聞くよう求める要請書を出した。「県議会として高江区の異常事態を一刻も早く視察し、実情に基づいた論議をしてほしい」とし、16日開会の9月定例会前の視察を訴えている。

 軍特委の高江視察は2009年以降、行われていないという。一方で県議会は7月、建設中止を求める初の意見書を賛成多数で可決。軍特委も視察の必要性を確認していた。

 2人は要請書で「工事再開から(集落で)パトカーや救急車のサイレン音を聞かない日はほぼない」と政府の建設強行で激変した高江区の窮状を説明。一方、建設中のN1地区など四つのヘリパッドが未完成の現状でも、昼夜続くオスプレイの飛行訓練による騒音と振動で子どもの不眠被害が出ており、全六つのヘリパッドの運用が始まれば「高江で生活や子育てできなくなる」と訴え、一日も早い視察を求めた。

 9日時点で視察日程は未定。建設反対の市民の座り込み現場を訪れる県議もいるが、2人は取材に「県議にしかできない仕事をしてほしい。意見書で意思表明して終わりでなく、県議会として現場に行けない生活者の声を聞き、意見書に沿って県政を監視し、動かしてほしい」と話した。

 県議会事務局によると、軍特委が過去4年間で視察したのは1度。青森県などの県外の米軍基地で、新基地建設計画のある名護市辺野古も視察していない。

                       ☆

 

>2人は要請書で「工事再開から(集落で)パトカーや救急車のサイレン音を聞かない日はほぼない」と政府の建設強行で激変した高江区の窮状を説明。

>一方、建設中のN1地区など四つのヘリパッドが未完成の現状でも、昼夜続くオスプレイの飛行訓練による騒音と振動で子どもの不眠被害が出ており、全六つのヘリパッドの運用が始まれば「高江で生活や子育てできなくなる」と訴え、一日も早い視察を求めた。

記事は、「高江住民」と自称する2人の母親を引っ張り出して、「警官の過剰警備に迷惑する住民」を演じさせているようだが、2人の母親が(反対運動のための)移住者なのか元々高江の住民なのか疑わしい。 まさか違法テント村の住民ではないと思うのだが・・・・(笑)

高江や辺野古に集結する「市民」のほとんどは本土の人たちが占めるというのはよく知られたこと。(ネットの放映画像には手に刺青をした「市民」が警官に抵抗する様子も確認できた)

 

プロ市民の面々は左翼団体が企画したツアーで動員されている。

京都千代田区にあるNPOアジア太平洋資料センター(PARC) は「沖縄エクスポ―ジャーツアー」と称して人を集め、11月19日から21日まで高江や辺野古に向かうようだ。

 

 以下、転載

 

日程のみ先行のご案内:沖縄エクスポ―ジャーツアー
昨年に引き続き、今年も沖縄エクスポ―ジャーツアーを
開催いたしますので取り急ぎ、日程と集合解散時間のみとなってしまいますが、ご案内いたします
参加費、日程など詳細は決まり次第PARC web上にてお知らせいたしますが、
訪問先は高江、辺野古など数か所を予定しております

●日程:2016年11月19日(土)-21(月)2泊3日
※自由学校パンフレット記載の日程から変更しております。
●参加費:未定
●集合時間、場所:11/19 12時那覇空港(予定)、
●解散時間、場所:11/21 第1次解散昼ごろ那覇市内、
→希望者でオプショナルツアーのち第2次解散17時那覇空港

 

さて、「機動隊の過剰警護に悩む哀れな二人の母親」が県議会に訴え出た記事の3日前、沖縄タイムス北部報道部の城間陽介記者が、今年の「報道大賞」に値する”スクープ記事”を書いていることをこの2人の母親はご存知なのだろうか。

沖縄タイムス+プラス ニュース

9秒でまるわかり!

  • 米軍ヘリパッド建設への抗議活動で東村の農家から苦情が出ている
  • 村は農家向けに書かれたステッカーを作製、優先通行を求めている
  • 農作業に支障が出て、怒りの矛先は機動隊側から市民側へ

 【東】東村高江周辺のヘリパッド建設への抗議活動で県道70号が連日混乱し、高江区を中心とする村内の農家が悲鳴を上げている。村は区の要望で農家向けに「高江生産組合」と書かれたステッカーを作製。区はステッカーのある車を優先通行させるよう抗議市民、警察双方に求めている。

 ステッカーを使った対策は5日から始まった。区は村を通じ県警に通知。市民側にも伝えているが、仲嶺久美子区長は「農家から効果があったとの報告はない。周知が必要」と言う。

 

 県道70号では8月から、市民が「牛歩作戦」として、工事車両の前を時速10キロ未満の速度で走る抗議行動を展開。機動隊の交通規制もあって県道は渋滞し、出荷や作付けする農家を中心に地元住民の往来に支障が出ていた。

 

 高江区の農家の男性(75)はカボチャの植え付けに向かう途中で渋滞に巻き込まれ、本来10分で到着するはずの畑に1時間以上を要した。「作付け期間は限られている。このままでは1年間の収入に響く」と嘆く。「決してヘリパッドに賛成ではない。ただ、彼らのやっていることはわれわれの生活の破壊。もう爆発寸前だ」と憤慨する。当初の機動隊への怒りの矛先は市民側に変わりつつある。

 

 ヘリパッド建設予定地に近い国頭村の安波小学校では5日、「牛歩作戦」の影響で教員1人が授業に間に合わず、学校側は授業を急きょ変更した。宮城尚志校長は「反対運動を否定しないが、もっと別にやり方はないのかと思う」と首をかしげる。

 

 高江共同売店では物品の入荷日を抗議集会のある曜日は避けるようにした。仲嶺区長は「区民のストレスは限界に来ている。早くヘリパッドを完成させた方がいいとの声も出ている」と打ち明ける。通勤、保育園送迎、通院などに支障が出ていると苦情は絶えない。

 

 7日早朝、抗議行動を遠目で眺めていた与党県議は「これでは反対していた人たちまで離れていく。工事を進めたい国の思うつぼだ」とつぶやいた。(北部報道部・城間陽介)

 

                             

「機動隊の(過剰防衛に悩む二人の母親」は、」怒りの矛先を専ら工事する業者側に向けられている。

ところが、「下記に引用の通り名前を上げて抗議する高江の農民や学校の怒りは、工事を妨害する(プロ市民に向けられている。

ということは、やはり2人の母親は反対運動のため移住した往路市民の疑いがにおう耕である。

県道70号では8月から、市民が「牛歩作戦」として、工事車両の前を時速10キロ未満の速度で走る抗議行動を展開。機動隊の交通規制もあって県道は渋滞し、出荷や作付けする農家を中心に地元住民の往来に支障が出ていた。

 

>高江区の農家の男性(75)はカボチャの植え付けに向かう途中で渋滞に巻き込まれ、本来10分で到着するはずの畑に1時間以上を要した。

>「作付け期間は限られている。このままでは1年間の収入に響く」と嘆く。「決してヘリパッドに賛成ではない。ただ、彼らのやっていることはわれわれの生活の破壊。もう爆発寸前だ」と憤慨する。当初の機動隊への怒りの矛先は市民側に変わりつつある。

>ヘリパッド建設予定地に近い国頭村の安波小学校では5日、「牛歩作戦」の影響で教員1人が授業に間に合わず、学校側は授業を急きょ変更した。宮城尚志校長は「反対運動を否定しないが、もっと別にやり方はないのかと思う」と首をかしげる。

 

>高江共同売店では物品の入荷日を抗議集会のある曜日は避けるようにした。仲嶺区長は「区民のストレスは限界に来ている。早くヘリパッドを完成させた方がいいとの声も出ている」と打ち明ける。通勤、保育園送迎、通院などに支障が出ていると苦情は絶えない。

 

>7日早朝、抗議行動を遠目で眺めていた与党県議は「これでは反対していた人たちまで離れていく。工事を進めたい国の思うつぼだ」とつぶやいた。(

 

参考⇒怒り心頭の高江住民、暴徒の「牛歩作戦」に 2016-09-08

 

以下は東子さんの関連コメント

東子  
「高江の農家、ヘリパッド抗議に苦情 県道混乱で生活にも支障 2016年9月8日 07:58」
高江ヘリパッド 北部訓練場 東村
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/61153

 

 

城間陽介氏記事↑に苦情の電話↓

 

https://pbs.twimg.com/media/CrzN6rkVIAEZPak.jpg
https://pbs.twimg.com/media/CrzN7XgUkAAI1g8.jpg

 

 ヘリパッドが出来るのは、避けられないとなって、論点ずらし?

 


思い切った記事を書いた城間陽介氏。
北部報道部といえば(阿部岳氏が記事を書いていたが、城間陽介氏に交代?
だが、

 油喰小僧@andakueboja
資料8:沖縄タイムス記者、城間陽介のメアドが陽介の中国読み。

 というのもあるから、諸手を挙げて、絶賛は、お預け。

 

「【衝撃画像】沖縄タイムス記者がメアドに中国読みの名前『陽介=ヤンジエ』を使用 2015年02月28日00:45」
http://hosyusokuhou.jp/archives/42970418.html 
 

  【おまけ】

昨日(11日)の沖縄タイムス社会面に、こんな見出しが・・・。

重機ヘリ搬入 2日連続

高江 市民300人抗議

【ばかにされたよう■陸路は阻止】

 

住民ら週末にも提訴

工事差し止め仮処分も

あれ?すでに最高裁で決定済みでは

高江訴訟 上告を棄却 最高裁、住民敗訴が確定

 米軍北部訓練場の一部返還に伴う東村高江でのヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設現場で反対運動を続ける住民に対し、沖縄防衛局が通行妨害禁止を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は17日までに住民の伊佐真次さん(52)の上告を棄却した。

伊佐さんに対して「国の通路使用を物理的方法で妨害してはならない」と命じた判決が確定した。決定は13日付。
 最高裁は上告棄却について、憲法違反などの上告事由に該当しないとしたが、詳細な理由は明らかにしていない。上告受理申し立ての不受理決定も同様に、具体的な判断の理由は不明。
 国が、反対活動をする個人を民事訴訟で訴えるという異例の裁判は、識者を中心に表現活動の萎縮を目的とした「スラップ訴訟」と批判されている。伊佐さん側は訴権の乱用だと主張してきたが、最高裁でも認められなかった。
 一審の那覇地裁判決では、沖縄防衛局職員らがトラックに積載された砂利袋を手渡しで搬入した際に、伊佐さんが作業員の間で両手を高く上げたことなどを妨害と判断した。
 伊佐さん側は、抗議行動について基地のない平和な地域で暮らすために必要不可欠なものだと主張し、判決は「表現の自由を保障した憲法21条1項に違反している」として上告した。
 決定に対し、ヘリパッドいらない住民の会とヘリパッドいらない弁護団は連名で「住民の抗議活動が表現の自由に基づくものであることを無視し、過去の裁判例も無視するもので極めて不当だ」と声明で発表した。
 沖縄防衛局は「本件ヘリコプター着陸帯移設工事は、SACO(日米特別行動委員会)最終合意に基づく北部訓練場の過半の返還を実現し、県民の負担軽減を図るものだ。今後とも着実な実施に努めていきたい」とコメントした。
英文へ→Supreme Court turns down Takae lawsuit appeal

                  ☆

東子さんのコメント

「ヘリパッド移設抗議行動に元米兵も 「狂気」と計画批判 編集委員・野上隆生 2016年9月8日22時40分」
http://www.asahi.com/articles/ASJ983T72J98TLZU001.html

 

>准会員で元兵士らをヘリパッドの建設地、東村高江へ案内した那覇市の建築家、真喜志好一さん(72)によると、VFPは1985年に結成され、現在の会員は約3500人。

狼魔人日記読者にはお馴染みの真喜志好一さん(72)が、現在の会員は約3500人って、言っちゃった。
現在アメリカの退役軍人だけで2600万人居ると言われているから、0.013%。
退役軍人の中の極少数派

 

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