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沖縄2紙が捏造新聞といわれて久しい。 特に高江ヘリパッド建設に抗議し蛮行を繰り返す「過激派といわれる極左暴力集団」を「市民」と繰り返し報道したことで決定的となった。 高江の映像が全国に拡散されるようになってから、沖縄2紙が嘘つき新聞であることが全国に知られるようになった。
沖縄で起きたイデオロギー絡みの出来事が、沖縄2紙の色眼鏡を通じて報道されると黒が白となる。
犯罪者も英雄的に報道される。
特定勢力の機関紙と呼ばれても恥とも思っていない。
沖縄の言論空間を捻じ曲げているのは、新聞報道だけではない。
政府要人と県知事らが会談するときは、冒頭の数分間はメディアにオープンだが、肝心の重要課題についてはメディアを排除して、秘密裏に行われているという。 そのため、会談後別々に行われる会見で述べたことが、後になって「言った言わない」で問題になることが多い。(※「おまけ」の文末⇒会談取材、「沖縄方式」オープンだったのに…)
菅官房長官が、8~9日にかけて来県、翁長知事と会談し「北部訓練場の年内返還」を明言したことに、翁長知事が「歓迎する」と述べたことが、沖縄2紙の逆鱗に触れ、批判の矢を浴びた。
ところが、県議会で「歓迎とはヘリパッド建設を容認するのか」などと共産党議員に追及され、「容認とは言っていない」と前言を翻した。
矛盾の塊の翁長知事が二枚舌と批判されることは多々あった。
だが、一夜にして前言を翻すとは、二枚の舌の根も乾かぬうちに三枚目の舌を使ったのだろうか。
北部訓練場の年内返還に対し、翁長知事は知事公室長の舌を借りてこう弁解している。
「『歓迎』とは』言ったが『容認』とは言ってない」。
こんなへ理屈が罷り通るのが、沖縄2紙が支配する現在の沖縄の言論空間である。
とりあえず、本日は知事の「歓迎」発言の火消しに懸命の沖縄タイムス見出しを紹介しよう。
■一面トップ
知事「歓迎」発言は不適切
北部訓練場 ヘリパッド認めず
■二面トップ
知事、火消しに躍起
【「歓迎」発言 県に予想以上の波紋
政府「工事容認の言質」の声も
■社会面トップ
逮捕覚悟で森守る
訓練場内直接行動3週間
市民間で温度差も
機動隊 荷台乗り移動
建設業者車両に20人
資材搬入に63台
フェンスも新設
着陸帯工事
翁長知事「歓迎」発言は不適切 米軍ヘリパッド建設認めず
翁長雄志沖縄県知事は11日、米軍北部訓練場の早期返還を巡る政府方針に対し「歓迎」とした自身の発言は不適切だったと釈明した。県庁で記者団の質問に答えた。北部訓練場の返還は県の要望だとした上で、オスプレイが使用するヘリパッドの建設は容認できないとの従来の考えを改めて示した。
知事は8日に知事公舎で菅義偉官房長官と会談した際、訓練場の過半面積の年内返還を伝えられ、会談後、記者団に「歓迎する」と述べていた。
知事は発言の真意を「早く返ってくることは了解だとの意味だ」と説明。菅氏との会談の場では年内返還に関し「承った。諸課題は後日申し上げる」と伝えたと述べ「歓迎」との発言は適切ではなかったとした。
一方、11日の県議会米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)では、「歓迎」発言に関する質問が与野党から相次いだ。
謝花喜一郎知事公室長は、知事の発言に関し、「『歓迎』とはあるが、『容認』とは言っていない」と指摘。北部訓練場返還とヘリパッド建設に関し「知事のスタンスは変わっていない」と説明した。渡久地修氏(共産)の質問に答えた。
また、県はオスプレイの配備撤回を求めていることに加え、自衛隊ヘリを使った資機材の搬入や機動隊を投入した警備などを挙げ「信頼関係の問題もあり、直ちに容認とはならない」とも指摘。県政内にヘリパッド建設に反対の選択肢はあるかを問われ、「オスプレイの使用や強行的な工事の進め方などトータルで考えなければならず、まだ県政内で議論ができていない」と述べた。照屋守之氏(沖縄・自民)への答弁。
北部訓練場の約4千ヘクタールの返還はヘリパッドの建設が条件。菅氏は8日の会談で、年内の完成と訓練場の返還を明言した。これを知事が「歓迎」と評価したことから、知事がヘリパッド建設を容認したとの見方が出て、県内で波紋が広がっていた。
☆
>米軍北部訓練場の早期返還を巡る政府方針に対し「歓迎」とした自身の発言は不適切だったと釈明した。県庁で記者団の質問に答えた。北部訓練場の返還は県の要望だとした上で、オスプレイが使用するヘリパッドの建設は容認できないとの従来の考えを改めて示した。
前にも述べたが、沖縄2紙がばら撒いた「危険な欠陥なオスプレイ」がデマだったことが判明した現在、ヘリの一機種であるオスプレイ(旧型ヘリCH-47の後継機)の離発着に反対する方がおかしい。
>知事は発言の真意を「早く返ってくることは了解だとの意味だ」と説明。菅氏との会談の場では年内返還に関し「承った。諸課題は後日申し上げる」と伝えたと述べ「歓迎」との発言は適切ではなかったとした
日米安保を受け入れる翁長知事が、SACO合意によるヘリパッド建設を容認するのは誰の遠慮も要らないはず。 沖縄2紙や共産党ら「オール沖縄」の批判を恐れて「歓迎=承った」などと禅問答のような答弁は止めて頂きたい。
さもなくば、政府との「着地点」を反故にされるのみならず、「オール沖縄」からも見放される恐れがある。
>知事の発言に関し、「『歓迎』とはあるが、『容認』とは言っていない」と指摘。北部訓練場返還とヘリパッド建設に関し「知事のスタンスは変わっていない」と説明した。渡久地修氏(共産)の質問に答えた。
有権者には、苦し紛れの言い逃れとしか受取れない。
ちなみに菅官房長官は翁長知事との「ブラックボックス」の中の会談の模様をFBでこう述べている。
菅 義偉
こんばんは。
昨日、沖縄県の米軍基地、北部訓練場の返還の条件となっているヘリパッドの工事進捗状況を視察し、年内返還に向けてアメリカと交渉することを表明しました。
北部訓練場は、20年前にアメリカと沖縄の米軍基地の整理・統合・縮小に関するSACO合意において、ヘリパッド代替施設建設を条件に総面積の過半、約4000haを返...還することが決まっていましたが、
これまで一部のヘリパッドの工事が進まず、返還が実現していませんでした。
昨年8月に私が沖縄を訪れ、北部訓練場のある東村、国頭村の村長とお会いしたときに、できるだけ早く返還してほしいという要請を受けました。
その要請に基づいて、今年の7月から新たに4カ所のヘリパッドの建設に着手していましたから、昨日、その工事の進捗状況を視察しました。
工事が順調に進んでいることを確認したことから、年内返還に向けてアメリカと交渉することとしました。
北部訓練場の過半、約4000haが返還されれば、沖縄県内の米軍基地が2割減少して、基地負担が軽減されます。
また、訓練場の周辺の「やんばるの森」が先月に国立公園に指定されましたが、返還地についても国立公園への返還を早期に進め、地元が目指している世界自然遺産登録を通じ、地域振興にも大きく貢献することができます。
今回の沖縄訪問で地元の東村長、国頭村長、高江区長とお会いしましたが、早期の返還に評価をいただきました。
夜には翁長沖縄県知事と会談しましたが、その後の記者会見で翁長知事も早期返還に歓迎の意を表されています。
昨年の西普天間住宅地区の返還に続き、長年実現しなかった基地返還の好事例として、北部訓練場の年内返還の実現、さらに返還地の国立公園への編入といった地元の要望にできる限りの支援をしていきます。
また、普天間飛行場の移設先である辺野古に位置し、移設の影響を直接受ける久辺三区の各区長、
米軍のキャンプ・ハンセンとキャンプ・シュワブを抱える金武町長と宜野座村長と面会し、基地負担軽減や振興について意見交換をしました。
今後も担当大臣として、できることは何でもやる、という基本方針のもとで目に見える形で沖縄の基地負担が軽減できるよう全力を尽くしてまいります。
平成28年10月9日
内閣官房長官
菅 義偉
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【おまけ】
保存資料として
高江ヘリパッド「翁長知事は容認していない」 沖縄県議会で公室長表明
沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場ヘリパッド建設に対する翁長雄志知事の姿勢に関し、謝花喜一郎知事公室長は11日の県議会米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)で「以前と変わらず容認はしていない」と述べた。渡久地修氏(共産)、照屋守之氏(沖縄・自民)への答弁。
翁長知事は8日、菅義偉官房長官との会談後、米軍北部訓練場の年内返還の政府方針に関し記者団に「歓迎する」との認識を示していた。
謝花氏は軍特委で、知事に真意を確認したところ、県が配備撤回を求めているオスプレイがヘリパッドを使用することや、地域住民へさまざまな影響が出る可能性があるとして「高江のヘリパッドを容認と言える段階ではない」との考えを示したことを明らかにした。
翁長知事、移設工事容認を否定 北部訓練場年内返還「歓迎」発言 県議会特別委で謝花公室長
琉球新報 2016年10月11日 13:51
県議会は11日午前10時から、米軍基地関係特別委員会を開いた。8日に来県した菅義偉官房長官が翁長雄志知事との会談で、北部訓練場の約半分を年内に返還する方向で米側と交渉していると述べたことについて、翁長知事が会談後の記者会見で「歓迎する」と表明したことへの質問が相次いだ。この発言について、翁長知事は同訓練場の部分返還の条件となっているヘリパッド移設工事も容認したのかという質問に対し、謝花喜一郎知事公室長は「今朝知事にも確認したが、そういうことは毛頭ないと明言していた」と否定した。照屋守之氏(沖縄・自民)への答弁。
照屋氏への答弁で謝花氏は「高江のヘリパッドはオスプレイの使用にしろ、地域住民の日常生活、抗議活動などさまざまな課題がある中で、県がヘリパッド容認とは直ちに言える状況ではない」と述べた。
謝花氏は翁長知事が8日の菅氏との会談で、ヘリパッドでのオスプレイ運用や、強行的な工事の進め方など、従来政府を批判してきた点には言及しなかったことについて、知事に直接確認したとした上で、諸課題については、知事が後日、(菅氏に)申し上げたいと伝えた、と説明した。知事は「課題も認識している」ことから、菅氏本人には年内返還を「歓迎する」ではなく「承った」との表現で応じたと説明した。渡久地修氏(共産)への答弁。
照屋氏がヘリパッド移設計画に反対する選択肢はあるのかと質問したのに対し、謝花氏は「ヘリパッドでオスプレイが使われることには反対だ。工事が強行に進められている中で今、容認はできない」とした上で「県庁内で『反対か賛成か』という議論はできていない」とした。
【琉球新報電子版】
琉球新報 2016年10月9日 09:55
菅義偉官房長官と翁長雄志知事の会談は知事公舎で行われ、冒頭のみの代表撮影・取材で非公開だった。仲井真弘多氏ら歴代知事時代は、日米政府の高官との沖縄での会談は全公開(フルオープン)が通例で、「沖縄方式」と呼ばれたが、翁長県政になって冒頭のみで非公開の例が続いており、「沖縄方式」が崩れてきている。
沖縄県知事と日本政府高官らとの面談は、基地問題が議題になることがほとんどで、発言や挙動に注目が集まる。官邸での会談は政府主催のため、冒頭のみ公開が通常だが、県庁など県が主催する場では全公開が原則だった。会談後には囲み取材で会談内容について質問が出るが、双方で異なる内容の発言が出たり、微妙に言い回しが違っていたりする場合が少なくない。そのため記者側は全公開を求めてきた経緯がある。
9月の二階俊博自民党幹事長来県時は県庁での会談と知事公舎の昼食懇談会が持たれた。だが、ともに冒頭のみ。翁長知事は会食後に記者に対し「オープンにするかしないかは実質的な議論になろうかと思うが、今回は他意があるものでは全くない」と答えていた。