狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

デニー・りま談合糾弾訴訟、弁護士の解説

2020-11-10 19:08:23 | 翁知事国連演説訴訟

 

プロフィール画像

【参考】

■被告側が確認したデニー知事の違法性とは、次の3点。

①委託受諾者の徳森りま、鈴木りえ両氏に対する人件費が規定より以上に多額支払われている。⇒県費の乱用

②委託業務が途中で変更されているが規定によると、変更届を出すべきだが、実際は届け出ていない。

③県は委託業務が完了して、委託内容をチェックして初めて委託費用を支払うべきだが、業務の終了を待たず、9割近くを支払っている。⇒県費の乱用

 

■徳森りま氏とデニー知事の只ならぬ関係

徳森りま氏は雑誌『論座』で、デニー氏を知事選候補として見つけ出したのは、彼ら徳森氏や元山氏などのNDがらみの人たちやSEALDs RYUKYUの人たちであって、翁長氏の「遺言」ではなかった、と記述している。

その後、徳森氏はデニー知事が就任した後も、デニー氏の「私設秘書」とよばれるほどの側近となっている。

デニー知事と徳本りま氏の只ならぬ関係は明々白々である。

これでは、徳森氏の関係会社に随意契約により業務委託したのは、知事選の論功行賞と言われても仕方がない。

※【おまけ】

■論功行賞

※徳森りま氏は朝日の「論座」(2019年06月22日)で次のように述べている。

大学院を修了後、「島ぐるみ会議」という沖縄の市民団体に事務局スタッフとして関わり、名護市・辺野古へ座り込みに行く市民らの支援や、故・翁長雄志前県知事が国連人権理事会へ参加した際の随行サポートを行った。
機動隊に力づくで市民が排除されていく抗議活動の現場に毎日通い、21世紀の日本で起きている国家的暴力を目の当たりにした」
https://webronza.asahi.com/journalism/articles/2019061800003.html?page=2

急死した翁長知事の後継候補者が決まらない革新陣営にしびれを切らして、候補にも登っていなかったデニー氏を「市民候補」として担ぎ上げようと元山氏らと動きはじめる。

「翁長知事が亡くなって数日が過ぎた後も、知事選の候補者選考は一向にまとまらず県民は気を揉んでいた。そうした中、「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎さんやSEALDs RYUKYUで活動していた後輩から、一緒に会って話をしたいと声をかけられた。
実は、2018年春に翁長知事のがんが明らかになった時に、市民の間では後継者候補として当時衆議院議員だった玉城デニー氏の名前がささやかれていた。しかし、政党や組織からなる「調整会議」の人選関係者の間で彼の名前が議論されることはなかった。そのことが頭の片隅にあった私は、集まりの中で事情を話してみた(徳森前掲)

つまり、デニー氏を知事選候補として見つけ出したのは、彼ら徳森氏や元山氏などのNDがらみの人たちやSEALDs RYUKYUの人たちであって、翁長氏の「遺言」ではなかったようだ。
現在、この徳森氏は就任した後も、デニー氏の「私設秘書」とよばれるほどの側近となっている。

【おまけ】2

多様性が発展させる民主主義https://dot.asahi.com/dot/2018100400082.html?page=2

「新時代沖縄」をつくるポジティブパワー

徳森りま NGO「ちむぐくるアクション」発起人

 2018年8月に南米から帰国すると、間もなくして翁長知事が急逝した。沖縄島は例えようのない深い悲しみに包まれた。翁長知事は、保守、革新、無党派の立場を問わず、「オール沖縄」で県民が心を合わせることの大切さを説き、実際に取りまとめることができた偉大な政治家だった。失って改めて、これまで県民の先頭に立ち、知事として沖縄の問題を一身に請け負って巨大な権力と闘ってきた翁長氏の存在の大きさと尊さに、大勢の人々が気づかされた。埋め立て承認撤回の裁判、さらに迫り来るであろう政府の横暴に、どうやって沖縄は対抗していけばいいのか。悲しみと不安に多くの県民がうなだれた。

 翁長知事が亡くなって数日が過ぎた後も、知事選の候補者選考は一向にまとまらず県民は気を揉んでいた。そうした中、「辺野古」県民投票の会代表の元山仁士郎さんやSEALDs RYUKYUで活動していた後輩から、一緒に会って話をしたいと声をかけられた。数人程度の集まりだと考えていたら、予想に反して20人弱にまで膨れ上がった。そうして集まった10~30代のメンバーで、これから自分たちが沖縄を守るためにどうしたらいいか、どんな政策が必要か、誰を知事にしたいかを、とことん話し合った。

 実は、2018年春に翁長知事のがんが明らかになった時に、市民の間では後継者候補として当時衆議院議員だった玉城デニー氏の名前がささやかれていた。しかし、政党や組織からなる「調整会議」の人選関係者の間で彼の名前が議論されることはなかった。そのことが頭の片隅にあった私は、集まりの中で事情を話してみた。

 はじめは、「玉城デニーって誰?」「僕は安室奈美恵ちゃんが知事になったほうがいいと思う」などと話していたメンバーだったが、

・・・ログインして読む

 

■支援金のお願い■

 当日記管理人は、沖縄県らを相手取って複数の裁判を係争中です。 代理人弁護士には手弁当でご協力いただいていますが、訴訟費用の資金難で交通費、宿泊代などの実費支払いも厳しい状態です。

皆様の支援金ご協力をお願いいたします。(事務整理上一口1000円以上をお願いしますが、勿論金額の多寡は問いません)

 

支援金お振込先

お振込先  ゆうちょ銀行から振り込む場合

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 名義:沖縄県政の刷新を求める会
  • 記号:17010
  • 番号:19246121
  •  

ゆうちょ銀行以外からお振り込む場合の振込先 

  • 金融機関:ゆうちょ銀行
  • 金融機関コード:9900
  • 預金種目:普通
  • 名義:沖縄県政の刷新を求める会
  • 店名:708(ナナゼロハチ店)
  • 店番:708
  • 番号:1924612

 沖縄県政の刷新を求める会   

 

 ⇒最初にクリックお願いします

 

 

コメント (4)

我那覇真子の現地報告、トランプが退場してもアメリカの分断は終わらない

2020-11-10 07:36:43 | マスコミ批判

 

 

米大統領選、我那覇真子の現地取材

トランプが退場してもアメリカの分断は終わらない

アメリカの政党政治-建国から250年の軌跡 (中公新書)
アメリカ大統領選挙ではようやくバイデンが勝利宣言したが、彼が誓ったように「分断するのではなく団結させる大統領」になれるかどうかはわからない。トランプはアメリカ社会の分断の原因ではなく、その結果だからである。

アメリカの政治システムは「三権分立」といえば聞こえはいいが、バラバラである。大統領には法案提出権も予算編成権もなく、宣戦布告もできない。立法するのは議会だが、上下両院のねじれが恒常化している。今回の下院議員選挙では民主党が過半数を守ったが、上院では共和党が過半数を取り、今後もねじれが続く見通しだ。
 


民主党も共和党も、他の国の政党とはかなり異質な組織である。トランプは2016年の大統領選挙に出馬したとき共和党員ではなく、サンダースも民主党員ではないが、予備選挙に勝てば大統領候補になれる。組織も指揮系統も地域ごとにバラバラの個人の集合体なのだ。

この状況を変え、大統領の権限を強化したのがルーズベルトだった。彼は戦時体制で「ニューディール連合」をつくり、議会の多数派を民主党が占めた。戦後アメリカ経済は急速に成長したので、その恩恵を貧困層に分配する「大きな政府」が半世紀にわたって主流になり、共和党が上下両院で多数派になったのは2回だけだった。
 


しかしベトナム戦争やスタグフレーションで1970年代には政府への信頼が失われ、レーガン大統領が「小さな政府」を提唱して、共和党が連邦議会の多数派になった。他方で貧富の格差が拡大し、オバマ大統領がマイノリティの支持を集めて当選したが、連邦議会は共和党が多数のままで、提出された法案の成立率はわずか2.7%に低下した。
 
【追記】
 
 
⇒最初にクリックお願いします
コメント (8)

トランプ氏まさかの大逆転も!? そのシナリオとは…

2020-11-10 00:51:24 | マスコミ批判

 

トランプ氏まさかの大逆転も!? そのシナリオとは…激戦となった米大統領選 今後の展開を木村太郎が徹底解説

配信

FNNプライムオンライン

「負けました」木村太郎が予想できなかった結果

宮根誠司キャスター: トランプさんより前に敗北宣言、しますか? 木村太郎氏: 負けました。僕はね。トランプは負けてないって言っているけど、僕は負けた…。 Mr.サンデーのスタジオに、トランプ氏の勝利を予想していたジャーナリストの木村太郎氏が参戦。宮根キャスターが核心を突くと、木村氏はいつになく弱腰な口調でこう述べた。 今回の選挙戦について改めて問われた木村氏は、バイデン氏の強さを認めた上で… 木村太郎: バイデンが7400万票、トランプが7100万票、過去にない得票数を2人で取っているんですよ。こんな選挙はなかった。 両党ともに、過去にないほどの得票数が生まれた選挙戦だったと振り返った。

「選挙人算定法」を逆手に取ったトランプ大逆転のシナリオ

接戦を制し、勝利が確実に見えるバイデン氏。だが、実はトランプ氏が合法的に逆転可能なシナリオがあると木村氏は語る。 これは、約130年前に制定された選挙人算定法の承認領域条項の一文を抜粋したものだ。 選挙人集会(今年は12月14日)の6日前までに様々な処理が済んでいれば、州議会の決定はその州の最終決定になることを定めている。 木村太郎氏: これは環境がそろえばOKですと決めている法律なので、逆に読まなきゃいけない。この日に間に合わなかったら、一般投票の選挙人選出はパーになりますと。後は州議会で決めなさいという法律。 トランプは裁判に持ち込むぞと言っているが、裁判に勝たなくてもいい。長引かせて、揉めてこの日(12月8日)まで決着がつかないと、こちらの過程にうつっていく。 仮にトランプ氏がこの作戦に成功した場合、今度は州議会の投票が行われる。 激戦のペンシルベニア州やウィスコンシン州、ミシガン州、ジョージア州では、共和党の議席が民主党の議席より多く、共和党有利の状況になる。 州議会の決定次第では、トランプ氏の大逆転という可能性が残っているのだ。 宮根誠司キャスター: これからの大統領選では、接戦になれば「ゴネ得」ということになりませんか? 木村太郎氏: 民主党側は、これをトランプのクーデターと呼んでいるが、全部合法なんですよ。 「合法的逆転」があり得るこの状況。州議会での選挙に持ち込めたら、果たして思惑通り票が入るのだろうか? 宮根誠司キャスター: 州議会の選挙人はトランプを選ぶのが自然? 木村太郎氏: それは分からない。 宮根誠司キャスター: それ当ててよ! まだまだ米大統領選から目が離せない。 (「Mr.サンデー」11月8日放送分より)

Mr.サンデー

【関連記事】

コメント (1)