八重山日報 2月13日
米軍普天間飛行場の辺野古移設を推進する安倍政権の支援を受けた渡具知武豊氏が名護市長選で当選したが、基地反対派からは「市民は辺野古移設を容認していない」という声が上がっている。報道機関が実施した事前の世論調査で、移設反対の有権者が圧倒的に多かったためだという◆菅義偉官房長官の記者会見でも東京新聞の記者が「どうせ埋め立て工事が進むならしようがない、結果として消極的ではあるが、目の前の生活を豊かにしてほしいという思いで投票したという声が、報道でも出ていた」と質問した◆そもそも、名護市長選は辺野古移設の住民投票ではなかった。有権者は辺野古を含め、経済、福祉など、多角的な観点から候補者の優劣を判断したはずだ。辺野古だけが唯一の争点であるかのように喧伝した基地反対派が、移設反対の現職、稲嶺進氏の落選という結果を受けて、自縄自縛に陥っただけである◆世論調査は大事だが、その結果を選挙結果と同列に論じ「民意は選挙結果と違う」と主張するのもおかしい。敗因を冷静に分析しなければ民意から置き去りにされるだけだ◆記者の質問に菅官房長官は「選挙は結果がすべて。相手候補は必死に埋め立て阻止を訴えたのではないか。民主主義の原点が選挙だ」と指摘したが、正論である。
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■ネットのコメント
道断だが、立憲民主党の「民主」はそもそもの嘘であろう。
5 名前:あなたの1票は無駄になりました[] 投稿日:2018/02/06(火) 07:38:39.68 ID:kZDiPrU6O
◆名護市長選の前回から今回までの基地問題と経済面の変遷
1.辺野古沿岸の漁協全てが漁業権を放棄する
2.漁業権が放棄されたので岩礁破砕の許認可自体が不要になる
3.沖縄県が裁判で全敗して辺野古移設を止める手段がなくなる
4.切り札の土砂規制条例も那覇空港と同じ土砂を使われて意味がなくなる
5.名護市のホテルや飲食店の8割が辺野古移設の工事関係者で埋まる
6.辺野古の隣接地区に政府が交付金を支給。消防団の消防車とゴミ収集車が最新型になる
7.日本ハムから老朽化した市営球場の改修をお願いされるが無視する
8.日本ハムがキャンプ地を移転して経済損失が20億円を超える
9.平成29年度の道路工事の入札が全て不調で工事が次々と延期になる
10.約40年前に作った下水道の老朽化が進んで一部の施設が立入禁止になる
11.給食センターを作ります→建設計画を立てないで県内唯一の無給食地帯になる
12.病院を作ります→建設計画すら立てないで一切この件に触れなくなる
13.パンダを名護市へ誘致します→そもそも名護市には動物園がありません
そら負けますわ
【おまけ】
沖縄2紙が決して報じないニュース。
【宜野湾市】北朝鮮による拉致事件の解決を訴える舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」(主催・政府拉致問題対策本部、宜野湾市)の公演が10日、宜野湾市民会館で行われ、市民ら約500人が会場を訪れた。この舞台劇は、拉致事件に関心を持ってもらおうと2013年から全国各地で公演されている。沖縄では2016年の浦添市に続き2回目。
公演に先立ち、歌手の山口采希さんが自作曲を披露し、観客の涙を誘った。
舞台劇では、横田めぐみさんが拉致されるシーンや、北朝鮮で洗脳教育を受けた後、精神を病むシーンなど、ショッキングな描写もあった。