名護市長選でまさかの惨敗を喫した沖タイは、連日悔し涙の記事を掲載しているが、今日の子供向け新聞「ワラビー」でも、子供たち向けに「遠吠え」を掲載している。
実に見苦しい。
<名護市長選に渡具知さん
・・・投票した人への調査では、稲嶺さんに投票した人のうちの87・5%、渡具知さんへでも31・7%が「基地建設に反対」と答えました。 推薦(まま)した渡具知さんが勝ったからと、政府が好き勝手にしてよいわけではありません。>(11日付「ワラビー」)
菅官房長官のコメントを待つまでも無く「結果がすべて」のはずだ。
渡具知候補が圧勝したからといって政府が「好き勝手に」するはずは無い。 法令に基づいて工事は進んでいる。
むしろ法令無視で「好き勝手」にしている過激派といわれる反基地(極左暴力集団)を、「市民」などと報じて英雄に仕立て上げているのは沖縄タイムスではないか。
【動画】東京新聞・望月記者「名護市長選、消極的ではあるが(与党候補に)投票したという声が報道でも出ていた」 ⇒ 菅官房長官「結果が全て」
〜略〜
望月記者は「(移設)反対の市民や県民の意向が全く政府には顧みられなかった。どうせ埋め立て工事が進むならどのみちしようがない、結果として消極的ではあるが、目の前の生活を豊かにしてほしいという思いで投票したという声が、報道でも出ていた」と述べた。
その上で「これまで県民や市民に寄り添った判断が行われていなかったのでは、というのが選挙結果をみても感じられる」と主張した。
http://www.sankei.com/politics/news/180208/plt1802080019-n1.html
そういうことだ
消極的に選ばれたって言われたら落ちた方はより惨めになるよな
聞くまでもなく真摯に受け止める以外無かろうて
最後に残ったのに投票をする方法
つまり稲嶺陣営が否定されたって結果なんだけどね
叩くのは結構だが消極的連中すら取り込めず負けた奴の追い討ちにしかなってないのも同じ
さて、11月に予定されている県知事選の候補者は2期目を狙う翁長知事と6人の保守系候補者がノミネートされている。
沖縄タイムス+プラス ニュース
沖縄県知事選は、現職の翁長雄志知事(67)の任期が12月9日に満了となるため、11月中の選挙が想定されている。前回2014年の選挙で名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」勢力が誕生させた翁長県政と、県政野党となった自民党県連と政府・与党の全面対決となる。翁長知事の2期目立候補は既定路線との見方が大勢だ。対する自民は、県政奪還に向けた候補者選考を2月の名護市長選後に本格化する見通し。保守層からはすでに政治、経済、医療、教育など各層から候補者となりうる顔ぶれの名前が挙がっている。
■各層から6氏の名前が挙がる
自民県連は2017年8月、知事選の選考委員会を立ち上げる考えを発表。知事選の1年以上前に選考委を立ち上げるのは異例で、背景には翁長氏が基地で政府と対立する中で振興予算が減額されることなどへの保守層の強い反発がある。
仲井真弘多前知事の県政で副知事を務めた琉球大名誉教授の高良倉吉氏(70)は、かつて仲井真氏が勇退した場合の後継候補の有力者とされ、現在でも保守層から期待の声が上がる。自民県連会長を経験し、政府の信頼が厚い県議の翁長政俊氏(68)も豊富な政治経験が候補者に適任との意見があるが、那覇市長選の待望論もある。
保守系首長では宜野湾市の市長を務める佐喜真淳氏(53)の存在感が強く、知事選候補の有力者の一人。市長選で見せた無党派層の支持の強さが全県選挙でも生かせるとの見方がある。
自民県連は辺野古容認を17年4月にあらためて方針として明示しており、所属議員や協力関係にある人物は有権者に「容認色」が濃いと見られる可能性が高い。一方で、主要選挙で自民が必ず協力を求める公明は、県本が普天間の県外移設を求める立場のため、知事選候補の政策は公明への配慮が必須となる。
こうした状況から、政治以外の業界から候補者を擁立することで、基地問題とは別の政策で自公が一致し、協力体制を築くべきだとの意見もある。
医療・福祉界からは県医師会副会長の玉城信光氏(69)を推す声がある。仲井真県政で保健・医療・福祉分野の政策参与を務めるなど医療政策に加えて行政経験を生かす人材との評価だ。
圧倒的な知名度を持つ人物として、春夏甲子園を制した興南高校の野球部監督と学園理事長を務める我喜屋優氏(67)を待望する声も根強く、知事経験者が候補者の主要人物の一人と位置付けている。
経済界では元沖縄観光コンベンションビューロー会長の安里繁信氏(48)を推す動きがある。経済界からは数人の名前がささやかれ、県内選挙では珍しい例として県出身の現役の政府官僚の名前も注目される。
■市長選全敗も大型選挙で底力
翁長知事を支える「オール沖縄」は17年1~4月に宮古、浦添、うるまの市長選3連戦で全敗。辺野古が主要争点とならない首長選挙での「オール沖縄」への支持が広がりにくい壁にぶつかった。
一方、10月衆院選では全4選挙区のうち1~3区で勝利。改選前に保有していた4区は落としたものの、国政や県政の課題が問われる大型選挙での勢力の強さを見せた。
前回知事選で翁長氏は革新に加えて辺野古に反対する保守層が加わったことで大きな支持を得た。その後、県都・那覇では保守の中心だった市議会会派「新風会」が議長人事の混乱や市議選での苦戦で消滅し「オール沖縄」勢力の革新色の強まりが指摘された。
危機感を抱いた元新風会や市町村の保守・中道議員は政策集団「新しい風・にぬふぁぶし」を10月に結成。革新・中道の政党とともに2月の名護市長選に積極的に関わり、知事選への流れをつくりたい考えだ。(政経部・銘苅一哲)
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だが、すこし待って欲しい!
保守系候補者はいずれも帯に短し、襷にナントヤラ、ではないか。
浪花節の文句じゃないが「肝心な名前を忘れてはいないか!」
そう、仲井真前知事以外に次期県知事の適任者はいない。
「やり残したことの実現のため」を公約に、
もう一期沖縄のために頑張って欲しい!
増える“仲井真節”のファン
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)
保守系の会合で仲井真弘多前知事の登場する機会が多くなっている。10日の自民党沖縄県連「新春の集い」では乾杯のあいさつをし、翁長雄志知事について「ハーメルンの笛吹き男をほうふつとさせるようで、県民をどこに連れて行こうとしているのか意味不明だ」と批判した。
「ハーメルンの笛吹き男」の話は、ドイツの町ハーメルンにおいて1284年に起きたとされる出来事についての伝承である。ネズミが大繁殖して悩まされていたハーメルンの町で男が笛を吹くことでネズミを集め、退治した。ところが、町民が男に報酬を払わなかったため町に再び男が現れ、笛を吹いた。ついて来た子供たちと共に穴に入り、二度と出てこなかったという結末だ。
仲井真氏は「基地問題一つ取っても何も解決できない」と指摘。その上で、「自民党県連を中心に保守勢力が一大結集し、新しい沖縄創造のためにビッグバンを起こそう」と呼び掛けた。
「大勢の前であいさつすると元気が出る」とも語った仲井真氏は2014年の知事選後、しばらく公的な場に姿を見せなかったが、1年ほど前から大きな集会でよく登壇するようになった。忘年会、新年会、政治パーティーなどでは数多くの弁士が登場するが、保守系で最も盛り上がるのは仲井真氏であることは自他共に認めるところだ。
話の中身は、現知事に対する皮肉が多く、「現役時代を凌駕(りょうが)する切れ味がある」との評価も。
雑誌インタビューでは、翁長氏が「知事の仕事の約8割、9割は基地問題」と公言していることなどを根拠に、「この人物は意味不明です。ただ反対と叫ぶだけでは活動家のようなものではないですか」と厳しい言葉を並べる。“仲井真節”のファンは増えているようだ。
(T)